3/20の撮影日記
本日は横浜のマリンタワーの近くにあります「M」にて撮影でした。
今回は「M」のスタッフとしての撮影でしたので
久々にちょっと緊張しました。
現場についてスタンバイしているとカメラマン仲間のF女史がいるではありませんか!
彼女とは某写真事務所で同期カメラマンでありまして
今回の撮影にあたり彼女からいろいろとアドバイスをいただきました。

彼女のアドバイスによりますと
「とにかく冒険をしないで無難な撮影をすること!」
「100点の写真90枚と60点の写真10枚よりは、70点の写真を100枚撮ってね!」
ということでした。
まさにブライダルフォトグラファーを始めた10年前と同じ撮り方をすればいいとのことで
ちょっとがっかり。

会場としてもおしゃれな場所ではないし
仕方がないのかな?
ついついパークハイアットなんかと比較してしまいまして
瞬間的に脱力感を感じたのは否めないのですが
新郎新婦に会ってから一新しました。

今回の新郎さんは42歳、新婦さんは27歳
控え室で新郎新婦に挨拶をして、要望を確認したところ
 
「今回は予算の都合で派手な余興はしないのですが、その分素敵な思い出として
 写真に期待しております。」

と伝えられまして、俄然やる気がでてきました。
やっぱり写真にたいして思い入れを持ってくれていると
カメラマンとしても嬉しい限りです。

新郎さんは「よいこ」の有野さんにた雰囲気で
優しさが体中からあふれています。
お色直しの合間の休憩中にも
他の組の挙式に列席した見ず知らずの子供たちと
楽しそうに戯れていました
その子供たちから花をもらったり。ガムをもらったり楽しそうでした(笑)
子供たちが寄ってくるっていうことは
きっといいひとなんだろうな・・・
なんて感じたりして(笑)

新婦さんはパッチリ二重のキュートで可愛い方でした。
ウエディングドレスは前日までかかって手作りで作ったそうで
マリアベールがとってもお似合いです。
つねにカメラの位置を察知してくれて
カメラを向けると絶妙なタイミングでカメラ目線を下さる
勘のいい女性でした。

こんな感じの二人ですので
私の撮影もスペシャルモードに突入しました。
新郎新婦は常に笑顔で
まさに結婚式を楽しんでいました♪
年の差を感じさせずにいつもラブラブといった感じで
ちょっと羨ましいかも・・・
沢山の幸せがあふれ出していたので
こちらも幸せのおすそ分けをいただきながら
頑張ってシャッターを押しました。
キャプテンも介添えさんも協力的だったので
充実した写真が撮れたはずです。

お金をかけて豪勢ではあるけれど
二人がまったく楽しめない結婚式よりは
豪勢ではないけれど
二人と列席者の方が楽しめる結婚式の方が
絶対に素敵であると実感した一日でした。

15歳年下の花嫁さんか・・・
いいなぁ~
私も頑張って素敵な嫁さんを見つけなきゃ(笑)

by eos.1 | 2005-03-21 09:34 | ブライダル撮影日記 | Trackback | Comments(1)
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Commented by 和田歩人 at 2005-03-21 22:08 x
毎日のように結婚式に立ち会って、写真を撮りつづけてもまだ
新しい発見があって、それが仕事への情熱になるんですね。
すばらしいとおもいます。年々、合格発表への緊張感が
なくなりつつあるので、おいらもなにかそういうものを見つけないと
いけませんね。
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