June 25, 2009

イバのおじさん

現実の世界に戻り8時間勤務。
なんてことはなかった。
1日が終わった。

単身赴任先のアパートに戻り茨城清志氏のブログを見ると
テッドさんのことが何回かに分かれて書かれていた。
告別式のことも…。

出ていた写真を見て、じわっと涙が出た。
葬式に行けなかった自分だが、
心の中に氏を偲ぶ気持ちが強くあると再確認したというか…。

この頃イバさんのブログをたまに読むが、
業界から何年も消えて、そしてカムバックを果たしたことは
見事だと思う。

茨城さんは若い頃の私にとって羨ましい存在だった。
いまから30年も前、アメリカのプロレスの写真を撮って
フィルム1本3万円の条件で仕事をしていたのだから凄い。
経費は別に出ていたというし、一晩に30万円ぐらい荒稼ぎしていた。

30年前の30万円、いまの貨幣価値にするといくらぐらいだろう?

イバさんのエピソードは当時の先輩たちからたくさん聞いたし
メキシコの女子プロレスラーからも、かなり笑えるのを聞いた。

ファイトの井上さんなど「イバ公」などと呼んではかなり遊んでいた。

もう10年以上前だがイバさんと井上さんと3人、旅先で
行動をともにしたことがある。
ティファナからロサンゼルスに向かう途中、
ドライブインに寄った。

アメリカのレストラン。
箸などあるわけがないが井上さんがウエイトレスを呼んで
「チャプスティックないですか?ここの人チャイニーズなんで
ナイフとフォーク使えないんです」とイバさんを指差す。
イバさんは「まったくうるさいなぁ、もう」とか言いながら
井上さんになめられっぱなし。
調子に乗る井上さんは今度は他のウエイトレスに
「エッグロールありませんか?コイツはチャイニーズだから…」
とおっぱじめた。

イバさんは真っ赤になって恥ずかしそうにしていて
私は笑い転げている。

なつかしいことを思い出した。




jimmysuzukiusa at 11:11 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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