『YZF-R1』07年モデルの設計を経験して感じたのは、「自分の仕事が様々な人に支えられている」こと。設計チームの仲間だけではない。実験部門、生産部門の人々、良いマシンをつくるため自然に力を合わせる一体感がヤマハ発動機にはある。『YZF-R1』のイベントなどを通してマシンに愛着をもつ多くのお客様と接したことも大きな励みになった。
今、大隅が担当しているのは、ビッグスクーター『T-MAX』08年モデルの車体設計。新しい分野でまだ勉強することも多いが、R1開発で困難を乗り越えてきた経験が活かされている。
「今後はさらに設計の幅を広げ、ゆくゆくは女性が乗りやすいオートバイを設計するのが夢ですね」。
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仕事ではスポーツバイクに打ち込み、休日はオフロードに熱中していると語る大隅。大好きなバイク三昧で毎日が充実している。
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