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庄原赤十字病院:産婦人科医不在 市議会で市長「確保へ、奨学金創設を検討」 /広島

 庄原市の中核医療施設、庄原赤十字病院で産婦人科医師が不在となっているなど医療体制の再整備が急務になっている問題で、滝口季彦・庄原市長は23日開会の同市議会本会議で「赤十字病院の産婦人科、小児科、麻酔科医確保のため、市独自の奨学金制度を創設するよう具体的な検討に入った」と説明した。

 この日から始まった一般質問で、藤木邦明議員(共産)の質問に答えた。滝口市長は「赤十字病院、市医師会、市の三者連携で独自の奨学金制度を来年度から施行すべく、準備中」と答えた。

 同市議会は今回の一般質問から一問一答方式を導入した。会期は7月2日までの10日間で、29日に市国保条例一部改正、市老人集会所設置・管理条例一部改正、市営住宅設置・管理条例一部改正など14議案を提案、審議する。【小原勝】

毎日新聞 2009年6月24日 地方版

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