June 24, 2009

カオルーン(九龍)

ビクトリアピークの次はカオルーン(九龍)。
息子が本で見つけたという「ベスト・ヌードル」の店は
JORDAN駅の近くということで、
エアコンのビッシビシ効いた地下鉄でJORDAN駅へ。

地上に出るとうだるような暑さ。気温は大したことないが
湿気がもの凄い。東京もそうだがドライな暑さのダラスに慣れている
から湿度の高さには参る。

本に出ていたヌードル屋は潰れたのか名前が変わったのか
結局見つからず、家族全員、空腹に加え暑さに参っていたため
「この辺で食べよう」と適当な店に飛び込んだ。

3つ星クラスのホテルにつながっている海鮮レストランでの飲茶は
なかなか美味しかった。

食事を終えてまた歩きはじめるが、とにかく暑い。
風水の店をやっとの思いで見つけるが
売っている本などすべて中国語。即座にあきらめた。

息子は4時に香港在住の友達とWホテルで待ち合わせが
あるのでそれに間に合うように帰らないとならない。

気の毒なのは75歳の母。23歳や16歳のペースで振り回されたら
たまらないだろう。
「老人もいるんだし若者のペースで歩きまわされたらかなわない」
クソ暑さでついに私がぶちきれて「タクシーで帰ろう」となった。

仕切りを任されていたはずが、親父に口出されへそを曲げた息子は
「僕だけ電車で帰るよ」と言い出すが、JORDANからカオルーン駅までは
乗換えが面倒な上にかなりグルっと遠回りしなければならないから
タクシーの方が便利と私が説明するとやっと納得した。

山登りは遅い人間に合わさなければ駄目だ。観光も同じ。

いったんホテルに戻り、今度は息子抜きで出かける。
娘が行きたがっていた花屋街&鳥屋街へタクシーで。
ところが降りてからやたら歩いた。

花屋や鳥屋を見たあとぶらぶらするが、とにかく暑い。
家内が「コーヒーショップに行こう」と言い出す。
すぐに見つけた店は思いっきり貧相。家内が
「こんな店は入れないわ」と駄目出し。
たしかにやばそうなほどボロボロの店。

まともな店がすぐに見つかるかと思いきや
15分ぐらい歩いてまだ見つからず、イライラ絶頂。
そしてやっと見つかったのが甘味屋みたいなところ。
マンゴプリンや香港スタイルのみつ豆みたいなのをいただく。
この店の冷房の寒さは凄まじい。いやー素晴らしい。

甘味屋のあと今度は女人街へ。
私は退屈だが付き合うしかない。

最後はまたタクシーでホテルへ戻り
隣接した「エレメント」というモールの中にある
中国料理屋で今回の香港旅行の最後のディナー。
昼食でたらふく食べたので夜は軽めで
私と家内、母が蝦ワンタン麺。
娘が葉っぱに包まれたスティッキーライス。
それと蒸し鶏をみんなで分けて食べた。

翌朝は8時20分発のフライトとあり5時起き。
ビジネスクラスが3席しかなかったので
私と家内、母がビジネスクラスで成田へ。
そして子供たちはエコノミーということになった。

母と娘は成田どまりで、
息子と家内はそのまま乗り換えてアメリカに行く形。
私はその時点でどっちにするか迷っていた。

長距離に乗るのは家内と息子だから
息子をビジネスに乗せて母がエコノミーという
ことも考えられたが、そこは母に敬意をはらい
母にビジネスクラスに乗ってもらうことにした。
まだ23歳の息子だからこの区間エコノミーだとしても
体力的には問題がない。

ビジネスクラスの食事は
オムレツか飲茶かシリアルの3通り。
で、飲茶を選択。丸2日チャイニーズばかり食べて
また飲茶を食べる私はチャイニーズ大好き。
家内はさすがに疲れたのかオムレツを選択していたようだ。

成田に到着。
娘は東京の母のところに2週間ぐらい滞在するわけだが、
その時点で私は東京に1泊するか家内や息子とともに
アメリカに帰るか迷っていたが、結局東京に一泊を選択。

父の見舞いに行って、それから赤羽で飲みに行った。






jimmysuzukiusa at 00:09 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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