ダル　夏を乗り切る中５日ドームローテ！

　ハーラー単独トップの９勝を挙げている日本ハム・ダルビッシュに２６日のリーグ戦再開後は中５日での登板プランが急浮上してきた。

　「（最終的には）監督と話し合って決めることだが、個人的にはすべて中５日で回せばいいと思っている」と吉井投手コーチ。２０日の広島戦（マツダ）は７回３安打１失点。完投ペースの８４球ながら余力を残して交代したのは、今季初の中５日でリーグ戦再開となる２６日のロッテ戦（千葉マリン）に先発起用したい意向からだった。

　首脳陣はＷＢＣでの激闘によるエースの疲労を考慮して開幕からここまでは中６日を厳守してきた。しかし、疲労がほぼ回復した交流戦に入ってから調子は上昇。現在は９勝（２敗）、防御率１・２１、８８奪三振とリーグ投手部門３冠で、これならば中５日も問題ない。しかも２６日の登板後も中５日で回せば、２日・楽天戦（札幌ドーム）、８日・西武戦（西武ドーム）、１４日・ソフトバンク戦（ヤフードーム）、２０日・ロッテ戦（札幌ドーム）と夏場にすべて室内球場で登板できるのは大きい。

　７月２４日には札幌ドームで球宴第１戦が開催され、ここでも中３日での登板が可能となる。「球宴も考えながらローテをつくらなくていけない」と同コーチ。ダルビッシュも「言われたところで投げるのが投手」と話しており、中５日に異存はない。 【日本ハムグッズ】

[ 2009年06月23日 ]