乳幼児期の集団予防接種で注射器を使い回されたためB型肝炎ウイルスに感染したとして国に損害賠償を求めている全国B型肝炎訴訟で、広島弁護団は17日、山陽・四国地方の患者を対象とした電話相談を受け付ける。
弁護団によると、広島地裁には計47人が提訴。16日に追加提訴した宮長浩之さん(41)=岡山市中区=は「ほかの原告の話を聞き自分だけの裁判ではないことを知った。B型肝炎患者全体の救済のため多くの人に参加してほしい」と話している。
午前10時―午後4時。電話相談は=電話082(511)7382または7383。常設の弁護団事務局=電話082(573)1900。
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