2009年6月20日(土)
2009年06月18日15時19分
山林にライターで火を放ったとして消防団員が逮捕された事件で、森林法違反の罪に問われた香取市消防団員だった無職、石井正寿被告(34)の判決公判が17日、千葉地裁であり、渡辺英敬裁判長は懲役3年執行猶予4年(求刑・懲役3年)を言い渡した。
渡辺裁判長は量刑理由で「広範囲に燃え広がる恐れがあり危険性の高い犯行。近隣住民に与えた不安は計り知れない」とした一方で「反省している上、精神発達遅滞が犯行に影響した可能性もある」として猶予刑が相当とした。
判決によると、石井被告は2月8日午後2時半ごろ、香取市織幡の山林内で、ライターを使って枯れ葉に火を放ち、植林された杉の木など約560平方メートルを焼失させた。
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