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元行方署員に3年6月求刑 |
2009/06/18(木) 本紙朝刊 第1社会 A版 23頁 |
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土地購入を装い警察共済組合から現金をだまし取った上、留置人の預かり金を盗んだとして、有印私文書偽造・同行使と詐欺、窃盗の罪に問われた水戸市小吹町、元行方署巡査長、小川貴之被告(38)の論告求刑公判が17日、水戸地裁(鈴嶋晋一裁判官)であった。検察側は「警察官に対する国民の信頼を傷つけた責任は重大」として懲役3年6月を求刑した。
検察側は論告で、「パチスロや不倫相手との交際費に金をつぎ込み続けた結果、消費者金融に多額の借金ができ、金に困って犯行に及んだ」と指摘した上で、「動機に同情の余地はなく、職務を利用した犯行は悪質で言語道断」とした。
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