広島市の路上で女性を押し倒し、大けがをさせ、わいせつな行為をしたとして、19日、中国人の男が強制わいせつ傷害の罪で起訴されました。裁判員制度対象事件で外国人が起訴されるのは県内で初めてです。
起訴されたのは、広島市西区楠木町に住む中国人で元専門学校生の艾立斯被告です。
起訴状によりますと、艾被告は、先月8日未明、楠木町で歩いて帰宅していた会社員の女性を背後から押し倒し、左手首の骨を折る大けがをさせた上、スカートの中に手を入れ太ももを触るなどしたとして、強制わいせつ傷害の罪に問われています。
裁判員制度対象事件で外国人が起訴されるのは県内で初めてで、裁判員は中国語の通訳を介して審理します。
広島地検は、艾被告に7件前後の強制わいせつの余罪があるとみて今後立件する方針です。(6/18 19:37) |