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教育局職員が着服 15年免許状ない教諭も 道教委発表 (06/18 07:32)

 道教委は17日、経理を担当する所管団体の会計口座から約126万円を着服したとして、上川教育局の男性主任(33)を免職とするなど6件10人の懲戒処分を発表した。

 主任は2007年7月から1年4カ月間、上川管内21市町村の体育協会でつくる上川管内体育協会連絡協議会の口座から計28回、現金を引き出し、生活費に充てた。全額を返済したが、同協議会は告訴を検討している。通帳と印鑑は主任が保管していた。道教委は監査がずさんだったとして、小野寺敏光・学校教育局長ら当時の上司4人の監督責任も問い、いずれも戒告とした。

 このほか、教員免許状がないまま15年間、四つの中学校で社会科を教えていた渡島管内の男性教諭(45)を停職3カ月とした。男性教諭は、当初小学校に勤務。1993年秋、教委に提出した履歴書類に中学校の免許状があるとうその記載をし、94年4月、中学校へ異動した。教諭は中学校の教員免許状取得に必要な資格は持っていたが、実際に教えるために必要な免許状を道教委から取得していなかった。

 また、無免許運転を3年間続けた胆振管内の中学校教諭(49)を停職3カ月、車で通行人をはね重傷を負わせた道教委主事(43)を減給2カ月、信号無視による衝突事故で相手に重傷を負わせた石狩管内の特別支援学校の教諭(36)を減給1カ月、投げたパイプいすが床ではね、生徒に軽傷を負わせた十勝管内の中学教諭(41)を戒告とした。

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