日本人も「見世物」だった!ー判明したNHK捏造「人間動物園」の真実 (付:6・20NHK包囲デモの呼び掛け)
2009/06/19/Fri
■高まる不信感ー放送二ヵ月後のウソの上塗り
NHKは六月十七日、「シリーズJAPANデビュー/第1回『アジアの“一等国”』」(四月五日放送)の偏向内容に対する批判を受け、事実関係の「説明」を同番組のホームページで行った。
【参考】シリーズJAPANデビュー 「アジアの“一等国”」に関しての説明
http://www.nhk.or.jp/japan/pdf/asia.pdf
「一次史料や研究者への取材に基づいて制作しています。特定のイデオロギーや歴史観に基づくものではありません」と相変わらず主張。これまでの「読み込んだ」から「丹念に読み解いた」へと表現は後退しているものの、二万六千冊の総督府文書も読んだとことを強調することも忘れなかった。
説明内容は基本的には従来国会議員や視聴者に対して行ってきたとおりだが、新根拠をまぶすなどでボリュームはさらにアップしている。批判封じのため、番組制作後に慌てて説明を案出するNHKの姿が浮かび上がるが、事実の歪曲や捏造はそう簡単に粉飾、隠蔽できるものではない。
「一般の視聴者にも、きちんと説明した方がよいと考えた」と「説明」の動機を語る日向英実放送総局長。どうせなら黙って逃げればいいものを、放送から二ヶ月以上経つ今になり、さらに多くの視聴者の前でウソの上塗りを行い、NHKへの不信感をさらにいっそう高めさせている。
そこでこの「説明」内容を検証したい。今回はもっとも視聴者に対してショックを与えたであろう「人間動物園」についてだ。
■NHKはウソには限界が伴うことを知れ
番組は一九一〇年にロンドンで開かれた日英博覧間を取り上げ、次のようにコメントした。
「日本は、会場内にパイワンの人びとの家を造り、その暮らしぶりを見世物としたのです」「当時イギリスやフランスは、博覧会で植民地の人びとを盛んに見せ物にしていました。人を展示する『人間動物園』と呼ばれました。日本は、それを真似たのです」。
そしてこれについての「説明」はこうだ。
―――イギリスやフランスは、博覧会などで被統治者の日常の起居動作を見せ物にすることを「人間動物園」と呼んでいました。
―――フランスの研究者ブランシャール氏が指摘するように「野蛮で劣った人間を文明化していることを宣伝する場」が人間動物園です。
―――番組は、日本が、イギリスやフランスのこうした考えや展示の方法を真似たということを伝えたものです。
「英仏には人間動物園と呼ぶ宣伝の場があった」→「日本はそれを真似た」→「だから日本は人間動物園を行った」との論法だ。
だがNHKは日本が「人間動物園」と称する催しを行った証拠を示せないようだ。そこで最近は「番組では日本がこの展示を『人間動物園』と呼んだとはコメントしていません。イギリスやフランスを『真似た』と伝えています」(中山成彬議員に対する河野ディレクターの回答)などと釈明するようになっている。
もっとも「コメントしていない」はウソだ。番組は「見せ物」にされたと言うパイワン族の記念集合写真に間違いなく「人間動物園」とのテロップを付している。
ウソには限界が伴うと言うことを、NHKは学ばなければならない。
■「人間動物園を真似た」は明らかな歴史捏造
ところが今では一九一〇年の時点で「人間動物園」との言葉は存在しなかったことが判明している。NHK自身が参考文献として挙げるブランシャール氏編の『人間動物園』の英語版の後書きには、その言葉は、この書を編集した人びとが作ったとの経緯を伝えているのだ。つまり二〇〇〇年頃の新造語と言うことだろう。
従って「人間動物園を真似た」と言うのはウソだったと言うことになる。
【参考】「人間動物園」はやはり捏造!ーNHKの「参考文献」が明かした事実
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-790.html
そのことを知らないはずがないNHKは、おそらく「ブランシャール氏ら今日の研究者が言う『人間動物園』と同じことをやったのだ」と抗弁したいところだろうが、それは許されない。
当時の日本人が、今日言われるところの「人間動物園」と同様のことを行った証拠を具体的に示さなくてはならないはずだ。単に「真似しました」で片付けるのではなく。
しかし、そのようなことも、もはやできなくなってきたようだ。
なぜなら驚くべき事実が明らかになったからだ。
■NHKが見落とした当時の記事の重要部分
さらに「説明」を読んでみよう。そこにはこうもある。
―――「台湾日日新報」には次のように記されています。「台湾村の配置は、『台湾生蕃監督事務所』を中心に、12の蕃屋が周りを囲んでいる。家屋ごとに正装したパイワン族が二入いて、午前11時から午後10時20分まで、ずっと座っている。観客は6ペンスを払って、村を観覧することができる」。
これは台湾の日刊紙「台湾日日新報」(一九一〇年[明治四十三年]九月二十九日)に掲載のルポ、「日英博の生蕃館(上)」の記事からの引用。パイワン族を見せ物にした日英博覧会の「台湾村」の状況を紹介したものだ。ちなみに「生蕃」とは台湾原住民、「蕃屋」とはその家屋のこと。
NHKはこの記事を以って「見世物にされたのは事実だ」と実証したいのだろう。
台湾日日新報(明治43年9月29日)「日英博覧の生蕃館(上)」
ところがNHKは見落としたのか、あるいは黙殺したのかはわからないが、その翌日掲載の「日英博の生蕃館(下)」には次のように書かれているのだ。
―――此の日英博には「小日本」と云う日本の各種職業を網羅した一部落がある。又「宇治村」と云う農業者から成り立った一部落があって、共に六片(※ペンス)の入場料で見世物に成って居る。生蕃館もアイヌ館も同様、一つの見世物に過ぎない。キエラルヒーなる博覧会代表者の欲深い猶太人(※ユダヤ人)が此等のものを呼物として博覧会を繁昌させる手段に供せられたので、我々はこの仕打ちに甚だ不感服であるが、今更ら後悔しても取返しの付く話ではないから、泣寝入の外はない。
―――堂々たる官吏が監督者となって英国まで見世物にされて居るのは 余り善い心持はしない。此も日英博覧会の性質を誤解した結果と思う。
これを見てはっきりわかるだろう。そもそもこれら博覧会の見世物は英国側のシンジケートが企画したもの。それによってパイワン族だけではなく日本人も、見世物にされていたのだ。
台湾日日新報(明治43年9月30日)「日英博の生蕃館(下)」
■NHKが汚した先人の名誉はどうなるか
だからもし「日本人はパイワン族を使って人間動物園を開いた」と放送で解説したNHKは、「英国人は日本人とパイワン族を騙し人間動物園を開いた」と訂正放送を行うべきなのだ。
なお記事は続けてこう書く。
―――然し生蕃は一日一志(※シリング)(我が一円)づつの日当で旅費、食料はシンジケート持ち、外に絵葉書などの収入もあり、倫敦(※ロンドン)まで見物も出来るのであるから、大きに仕合せであろう。
当時の教員の月給は十五円だから、一日一円の給料は大変なものだ。彼らの出身部落では、帰国した人々は高額の手当てをもらって大喜びしていたとの伝承があるが、それはどうも事実らしい。
ところが新聞投書まであったように、このNHKの歴史捏造によって多くの視聴者がショックを受け、日本人の残酷な所業と誤解し、憎んだのである。
パイワン族の記念写真に写っていた引率の巡査と思しき日本人をはじめ、当時の台湾統治者たちの名誉はどうなる。
NHKはこの責任をどうとるかが問われているのだが、あくまでも白を切りとおす気である。
「説明」は「今回の番組について、内容に偏向はないこと、事実関係や用語に間違いはないこと…を説明しました」と言い切っているが、偏向目的で事実関係をでっち上げ、抗議を受けてもさらなるウソの上塗りで事実と強弁し、国民を欺き続けると言うのがNHKの実態なのだ。
我々国民は抗議デモと集団訴訟(下記参照)、そして受信料の解約・不払いで応えるしかないのである。
「人間動物園」はウソだ。歴史捏造に抗議を!
NHK視聴者コールセンター 0570−066066
番組への意見 https://www.nhk.or.jp/special/contact/index.html
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↑ ↑
よろしければクリックをお願いします。
運動を拡大したいので。
デモ予告動画
怒りを三たび!NHK「JAPANデビュー」に抗議 する国民大行動に参加を!
http://www.youtube.com/watch?v=aWuFQIrgMwY
いよいよ明日!参加を!
========================================================
偏向・捏造した報道や番組を繰り返すNHKに怒りの声を!!
全国草莽は「草莽崛起」して渋谷へ!
========================================================
■東京 6・20 NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動・第3弾■
◆日時:平成21年6月20日(土) ※雨天決行
【街頭宣伝】
11時00分〜13時30分 JR「渋谷」駅ハチ公前広場
<登壇予定>
水島 総、松浦芳子、柚原正敬、永山英樹、三輪和雄 ほか地方議員多数
【抗議集会・デモ行進】
13時00分 代々木公園 イベント広場 (NHKホール隣) 集合
※JR「原宿」駅(表参道口)、東京メトロ「明治神宮前」駅(1番出口)「代々木公園」駅(4番出口)より徒歩5〜10分。
東京都道413号(表参道通り)からNHKホールへと通じる けやき並木を進むと、NHKホールの手前、右手に広場があります。
13時00分〜14時30分 集会(準備・挨拶)
<登壇予定>
小田村四郎、長峰俊次、竹田恒泰、石平、イリハム・マハムティ、水島 総、松浦芳子、柚原正敬、永山英樹、三輪和雄、西村幸祐、井上和彦、大高未貴、前田有一
ほか文化人・地方議員多数
14時30分〜15時30分 NHK包囲抗議デモ → 代々木小公園 到着
※台湾のイメージカラーである 緑色の風船の準備(ガス注入等) をお手伝いいただける方は、11時までに代々木公園イベント広場へいらしてください(9時から作業を行う
予定です)。
少しでも多くの参加者に 緑の風船を手にしていただけるよう、ご協力をお願いいたします!
なお、風船準備の時間と場所は変更になる可能性もあります。
変更の場合は、当ページにてお知らせいたしますので、ご確認くださいますよう、お願いいたします。
主 催:
草莽全国地方議員の会・「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会
日本李登輝友の会・台湾研究フォーラム・在日台湾同郷会・台湾団結連盟日本支部
メルマガ「台湾の声」・NHK報道を考へる会・誇りある日本をつくる会・昭和史研究所
日本世論の会・日本会議東京都本部・日本文化チャンネル桜ニ千人委員会有志の会
新しい歴史教科書をつくる会「東京支部」「三多摩支部」
協賛報道:
日本文化チャンネル桜・國民新聞
連 絡 先:
草莽全国地方議員の会 TEL:03−3311−7810
日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会 TEL:03−6419−3900
【原告募集!】NHK集団訴訟 「訴訟委任状」提出のお願い
「NHKスペシャル シリーズ『JAPANデビュー』 第1回『アジアの“一等国”』」をはじめ、番組製作・放送において著しい偏向報道や歪曲、捏造、印象操作等を行いながら、国民からの抗議や批判にも不誠実な対応を改めようとしない NHK に対し、公共放送としてあるまじき道義的責任を問うべく、来たる6月25日に 集団訴訟 を提起いたします。
つきましては、本訴訟に 原告 としてご賛同いただける方は、下記の要領にて 「訴訟委任状」 をお送りください!
http://www.ch-sakura.jp/topix/1054.html
*************************************************************************
20日、東京と京都で台湾研究フォーラム講演会
■東京 台湾研究フォーラム第123回定例会
講師 酒井 充子(映画「台湾人生」監督)
演題 「台湾の人生に触れて日本を考える」
昨年8月、本会の定例会で映画「台湾人生」(旧題名:逍遥日記)を上映しましたが、 それから約10ヶ月、ついに来週27日から劇場公開されることになりました。そこで今回は酒井充子監督に再登場いただき、映画製作過程でのいろいろな体験や、この10ヶ月の出来事などをお話いただきます。
--------------------------------------------------------------------------------
酒井充子(さかい・あつこ)1969年生まれ、山口県出身。大学卒業後、メーカー勤務を経て北海道新聞社記者。2000年から、ドキュメンタリー映画の制作および劇映画の制作・宣伝に関わる。
酒井監督からのメッセージ:私にとって台湾の日本語世代の人生に向き合うことは、同時に、日本人とは? 日本という国とは? を考えることでした。取材のエピソードを交えつつ、台湾のこと、日本のことについてお話できればと思います。
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【日 時】 平成21年6月20日(土)午後6時〜8時
【場 所】 文京区民センター2−A
電話:03(3814)6731 住所:東京都文京区本郷4−15−14
※文京シビックのはす向かい
都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
JR「水道橋駅」徒歩10分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
【懇親会】 閉会後、会場付近にて。(会費3,500円、学生1,000円)
【申込み】 6月19日までに下記へ。
E-mail:taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
FAX: 03-3868-2101
【問合せ】 090−4138−6397
※会員募集中 年会費2,000円(定例会会場でも受付いたします)
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■京都
台湾研究フォーラム関西講演会第6回例会のご案内
【日 時】 平成21年6月20日(土) 13:30〜17:00(13:15開場)
【場 所】 「きらっ都プラザ」(京都産業会館)
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町80 電話 075(211)4506
※ 阪急「烏丸」駅・京都地下鉄「四条」駅26番出口で会館地下直結
【第一部】 「国民党が復権した台湾の現状」 講師 吉村 剛史 氏(産経新聞社記者)
昨年の総統選で国民党が勝利し、馬英九総統は立法府における圧倒的多数の与党を背景に政権を運営し一年が経過した。総統就任直後は尖閣諸島を巡る問題で対日的な緊張感を生じさせるとともに、経済改善を図るとして中国への接近姿勢を強めた。しかし、その経済再建策は、世界的な景気悪化の影響も受けて目覚ましい成果は得られず、期待に反するとして台湾人の不満感は増大しているかのようである。蒋経国、李登輝時代に引き続く8年間の陳水扁時代を経て、台湾は事実上の独立した民主国家として成長してきた。台湾人が行った昨年の政権選択とその後の民意を分析し、日本ではありがちな「統一・独立」の観点ではなく、台湾の現状を考えて見ます。
※ 第5回例会でお渡しした予告案内の紹介文は講師の真意を適切に掲載していませんでしたので、吉村講師にお詫びすると共に以上に訂正いたします。
【第二部】 「台湾語への招待」 講師 久保 耕治 氏(高校教師)
台湾では小学校で台湾語教室が始められています。台湾語はどのような言葉であるのかを概説し、これまで排斥されてきたのはなぜなのか。今はなぜ推進されるようになったのかを考えます。台湾語は話す言葉であり、表記はされてきませんでした。近代語として確立するためには表記法が必要になります。どのような表記がこれまでに提案されたかを紹介し、望ましい表記のあり方を考えます。日本語は縄文・弥生からの原日本語(やまと言葉)の中に大量の漢語が入ってきて、骨格はやまと言葉で形作り、豊富な肉付けは漢語が担っています。朝鮮語も同様です。台湾語はどのように考えるべきでしょうか。周辺に位置するという共通性をもとに、日本の漢字音と台湾語の漢字音のありようを考えてみます。三位一体の三位はサンミといいます。なぜでしょう。台湾語や朝鮮語を知っているとこの読み方が納得できます。古代漢語から枝分かれした現代の日本語の漢字音と台湾語音との関連性を考えます。
【参加費】 1,000円(学生・留学生は500円 中学生以下無料)
参加いただける方は、お名前とお住まいの市町村名をt.forum.kansai@gmail.comまでお寄せください。
「台湾は日本の生命線!」メルマガ版を創刊
反中華覇権主義運動のさまざまな関連情報を配信中。
登録先・バックナンバー http://www.melma.com/backnumber_174014/
NHKは六月十七日、「シリーズJAPANデビュー/第1回『アジアの“一等国”』」(四月五日放送)の偏向内容に対する批判を受け、事実関係の「説明」を同番組のホームページで行った。
【参考】シリーズJAPANデビュー 「アジアの“一等国”」に関しての説明
http://www.nhk.or.jp/japan/pdf/asia.pdf
「一次史料や研究者への取材に基づいて制作しています。特定のイデオロギーや歴史観に基づくものではありません」と相変わらず主張。これまでの「読み込んだ」から「丹念に読み解いた」へと表現は後退しているものの、二万六千冊の総督府文書も読んだとことを強調することも忘れなかった。
説明内容は基本的には従来国会議員や視聴者に対して行ってきたとおりだが、新根拠をまぶすなどでボリュームはさらにアップしている。批判封じのため、番組制作後に慌てて説明を案出するNHKの姿が浮かび上がるが、事実の歪曲や捏造はそう簡単に粉飾、隠蔽できるものではない。
「一般の視聴者にも、きちんと説明した方がよいと考えた」と「説明」の動機を語る日向英実放送総局長。どうせなら黙って逃げればいいものを、放送から二ヶ月以上経つ今になり、さらに多くの視聴者の前でウソの上塗りを行い、NHKへの不信感をさらにいっそう高めさせている。
そこでこの「説明」内容を検証したい。今回はもっとも視聴者に対してショックを与えたであろう「人間動物園」についてだ。
■NHKはウソには限界が伴うことを知れ
番組は一九一〇年にロンドンで開かれた日英博覧間を取り上げ、次のようにコメントした。
「日本は、会場内にパイワンの人びとの家を造り、その暮らしぶりを見世物としたのです」「当時イギリスやフランスは、博覧会で植民地の人びとを盛んに見せ物にしていました。人を展示する『人間動物園』と呼ばれました。日本は、それを真似たのです」。
そしてこれについての「説明」はこうだ。
―――イギリスやフランスは、博覧会などで被統治者の日常の起居動作を見せ物にすることを「人間動物園」と呼んでいました。
―――フランスの研究者ブランシャール氏が指摘するように「野蛮で劣った人間を文明化していることを宣伝する場」が人間動物園です。
―――番組は、日本が、イギリスやフランスのこうした考えや展示の方法を真似たということを伝えたものです。
「英仏には人間動物園と呼ぶ宣伝の場があった」→「日本はそれを真似た」→「だから日本は人間動物園を行った」との論法だ。
だがNHKは日本が「人間動物園」と称する催しを行った証拠を示せないようだ。そこで最近は「番組では日本がこの展示を『人間動物園』と呼んだとはコメントしていません。イギリスやフランスを『真似た』と伝えています」(中山成彬議員に対する河野ディレクターの回答)などと釈明するようになっている。
もっとも「コメントしていない」はウソだ。番組は「見せ物」にされたと言うパイワン族の記念集合写真に間違いなく「人間動物園」とのテロップを付している。
ウソには限界が伴うと言うことを、NHKは学ばなければならない。
■「人間動物園を真似た」は明らかな歴史捏造
ところが今では一九一〇年の時点で「人間動物園」との言葉は存在しなかったことが判明している。NHK自身が参考文献として挙げるブランシャール氏編の『人間動物園』の英語版の後書きには、その言葉は、この書を編集した人びとが作ったとの経緯を伝えているのだ。つまり二〇〇〇年頃の新造語と言うことだろう。
従って「人間動物園を真似た」と言うのはウソだったと言うことになる。
【参考】「人間動物園」はやはり捏造!ーNHKの「参考文献」が明かした事実
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-790.html
そのことを知らないはずがないNHKは、おそらく「ブランシャール氏ら今日の研究者が言う『人間動物園』と同じことをやったのだ」と抗弁したいところだろうが、それは許されない。
当時の日本人が、今日言われるところの「人間動物園」と同様のことを行った証拠を具体的に示さなくてはならないはずだ。単に「真似しました」で片付けるのではなく。
しかし、そのようなことも、もはやできなくなってきたようだ。
なぜなら驚くべき事実が明らかになったからだ。
■NHKが見落とした当時の記事の重要部分
さらに「説明」を読んでみよう。そこにはこうもある。
―――「台湾日日新報」には次のように記されています。「台湾村の配置は、『台湾生蕃監督事務所』を中心に、12の蕃屋が周りを囲んでいる。家屋ごとに正装したパイワン族が二入いて、午前11時から午後10時20分まで、ずっと座っている。観客は6ペンスを払って、村を観覧することができる」。
これは台湾の日刊紙「台湾日日新報」(一九一〇年[明治四十三年]九月二十九日)に掲載のルポ、「日英博の生蕃館(上)」の記事からの引用。パイワン族を見せ物にした日英博覧会の「台湾村」の状況を紹介したものだ。ちなみに「生蕃」とは台湾原住民、「蕃屋」とはその家屋のこと。
NHKはこの記事を以って「見世物にされたのは事実だ」と実証したいのだろう。
台湾日日新報(明治43年9月29日)「日英博覧の生蕃館(上)」
ところがNHKは見落としたのか、あるいは黙殺したのかはわからないが、その翌日掲載の「日英博の生蕃館(下)」には次のように書かれているのだ。
―――此の日英博には「小日本」と云う日本の各種職業を網羅した一部落がある。又「宇治村」と云う農業者から成り立った一部落があって、共に六片(※ペンス)の入場料で見世物に成って居る。生蕃館もアイヌ館も同様、一つの見世物に過ぎない。キエラルヒーなる博覧会代表者の欲深い猶太人(※ユダヤ人)が此等のものを呼物として博覧会を繁昌させる手段に供せられたので、我々はこの仕打ちに甚だ不感服であるが、今更ら後悔しても取返しの付く話ではないから、泣寝入の外はない。
―――堂々たる官吏が監督者となって英国まで見世物にされて居るのは 余り善い心持はしない。此も日英博覧会の性質を誤解した結果と思う。
これを見てはっきりわかるだろう。そもそもこれら博覧会の見世物は英国側のシンジケートが企画したもの。それによってパイワン族だけではなく日本人も、見世物にされていたのだ。
台湾日日新報(明治43年9月30日)「日英博の生蕃館(下)」
■NHKが汚した先人の名誉はどうなるか
だからもし「日本人はパイワン族を使って人間動物園を開いた」と放送で解説したNHKは、「英国人は日本人とパイワン族を騙し人間動物園を開いた」と訂正放送を行うべきなのだ。
なお記事は続けてこう書く。
―――然し生蕃は一日一志(※シリング)(我が一円)づつの日当で旅費、食料はシンジケート持ち、外に絵葉書などの収入もあり、倫敦(※ロンドン)まで見物も出来るのであるから、大きに仕合せであろう。
当時の教員の月給は十五円だから、一日一円の給料は大変なものだ。彼らの出身部落では、帰国した人々は高額の手当てをもらって大喜びしていたとの伝承があるが、それはどうも事実らしい。
ところが新聞投書まであったように、このNHKの歴史捏造によって多くの視聴者がショックを受け、日本人の残酷な所業と誤解し、憎んだのである。
パイワン族の記念写真に写っていた引率の巡査と思しき日本人をはじめ、当時の台湾統治者たちの名誉はどうなる。
NHKはこの責任をどうとるかが問われているのだが、あくまでも白を切りとおす気である。
「説明」は「今回の番組について、内容に偏向はないこと、事実関係や用語に間違いはないこと…を説明しました」と言い切っているが、偏向目的で事実関係をでっち上げ、抗議を受けてもさらなるウソの上塗りで事実と強弁し、国民を欺き続けると言うのがNHKの実態なのだ。
我々国民は抗議デモと集団訴訟(下記参照)、そして受信料の解約・不払いで応えるしかないのである。
「人間動物園」はウソだ。歴史捏造に抗議を!
NHK視聴者コールセンター 0570−066066
番組への意見 https://www.nhk.or.jp/special/contact/index.html
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運動を拡大したいので。
デモ予告動画
怒りを三たび!NHK「JAPANデビュー」に抗議 する国民大行動に参加を!
http://www.youtube.com/watch?v=aWuFQIrgMwY
いよいよ明日!参加を!
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偏向・捏造した報道や番組を繰り返すNHKに怒りの声を!!
全国草莽は「草莽崛起」して渋谷へ!
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■東京 6・20 NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動・第3弾■
◆日時:平成21年6月20日(土) ※雨天決行
【街頭宣伝】
11時00分〜13時30分 JR「渋谷」駅ハチ公前広場
<登壇予定>
水島 総、松浦芳子、柚原正敬、永山英樹、三輪和雄 ほか地方議員多数
【抗議集会・デモ行進】
13時00分 代々木公園 イベント広場 (NHKホール隣) 集合
※JR「原宿」駅(表参道口)、東京メトロ「明治神宮前」駅(1番出口)「代々木公園」駅(4番出口)より徒歩5〜10分。
東京都道413号(表参道通り)からNHKホールへと通じる けやき並木を進むと、NHKホールの手前、右手に広場があります。
13時00分〜14時30分 集会(準備・挨拶)
<登壇予定>
小田村四郎、長峰俊次、竹田恒泰、石平、イリハム・マハムティ、水島 総、松浦芳子、柚原正敬、永山英樹、三輪和雄、西村幸祐、井上和彦、大高未貴、前田有一
ほか文化人・地方議員多数
14時30分〜15時30分 NHK包囲抗議デモ → 代々木小公園 到着
※台湾のイメージカラーである 緑色の風船の準備(ガス注入等) をお手伝いいただける方は、11時までに代々木公園イベント広場へいらしてください(9時から作業を行う
予定です)。
少しでも多くの参加者に 緑の風船を手にしていただけるよう、ご協力をお願いいたします!
なお、風船準備の時間と場所は変更になる可能性もあります。
変更の場合は、当ページにてお知らせいたしますので、ご確認くださいますよう、お願いいたします。
主 催:
草莽全国地方議員の会・「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会
日本李登輝友の会・台湾研究フォーラム・在日台湾同郷会・台湾団結連盟日本支部
メルマガ「台湾の声」・NHK報道を考へる会・誇りある日本をつくる会・昭和史研究所
日本世論の会・日本会議東京都本部・日本文化チャンネル桜ニ千人委員会有志の会
新しい歴史教科書をつくる会「東京支部」「三多摩支部」
協賛報道:
日本文化チャンネル桜・國民新聞
連 絡 先:
草莽全国地方議員の会 TEL:03−3311−7810
日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会 TEL:03−6419−3900
【原告募集!】NHK集団訴訟 「訴訟委任状」提出のお願い
「NHKスペシャル シリーズ『JAPANデビュー』 第1回『アジアの“一等国”』」をはじめ、番組製作・放送において著しい偏向報道や歪曲、捏造、印象操作等を行いながら、国民からの抗議や批判にも不誠実な対応を改めようとしない NHK に対し、公共放送としてあるまじき道義的責任を問うべく、来たる6月25日に 集団訴訟 を提起いたします。
つきましては、本訴訟に 原告 としてご賛同いただける方は、下記の要領にて 「訴訟委任状」 をお送りください!
http://www.ch-sakura.jp/topix/1054.html
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20日、東京と京都で台湾研究フォーラム講演会
■東京 台湾研究フォーラム第123回定例会
講師 酒井 充子(映画「台湾人生」監督)
演題 「台湾の人生に触れて日本を考える」
昨年8月、本会の定例会で映画「台湾人生」(旧題名:逍遥日記)を上映しましたが、 それから約10ヶ月、ついに来週27日から劇場公開されることになりました。そこで今回は酒井充子監督に再登場いただき、映画製作過程でのいろいろな体験や、この10ヶ月の出来事などをお話いただきます。
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酒井充子(さかい・あつこ)1969年生まれ、山口県出身。大学卒業後、メーカー勤務を経て北海道新聞社記者。2000年から、ドキュメンタリー映画の制作および劇映画の制作・宣伝に関わる。
酒井監督からのメッセージ:私にとって台湾の日本語世代の人生に向き合うことは、同時に、日本人とは? 日本という国とは? を考えることでした。取材のエピソードを交えつつ、台湾のこと、日本のことについてお話できればと思います。
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【日 時】 平成21年6月20日(土)午後6時〜8時
【場 所】 文京区民センター2−A
電話:03(3814)6731 住所:東京都文京区本郷4−15−14
※文京シビックのはす向かい
都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
JR「水道橋駅」徒歩10分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
【懇親会】 閉会後、会場付近にて。(会費3,500円、学生1,000円)
【申込み】 6月19日までに下記へ。
E-mail:taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
FAX: 03-3868-2101
【問合せ】 090−4138−6397
※会員募集中 年会費2,000円(定例会会場でも受付いたします)
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■京都
台湾研究フォーラム関西講演会第6回例会のご案内
【日 時】 平成21年6月20日(土) 13:30〜17:00(13:15開場)
【場 所】 「きらっ都プラザ」(京都産業会館)
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町80 電話 075(211)4506
※ 阪急「烏丸」駅・京都地下鉄「四条」駅26番出口で会館地下直結
【第一部】 「国民党が復権した台湾の現状」 講師 吉村 剛史 氏(産経新聞社記者)
昨年の総統選で国民党が勝利し、馬英九総統は立法府における圧倒的多数の与党を背景に政権を運営し一年が経過した。総統就任直後は尖閣諸島を巡る問題で対日的な緊張感を生じさせるとともに、経済改善を図るとして中国への接近姿勢を強めた。しかし、その経済再建策は、世界的な景気悪化の影響も受けて目覚ましい成果は得られず、期待に反するとして台湾人の不満感は増大しているかのようである。蒋経国、李登輝時代に引き続く8年間の陳水扁時代を経て、台湾は事実上の独立した民主国家として成長してきた。台湾人が行った昨年の政権選択とその後の民意を分析し、日本ではありがちな「統一・独立」の観点ではなく、台湾の現状を考えて見ます。
※ 第5回例会でお渡しした予告案内の紹介文は講師の真意を適切に掲載していませんでしたので、吉村講師にお詫びすると共に以上に訂正いたします。
【第二部】 「台湾語への招待」 講師 久保 耕治 氏(高校教師)
台湾では小学校で台湾語教室が始められています。台湾語はどのような言葉であるのかを概説し、これまで排斥されてきたのはなぜなのか。今はなぜ推進されるようになったのかを考えます。台湾語は話す言葉であり、表記はされてきませんでした。近代語として確立するためには表記法が必要になります。どのような表記がこれまでに提案されたかを紹介し、望ましい表記のあり方を考えます。日本語は縄文・弥生からの原日本語(やまと言葉)の中に大量の漢語が入ってきて、骨格はやまと言葉で形作り、豊富な肉付けは漢語が担っています。朝鮮語も同様です。台湾語はどのように考えるべきでしょうか。周辺に位置するという共通性をもとに、日本の漢字音と台湾語の漢字音のありようを考えてみます。三位一体の三位はサンミといいます。なぜでしょう。台湾語や朝鮮語を知っているとこの読み方が納得できます。古代漢語から枝分かれした現代の日本語の漢字音と台湾語音との関連性を考えます。
【参加費】 1,000円(学生・留学生は500円 中学生以下無料)
参加いただける方は、お名前とお住まいの市町村名をt.forum.kansai@gmail.comまでお寄せください。
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