「飯塚事件」DNA鑑定でたらめ 弁護士が主張足利事件と同じ検査法のDNA型鑑定が実施された1992年の「飯塚事件」で死刑が確定、昨年10月に執行された久間三千年元死刑囚の再審請求を準備中の岩田務弁護士が18日、民主党の法務部門会議に出席し「当時の鑑定はでたらめだった。疑問だらけなのに、なぜこんなに早く執行されたのか」と訴えた。 岩田弁護士は、富山県氷見市の強姦事件など冤罪事件が相次いでいることを挙げ「裁判所内部に誤判に至ったことについての検証の場がないと、必ず再発する」と主張した。 確定判決によると、久間元死刑囚は福岡県飯塚市内の路上で女児2人を車に乗せて誘拐し、首を絞めて殺害するなどした。94年の逮捕以降、一貫して無実を訴えていた。 【共同通信】 |
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