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澤井・松原市長:初登庁 「市民サービス下げぬ」市立病院閉院、財政健全化へ /大阪

 5月31日の松原市長選で当選し、府内で2番目に若い現職市長となった澤井宏文市長(38)が17日就任し、初登庁した。会見で「歳出抑制ができたなら市民サービスを上げていくだけ。下がることは絶対ないし、下げません」と述べ、市立松原病院閉院など財政健全化で捻出(ねんしゅつ)した財源を医療水準の向上など市民サービスに還元する考えを強調した。

 澤井市長は、市長選の公約に掲げた医療総点検の市長直轄チーム設置は今夏以降になるとの見通しを示した。同病院の再開は「政治家として口が裂けても約束できない」と改めて主張。「浮いた金で乳がん・子宮がん検診に力を入れたい」と語った。病院の跡地利用は「早期に判断したいが、解体するにも金がかかる」と具体案は示さなかった。

 また、職員は退職者の不補充で人件費を抑えるが、成果主義を導入して士気を高めていくとした。

 一方、以倉正一副市長(66)と角野知子教育長(60)がこの日、「一身上の都合」を理由に澤井市長に辞表を提出、受理された。後任人事について、澤井市長は「適材適所で選びたい」と話した。【武井澄人】

毎日新聞 2009年6月18日 地方版

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