(cache) 2度目の党首討論、焦る首相 鳩山氏「無駄削減で10兆」  - 47NEWS(よんななニュース)
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  •  2回目の党首討論に臨む民主党の鳩山代表(左)と麻生首相=17日午後、国会

    2度目の党首討論、焦る首相  鳩山氏「無駄削減で10兆」 

     麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表による2回目の党首討論が17日行われた。首相は「政権担当能力」に焦点をあてるため社会保障の財源論争を仕掛けたが、鳩山氏の反論にあい、内閣支持率が急落した窮地から脱するきっかけをつかむことはできなかった。政権の劣勢が印象付けられたことで自民党内で「麻生降ろし」が活発化する可能性がある。

     首相は、財源について3年後までに景気回復を前提に消費税増税など税制の抜本改革を行うことを強調。その上で「(財源の説明がなければ)無責任だ。民主党はどのように考えているのか」と追及した。

     鳩山氏は財源確保に関して「増税、借金、無駄遣いをなくす」と指摘した上で、「民主党は無駄を徹底的になくす方向からスタートしたい」として、一般会計と特別会計双方を抜本的に見直し約10兆円をつくり出せると反論。民主党政権となった場合、4年間は消費税増税しないと明言。首相の狙いとは裏腹に「増税の自民対無駄削減の民主」の構図が浮き彫りになった。

      【共同通信】
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