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鳩山氏「政権とれば西川社長解任」 党首討論で明言

2009年6月17日20時27分

写真:党首討論する民主党の鳩山代表(左)と麻生首相=17日午後3時26分、国会内、小宮路勝撮影党首討論する民主党の鳩山代表(左)と麻生首相=17日午後3時26分、国会内、小宮路勝撮影

 麻生首相と民主党の鳩山代表の2回目の党首討論が17日、国会で行われた。鳩山氏は日本郵政の西川善文社長の人事について「私どもが政権を獲得した時には、西川社長にはお辞めになっていただくしかない」と明言し、次の総選挙で政権交代が実現すれば、解任する考えを示した。

 これに対し、首相は「民営化された株式会社に対して政府の介入は最小限にとどめるべきだ」としたうえで、「(対応が)ぶれているとか、いないとか(ではなく)、結論が出るまでの間、いろいろな意見を聞くのは当然のことだ」と反論した。

 一方、首相が「社会保障関係を手当てできるようにするため、消費税(増税)が我々としては避けて通れない。消費税論議を避けて通るのは財源を避けて通ることになる」と追及したのに対し、鳩山氏は「(増税、借金よりも)まず徹底的に無駄遣いをなくしたい。4年間、我々が政権をとっても消費税の増税はしないことを明言しておく」と強調した。

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