「服装で不合格」に和解案 神奈川、4人に850万円神奈川県立神田高校(平塚市、現・平塚湘風高校)の受験生22人が、服装や態度を理由に不合格になった問題で、県教育委員会は17日、不合格者のうち4人に対し、慰謝料を含む計856万円を支払う和解案を明らかにした。19日開会の県議会に和解案を提出する。県教委は残る18人と交渉を続けている。 県教委によると、和解金は1人当たり190万~241万円。慰謝料のほか、私立高校に進学した生徒には学費の差額分なども加えた。 不合格者が出たのは2005、06、08の各年度の入試。髪の色やスカートの長さなどをチェックし「髪を染めた跡がある」「スカートが短い」などを理由に、合格圏内に入っていた22人が不合格になった。 外見や服装は入試の選考基準にはなっておらず、県教委は今年3月、当時の校長らを停職などの懲戒処分にした。 【共同通信】 |
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