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B型肝炎解決求め追加提訴 全国8地裁で患者40人
このニュースのトピックス:労働・雇用
乳幼児期に受けた集団予防接種の注射器使い回しでB型肝炎ウイルスに感染したとして、患者らが国に損害賠償を求めた集団訴訟で、新たに患者40人が16日、計約15億円の支払いを求め、東京など全国8地裁に追加提訴した。
札幌では7回目の提訴。今回初めて提訴した金沢を含め、集団訴訟は10地裁、提訴した患者は計320人となった。
元原告らと面会した舛添要一厚生労働相は「国の責任で感染を起こしたことを反省する」と謝罪。提訴した男性患者は「国は責任を認め、薬代などの経済負担を補償するのはもちろん、治療法を確立し、治る病気にしてほしい」と話した。
訴状によると、国は遅くとも昭和23年にはウイルス感染の危険性を認識していたのに、注射器の交換などの徹底を指導する義務を怠り、予防接種で感染し肝がんや慢性肝炎などになったとしている。
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