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オタマジャクシ散乱、広島でも 民家の庭などに13匹

2009年6月15日22時39分

写真:空から落ちてきたと見られるオタマジャクシ=15日午後、広島県三次市十日市東2丁目、長尾大生撮影空から落ちてきたと見られるオタマジャクシ=15日午後、広島県三次市十日市東2丁目、長尾大生撮影

 広島県三次市十日市東2丁目で15日午前8時ごろ、民家の庭や駐車場などに、オタマジャクシ13匹が落ちているのが見つかった。

 この民家の主婦(60)が自宅の庭で発見。夫(62)と周囲を探すと、駐車場、隣家の物置の屋根などにも幅約40センチ、長さ約20メートルにわたって、体長約3〜5センチのオタマジャクシや体長約5センチのトノサマガエルが散乱しているのを見つけた。発見当時、水にぬれたような状態だったという。

 夫は「石川など遠い場所の出来事と思っていたのに、こんなところで見つかるなんて」と驚いていた。民家は住宅街にあり、200〜300メートル離れた場所に川や親水公園がある。

 広島地方気象台によると、広島県北部でその時間帯に突風や竜巻が発生したという情報はない。地元の日本鳥類保護連盟専門委員は「通常は無いことだが、サギなどの親鳥がえさを口に入れて運ぶ途中、はき出すか、つい落としてしまったという可能性がある」と話している。(長尾大生)

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