動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

倒すか倒されるか



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アニマルレフュージ関西(通称アーク)主宰者 オリバー氏は、当方との訴訟において地裁判決を勝訴しました。
結果、執行力のある判決を得たとして、預金の差押えを行い、更にはHPのドメイン名使用禁止及びグッズ販売、展示、動物に関わる事業の禁止の執行を行いました。
これらの一連の行為により、保護犬たちの旅立つチャンスを潰されてしまいました。
グッズ販売の収益を活動費の一部に充当していたのも出来なくなりました。
当然、グッズの在庫もあり販売もできません。

裁判所は犬の保護活動を事業として判断した結果です。
利益を目的としない非営利活動ですが、資本主義世界と同様の商業的意識があるのですね。
動物愛護団体が保護犬救済活動をボランティアで行う行為。
これが不正競争行為であると決定したのです。
まるで商売人のような所作です。

このような無償奉仕活動が不正競争行為と公に認められてもよいのでしょうか?

飼主が居ない犬は行政により捕獲収容されて殺処分されてしまう。
それらをボランティア活動によって救い、新しい飼主を見つけて第二の犬生を与え、生きる機会を作る活動。
私たちの活動は、ごく自然に愛犬家のみならず命を大切にする人たちの気持ちから生まれた動きです。
この趣旨に賛同された方々の善意の厚意が支えた団体活動なのです。

おおよそ商業主義とは掛け離れた非営利活動にも制約が加えられるのですね。
思いもよらない判決には控訴をし、高裁判決を待ちます。
裁判官も人の子、狭義的な視野で事案を見る人も寛大に判断される人も様々でしょうが、事は犬の命が掛かっている事であり善意の無償奉仕活動が不正競争という法律の網に引っ掛かるなど、想像もしませんでした。
会社であれば同姓同名ならいざ知らず、字画も読み方も違う名称に不正競争が当てはまるとは思いもしなかった。

動物保護活動の目的は、動物を守ることであり、組織の名称にうんぬんすることではない。

そのことにこだわり、真の目的を見誤っている事の方が、おかしい。

このような理不尽な判決、また訴訟に関わる労力、費用、精神的な負担などを考えれば、判決を受け入れて名前を変えグッズの廃棄をしたほうが良い、というご意見もありました。
名前を変える事は可能。グッズを廃棄するのも可能。
新しい名前で再スタートも可能である。
あとは意地だけか、とのご意見もある。

私は、名前に拘るつもりは毛頭ないという事は以前から申し上げています。
裁判官から和解勧告があったときにも、そう伝えています。
一番、問題にしている事は、非営利事業であるボランティア活動自体に制約が加えられること、また不正競争が認められること自体が大きな問題であると思っています。
そして動物愛護に関する団体、個人の争いが訴訟の場に持ち込まれた事も、大きな問題です。
明らかに団体潰しが画策されているからです。
出る杭は打たれる。の言葉の通り、です。

オリバー氏の活動は長く続いたかもしれない、ただ長いだけで、隠された実態やその中身は、表に出る事もなく、真実は知られることがない。
彼女の元からは多くのスタッフが去っていったが、一応に、とんでもない動物愛護団体だ、と言葉を残している。

事実、私も当初、オリバー氏の活動に賛同し手伝った事はあるが、内容は口先だけで中身はない。惰性の活動だった。
お金に対する執着は凄いものがある。
テレビなどでも有名な某料理研究家が支援者の一人としていたが、その方は愛猫家でありベジタリアンでもあった。
オリバーは、猫嫌いで有名だが、大の肉食家であり寿司や刺身が大好物だ。お酒も日本酒が大好きだ。
某料理研究家が「私の死後、猫の面倒を見てもらいたい、そうしたら全財産は貴女に寄付をします」と申し出たそうだ。
「OKです。私も猫が大好きでベジタリアンなのです」と即答したという。
笑える話だが、笑えない。
この話は私と実際に酒を酌み交わした際に洩らした会話である。
まだまだ、知られていない話があるが、このくらいにしておこう。

話は戻るが、要は妨害に屈せず動物福祉正義のために、戦う。という事です。
諦めるのは、簡単です。
初志貫徹。
誰かがこのような横暴に対して立ち上がらなくては、益々、横暴を繰り広げることになりかねないのです。
私は、その防波堤。
壁となって立ち向かいます。
倒すか倒されるか。勝負はこれから。

(但し、団体の活動には支障がおきないように、私個人が動きますのでご安心くださいね。保護活動自体は今まで通りです。)


ご迷惑をお掛けしておりますが
HPの新しいドメイン名は取得中です。
臨時URL
http://angelslink.web.fc2.com/index.html

出来上がり次第、公開いたしますので今しばらくお待ちください。


あーくえんじぇるず (笑)


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久しぶりの更新です。



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しばらく「ずばり一言」の更新をしておりませんでした。
お詫び申し上げます。

日々、全国のご支援者様からの物資や支援金が送られています。
本当に有難く、心より厚く御礼を申し上げます。
本日も、またたび獣医師団、どうぶつ基金の主宰者である佐上様よりトラックいっぱいのおやつをワンたちにプレゼントして頂きました。
言葉では言い表せないくらいに感謝いたしております。
皆様のご厚意に報いる為に、これからも動物愛護に精進してまいりたいと思います。


久しぶりの更新です。
この間、動物愛護に対してじっくりと考える事ができました。
どうして日本の愛護活動が遅々として進まないのか?
親しい仲間や友人たちに相談をしたりアドバイスを頂いたりと有意義な時間を過しました。


それは、動物たちを守る法律などの整備と実践が遅れているということと、積極的な動物愛護への関わりでした。
対岸の火事ではいけないのです。

動物愛護法や狂犬病予防法というものがあるが、それらが確実に管理施行されているかというと、実はそうでもないのです。
法律や規則があってもそれらを監視したり施行したりする機関が実動していないのです。


行政機関にそのことを質すと、きまって「わかっているが人手が足りないからできない」という答えが返ってくる。
違反があっても摘発までしないことも多いと言う。

余程の虐待が行われていて、事件になれば摘発や告発も可能だが、それ以外は告発までには至らないそうです。

考えの根本に「たかが犬猫ていどに人様を裁けない」という動物軽視の思いがあるようだ。
それが証拠に人が怪我をしたり死んだりすれば大事件だが、動物が怪我をしても交通事故で死んだりしても警察の捜査は及ばない。
まして虐待事件があるという通報があっても行政は調査も捜査もしないのだ。
事実確認があって始めて現地に赴き、飼主に指導、勧告程度である。
「指導」、「勧告」の上に「命令」という措置があるが、余程の事でもない限り「「命令」までは発動されない。
「命令」が発動され従わなければ罰金が課せられるが、従えば罰金は課せられない。
違反罰則規定に幾度なく猶予があるのだ。
そこら辺が人間様との違いだろうか。

諸外国との違いは、ここにある。
欧米には「アニマルポリス」という警察機関があります。
人と同様に動物を虐待すれば逮捕され収監されます。
子供にも手錠を掛けるほどです。
徹底して捜査も行われます。
考えの根本には、動物を虐待する人間は、将来、人にも危害を加える可能性が90%以上あると犯罪白書でも報告されているからです。
それらを未然に防ぐ為、動物虐待者を定期的に監視するのです。
効果はあるようです。

結局は動物愛護は、人有りきだという事ですね。
それはそれでよいのですが、日本には「動物愛護に関する法律」というものが制定されているのですから、今以上に実動できる制度の見直しが必要でしょう。

多くの個人、仲間、団体が動物愛護を謳い活動をされていますが、民間レベルで行う保護活動には限界があります。
法的な権利や保護、公的な援助もなく、まさしく民間人の動物に対する想いだけで活動をしているのです。
保護活動には経費が掛かります。
公的な支援や助成もありません。
善意の方々のご支援に頼り、活動家の自費を捻出しての奉仕活動が現実なのです。

活動の限界を感じています。
もっと精力的に愛護活動ができる活動家が生まれなければ・・・と思いましたね。


アーク・エンジェルズを例に取れば、
「池田繁殖場事件」から始まり、「大阪ヨーキー繁殖場崩壊」に続き、3年前の「ひろしまドッグパーク」崩壊事件では全国から多くの支援金や支援物資が集まり、多くのボランティアさんの結集により580頭もの尊い命が救われました。
その後も「大阪府ブルセラ症感染犬」「兵庫県疥癬症感染犬」「大阪繁殖場崩壊71頭」「福岡繁殖場崩壊51頭」。
最近では「大宰府市虐待事件」がありました。
多くのご支援と心優しい仲間たち、そしてシェルター施設があるからこれだけのレスキュー活動が敢行できたのです。
熱い気持ちを持つ仲間が全国に増えてくれなければ、動物愛護の改革は進まないし小さな命は救えない。


その他、岡山、静岡、四国でも同様の崩壊や虐待事件がありましたが、地元個人、団体へのバックアップで全てが救われました。
アーク・エンジェルズの団体名を伏せての活動支援を行っていたのでした。
なぜ、団体名を伏せていたのか?
他府県へ出動をするのはできたのですが、できるだけ地元の方が中心となって動物保護活動をされて問題解決を図るほうが賢明と思っていたし、それが動物愛護を広げ、レスキューに繋がる事だと考えたからです。
地元で保護活動を行ってもらい、最後に残った子たちはアーク・エンジェルズが引き受けますから安心して頑張ってください。とバックアップしていました。
その頭数、200頭を越えていましたが、地元有志の頑張りで全頭が里親様のところへと旅立ったのでした。
結果は万歳でした。
その後、その方たちは滋賀シェルターに御礼の御挨拶に来られました。
「よく頑張ってくれました。お陰で多くの小さな命が救われて感謝いたします。」と労いました。

動物愛護が崩壊現場の地元で芽生えたのです。
当団体を非難するネット族や反対派はそれらを知らず、地元団体を賞賛しておりました。


同じレスキュー活動をしていても「アーク・エンジェルズ」の名前が出ないだけで賞賛なのですから、その方たちと正直、笑ってしまいました。
私たちは、結局は尊い命が1頭でも多く救えればいいのです。


現在も数件の大型レスキュー依頼があります。
救いたいが救えない現実が民間団体にはあるのです。
保護活動は、レスキューした後が大変です。
保護犬は隔離から始まり、治療と心のケア、健康管理に数ヶ月に渡り専念します。

これらの活動経費は、全国からの善意の寄付金や救援物資、団体会員による会費により賄われます。
不足分についてはバザーを開催したりグッズ販売をします。
それでもの不足分は個人の出資により賄われています。
お金がないからと犬のお世話を疎かにはできないのです。
なんとかやり繰りをして活動を継続するのです。
ここで公的な援助があれば助かるのですが、現行の仕組みではそうもいきません。

動物愛護を促進するには、やはり行政が本気を出してもらわなければ、救える命も救えないのです。
法の整備も必要です。
これは議員さんの力が必要です。
頑張って欲しいものです。

現在、そう思いながらの充電中の代表 林俊彦でした。


最後に報告ですが、「アニマルレフュージ関西」との不正競争行為差止等請求事件は、判決を不服として控訴しました。
5月26日、アニマルレフュージ関西 代表理事 オリバー氏は一審判決で得た執行権利にて当団体の郵便預金、銀行預金の2件、金1,231,246円を差押えしてきました。
全国からの善意の寄付金が差押えられたのです。
保護したワンたちの維持費、活動費が差押えされ凍結されてしましました。
同じ保護活動をする愛護団体が愛護団体を財政的に逼迫させ危機に陥れています。
許せない行為です。断じて戦います。


老犬は定期的に安楽死させ、犬猫を保護するには金員が必要と、余命いくばくもない多頭飼育者の犬たちを救う代償として土地建物の財産を寄付させ、その後の飼育費を支払わなければ安楽死すると迫り、やむなく犬たちを他団体に移した元飼主の悲鳴。
目障りな団体は容赦なく潰しにかかるなど、断じて許せない。
外国からやってきて日本で動物愛護を謳いイギリス仕込みの活動を続けて数十年、今や日本を代表する動物愛護団体。
年間一億五千万円もの寄付金等の収入があり、そのすべてはワンのために費消されていない。
シェルター施設はバラック建てのままだが、今回、兵庫県にて新施設に着工するらしい。その費用一億円をも募集中とのこと。
どこまでも強欲なのか。

情にもろい日本人をいつまでも騙せるはずもない。
糾弾をしていくが、いずれ天罰が下ろう。



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今日の天気は晴天なり。すべてに問題なし。



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ご心配されている支援者の方々にご報告をいたします。
太宰府レスキューにて保護されたワンたちは元気に快復してきています。
アフガンたちは元気に走り回り要求吼えもするようになりました。
特にバセットのピリピはとても元気です。
ボクサーのラハは未だ、快復が遅いですね。
でも徐々にリハビリ効果は出てきています。
そして29頭のうち、2頭は優しい里親様の元へと旅立ちました。
これもひとえに物資のご援助、皆様のご支援の賜物です。
深く感謝申し上げます。有難うございました。


大阪、愛知支部にワンたちを移動して次のレスキュー活動に備えております。
某県にて50頭クラス、200頭クラスの繁殖場崩壊が予想されます。
すべて小型犬です。
ここの繁殖場は小型犬の屍骸がダンボール箱に詰め込まれてる様子です。
何故、崩壊するまで放置するのでしょうか。
許せない業者たちです。
現在、水面下にて行動中です。
救えるならば1頭のもれなく全頭を救出します。


シェルターや支部には新しいスタッフと初参加ボランティアさんが増えてきました。
心を同じくする仲間が増えてくることは嬉しい状況です。
世の中にはまだまだ不幸な環境下で過ごしているワンたちが多くいます。
1頭でも多くのワンを救えるように準備をしています。
応援してくださいね。


4月25〜26日の2日間、滋賀県内で行われたバイカーズキャンプにてイベントを開催してきました。
今回のイベントでは開催を告知せずにパネル展を開きましたが、盛況に終了いたしました。
イベントは雨の中での開催でしたが、全国から集まったバイカーミーティングで当団体は初参加でした。
ハーレーやアメリカンバイクが集まる一大イベントで、毎年行われているミーティングです。
猛者連中が集まる中、唯一の動物愛護団体のブースでしたが、バイカーたちは大の犬好き連中でした。
大男のバイカーがパネル展の写真を見て涙を浮かべる一幕もありました。
モヒカンやライダーススタイルは厳ついですが、心は優しい男たちですね。

これからは団体を応援するよ。と頼もしいお言葉も頂きました。
他所で次々と行われるイベントにもお誘いを受けました。
犬の譲渡会やパネル展といえば、愛犬家が集まりますが、今回はバイクを愛するバイカーたちに啓発活動を企画しました。
多くのバイカーに犬の置かれている惨状をパネル展で見ていただき、現実を知るきっかけになればと思い、一般の愛犬家への告知をしないイベントととして企画したのでした。
ところが、意外にも、バイクにしか興味を持たない人たちと思いきや大の犬好きで、彼等曰く、「人間には厳しいが犬には優しいんだよ。」との言葉には、あっさりと共感。嬉しくもありました。
スキー場を借りきっての会場内では、多くのバイク関連の物販店ブースが所狭しと埋め尽くされていて会場内のゲレンデ中央には特設ステージが組まれ、ライブコンサートが行われました。(ロックなど10バンド参加)
セレモニーとしてはモトクロスバイクがスキーゲレンデを頂上まで駆け上がり、拍手喝采。途中で転倒するバイクを見ては大きな溜息と拍手が。
このイベントに参加した方がメモリアルイベントとしてバイク・マレッジ(結婚式)を披露するなど盛り上がりを見せていました。
雨の中、全国から次々と入場してくるバイカーたち。猛者連中です。
勇ましい姿のハーレーやアメリカンバイク。イージーライダーの様相を見せ付けられました。
ファイナルステージでは主宰者よりステージ上に呼ばれ、集まった皆様にご挨拶を申し上げる機会を作ってくださいました。
次回からの参加も約束してきました。

主旨が違うのでは、と当初は戸惑い気味でしたが、主宰者の方から、崇高な活動をしているんだから何も遠慮はいらないし、皆、動物が好きですよ。反対している連中がいるって? そんなの関係ねぇ。!! と、一喝でした。
保護活動に反対している連中がいるなら、この場所へ連れておいでよ。遊んでやるよ。と少々、過激な一幕も。
バイカーの多くは、犬が捨てられたりブリーダー崩壊現場の事実を知らなかったりと無縁な世界でしたが、この現実を知った方は、これから俺たちも応援するから頑張ってくださいよ。と暖かい言葉も頂き、感謝感激でした。
家族連れも多くおられて和気藹々のイベントでした。

団体スタッフ22人が参加してのイベント報告でした。


動物愛護団体が同じ愛護団体を告訴するという事態が起きていましたが、地裁判決は当団体の敗訴となりましたが、明らかにおかしい判決なので控訴します。三審制なのでてっぺんまで行きますよ。
不正競争行為差止等請求事件という訴訟でした。
名前が似ているので使うな。と言うことですが、「アニマルレフユージ関西」と「アーク・エンジェルズ」が似ていると言うのです。
相手側は通称「アーク」と呼ばれているそうですが、それを使うな。と言ってきたのでした。
双方とも非営利団体で犬の保護活動をしている団体ですが、目的が世の中の悲惨な状況で苦しんでいる犬たちを保護し、救えればよいという活動のはず。誰が救ってもいいじゃないですか。
何を名前に拘って裁判を起こすのだろうかね。

了見が狭い考えを持つもんだ。
オーナーがイギリス人だからか。
「アーク・エンジェルズ」がレスキュー活動で有名になって「アニマルレフユージ関西」の募金が減ったとか風の噂で聞いたが、そんなの関係ねぇ。だろう。お門違いも甚だしい。
うちの団体は貴女の団体と違って、安楽死をしませんよ。
里親に出せない老犬を安楽死したりすることは絶対にしません。
老犬ほど、大切にします。
そこの趣旨が大きく違うんです。
まぁ、せいぜいお気張りやす。です。

名前に拘るより犬の命を大切に守るほうが大事な事です。
それともイギリス流の保護活動では邪魔な愛護団体は抹殺するのでしょうかね。
名前は消せても私たちが犬たちを救う活動を邪魔することも抹殺することも、不可能です。
何があろうとも、目の前で苦しんでいる犬がいたら、躊躇せず救います。

「アニマルレフユージ関西」にとっては私たち「アーク・エンジェルズ」が無視できない存在という証でしょう。
どこまでも大きくなる存在。
叩かれれば叩かれるほど大きくなるのが、たんこぶ。
目の上のたんこぶは、もう一つ大きく育ちました。(笑)


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大宰府市レスキュー、書類送検



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2月6日にレスキューを行った29頭の繁殖場崩壊事件が、4月17日付けにて福岡県警が動物虐待容疑で書類送検したとマスコミ各紙にて公表されました。
繁殖業者も容疑を認めているので間違いなく処罰されることと思います。
動物虐待、狂犬病予防法違反、登録違反、動物取扱法違反など多くの容疑があります。

今回の告発は私たち動物愛護団体ではなく警察が自ら行いました。
警察が行わなければ団体がやります。と告発状を用意していましたが通報が有った事件なので検事と相談するが、告発がダブるので、待っていてくださいとの事でした。
結果、警察がしますと。言ってくれました。
動物虐待事件で警察自らが本腰を入れてくれたのは有難いことだ。

3年前の広島DPの時は警察が頑張ってくれましたが、検察庁は不起訴処分としました。
あれだけの大きな虐待事件が処分なしでした。
動物愛護が叫ばれている中、今回はそうにはならないでしょう。


動物愛護推進策が今年からスタートしましたが、その初っ端の事件です。
山形県でも狂犬病予防法違反にて男性が書類送検されています。
今までは予防注射や登録を行わなかったくらいでは中々、起訴まではいっていないのが現実でしたが、今は違います。
動物愛護に関する法律が名実ともに実の有る法律になってきたのです。

現在、動物虐待監視委員会では狂犬病予防法に基き、ワクチン接種と登録の励行を促すように啓発を行っていますが、福岡県内の某ブリーダーの件にて管轄行政に対し、犬の登録原簿の情報公開請求を行ったところ、14頭の内、1年〜6年間、畜犬登録を怠っていました。
行政に問い合わせたせいか、慌てて21年3月4日に登録をしています。ワクチン接種は20年12月に行っていました。
このことから判るように動物取扱業者は飼主義務を履行していないのです。
多くの動物取扱業者は飼主義務を怠っているのです。
6年間も畜犬登録をしていなければ明らかに狂犬病予防法違反です。
20万円以下の罰金に処する。という罰則規定もありますから、行政は告発して処罰しなければなりません。

行政が処罰をしていないのは、遅ればせながらも畜犬登録と狂犬病予防注射を実施したということで、温情措置を取られたのでしょうか。
しかし罪は罪なので、違反すれば処罰する、が法律です。
行政の職務怠慢に当るのでは・・・。
問い合わせをして真意を確認する必要があります。
告発には時効はありませんのでいつでも実行することが出来るのです。

この某ブリーダーは太宰府レスキュー事件に関連していた方で、レスキュー当時、当団体に通報した方ですが、現場では自身が優良ブリーダーだと自負され発言をされていたのだが、実態を調べると上記のように登録義務を怠っていたのでした。
同業者を批判する前に自分自身の立ち姿も直さなくてはいけませんね。
もう御一方、居られますがこの方もどこまで義務を励行されているのか調査中ですが、悪い結果が出たら罪を償ってもらわなければなりません。
動物取扱業者として動物のプロとして、襟を正してもらいたい。

厳密に言えば、法律に違反した時点で処罰の対象になるのですが、現実の多くは実行されていないのです。
一般の飼主は登録や予防注射を行っています。
一部、行っていない人もいますが犬を飼う以上は守らなければならない規則なのです。

動物取扱業者の繁殖業者もペットショップも例外はありません。
生後91日以上の犬を所有した人は全て飼主義務が発生するのです。
1ヶ月以内に畜犬登録を管轄行政に出す規則です。

中にはこのルールを知らない人も居るかもしれませんが、この際、知っておくべきです。


犬たちを扱う動物取扱業者は知っていて当然ですが。
知っていても行っていないのは、ただ単に怠慢か費用をかけたくないのか、はたまたそれ位では処罰などされないと高をくくっているか。ですね。
だから厳罰に処してほしいと考えるのです。
犬に関するプロが法を守らないで一般市民が守っている。
おかしな現象ではないですか。

行政も今まで放置してきた責任があります。
守るように指導し、監視チェック機構を稼動すべきです。

予防注射接種率の高い地域ほど義務違反を摘発しています。
ちなみに山形県(95.3%)は長野県(95.5%)に次いで全国2位の接種率。(平成19年度)
ワースト1位は沖縄県(52.0%)、2位岡山県(62.1%)、3位香川県(64.2%)、4位愛媛県(64.6%)、福岡県5位(65.0%)。
全国接種率 (75.6%)

狂犬病予防法違反の容疑 書類送検
更新:2009/04/08(山形新聞)
飼い犬に狂犬病の予防接種を受けさせなかったなどとして、県警は7日、鶴岡市内に住む30歳代の男性を、狂犬病予防法違反の容疑で、地検鶴岡支部に書類送検した、と発表した。

捜査関係者によると、男性が飼っていた秋田犬とグレートピレニーズの2頭について、鶴岡市に対し飼い犬の登録をせずに飼い、2008年4月から6月までの間に定められた狂犬病の予防接種を受けなかった疑い。
飼っていた犬が近所を徘徊(はいかい)するなどして発覚したという。
男性の背景から「別件」的な要素もありそうだが、昨今狂犬病予防法違反での逮捕を含め、事例が増えている。


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権利と義務



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犬の登録は飼主に課せられた義務である。
迷子になったりしても鑑札を付けておれば家に戻る確立は高い。

難をいえば、鑑札の形状が大きくて現在のお洒落な首輪には着け難いのと紛失の可能性も大である。
そういう観点と遺棄防止策からみれば、マイクロチップが有効的とは思う。

狂犬病予防注射も飼主に課せられた義務である。
登録と同様に違反すれば20万円以下の罰金が課せられる。

清浄国の日本では、狂犬病は56年のイヌ,57年のネコを最後に,58年以降は発生していない。
これは狂犬病予防法にて年に一度のワクチン接種を行っているからだと言える。
この対策には異論は出てはいるが、万一の場合に備えるには有効的な手段と思う。

難を言えば、原価100円程度のワクチンが2,650円は随分と高い。鑑札代550円は行政に納めるのだが、合計3,200円は無料化して欲しいものだ。
他方では獣医師会を儲けさせるだけの愚策だと言われても仕方ないだろう。
全国約550万ともいう犬の飼い主が負担している予防注射接種金額は年200億円と言う。

この収益全てを動物福祉や殺処分回避に回しているのなら申し分ないのだが、それも見当たらない。
申し訳程度の啓発費用と動物愛護週間イベント費用くらいである。

獣医師会は過去に数回、公正取引委員会により独禁法にて指導はされているが、方策は変わってはいない。
政治的な要素があるから改善までは至っていないのだろう。
獣医師会は法律により既得権益を守られているのである。
有意義な動物福祉に貢献するのであれば、動物に関わるもの全てが改革を行わなければ、真の動物福祉とは言えない。

だが、法律は法律だ。
国民に課せられた義務であれば法令順守は当然である。
全ての飼主が励行しなければ不公平である。
一般飼主も動物取扱業者も多頭飼育者も、動物愛護団体もである。
犬を飼育管理している者全てが登録とワクチン接種をしなければいけない。

義務を怠っている者は法により罰せられるのだ。

ところがだ、上記のように権利と義務が有るにも拘らず、守るもの守らないものがいて、正直者が馬鹿を見ている差別感があるのだ。
罰則規定があるのに、行政も履行していないのだ。
何の為の法律なのか。

国民の安全を守るため狂犬病予防法が存在している。
登録、ワクチン接種を義務化し法令順守徹底を呼びかけている。
矛盾があるが規則は規則。

私的な意見だが、
・狂犬病予防注射は毎年ではなく隔年でも良いと思う。いや、3年に1回の予防でも良いかもしれない。
ワクチン接種による犬の死亡例も多くあるので、犬にとっては危険が伴う事もあるからだ。
・登録も頭数を把握する為には、生後91日以上ではなく、生後すぐに登録を済ませる必要があると考える。
繁殖業者が産ませたらすぐに届出をし登録をする。
生後40〜50日でペットショップに並ぶ現在では必要な措置だと思う。
・ペットフードの規制も必要だ。人が口にする食物は食品衛生法にて管理されている。
犬の食べ物も同様にフード類を管理し安全性を確認して販売するようにしなければ、人と動物との共生を謳う精神に反するのではないか。
フードの製造過程も明らかにし、産地偽装のない業界にしなければ片手落ちだろう。
中国製が多くを占めている今、製品管理が求められている。
・動物たちの医薬品もしかり。安価で提供できるように改革を求めたい。治療費も同様である。
本来、医師は人道的な立場から救命する使命が根底にあるのだから、動物たちにも同様の考えを持って欲しい。
医は算術にはなって欲しくない。

動物虐待監視委員会では、地域を定めて啓発を行っています。
違反行為が確認され次第、順次、行政に訴えます。

レスキュー活動と同じく、黙っていては何も始まらない。
出来る事から、改善を実践していきます。

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