滋賀大学教育学部
 
附属教育実践総合センター
 
 
 
 
 
第1回教育実践総合センター地域連携研究発表会
 
2003年度教育実践総合センター活動報告会
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2月16日(月)
午後1時〜4時30分
 
 
 
於:大津サテライトプラザ
サテライトルーム
(大津駅前平和堂アルトプラザ大津5F)










ご挨拶
地域の教育との連携を柱にした新たな教員養成学部のあり方の探求
 
滋賀大学教育学部附属教育実践総合センター
センター長 教授  窪島 務      
 
 日頃より滋賀の教育の発展のためにご尽力頂いておりますことに敬意を表します。また、当教育実践総合センターの地域連携事業にご協力頂いておりますことに感謝いたします。
 21世紀の4年目、2004年が幕を開けました。国際的にも国内的にもこれまでの様相を超えた事件や出来事が世界的な規模で起きています。また、国内的にも悲惨でみじめであった戦争を体験している方々にはそうした時代をフラッシュバックさせるような事態がいままさに進行しようとしています。
 国立大学は、この4月より法人化という明治以来の我が国の大学制度の根本に関わる改変を経験しようとしており、大学のあり方、大学と学問、大学と地域社会の関係などあらゆることが問い直されています。その大きさは、これまでの経験での判断が全く許されないほどの巨大な規模の変化であります。しかし、それは、必ずしもすべてがマイナスの方向ではなく、新たな大学と地域との連携のあり方を見いだすよい契機となり得る可能性を含んでいます。それは外から外圧的にいわれているばかりでなく、教育実践総合センターとして滋賀県教育委員会を始め、私たちがこれまで地域の教育関係機関、個人の方々と連携を重ねてきた延長線上に位置づけることができるからです。それは、一面で地域の教育の発展に寄与しまた支えられる関係にある教員養成学部としては本来あるべき姿の探求のプロセスに他ならないからです。
 ここに第1回の地域連携・共同研究発表会を開催し当センターと教育・研究上の様々な連携を展開している方々にお集まりいただいて連携のプロセス、成果をご発表いただく機会を持つことができますことを皆様に感謝申し上げます。本発表会を連携・共同研究にご参加頂いています方々の相互の交流とより充実した発展性のある共同研究のあり方を探る最初のステップと位置づけております。今後の皆様のご協力とご支援をお願いいたします。
 
 
 
 
 
 
 
本センターの概要(経緯)
 
 本センターの当初の設置目的は,教育学部附属教育実践研究指導センターとして,資質の高い教員養成をめざし,教育実習及び情報教育を中心に教育実践に関わる教育・研究の推進にあった。教育実践総合センターに改組されてからは,教育臨床を中心にした教育実践研究の推進が加わった。さらに,教育委員会など県下の教育関係諸機関と連携した現職教員の再学習・研修機会の提供と教育相談等が強化された。この方向は今後一層強められていくべきものである。なお,本センターを含めたところの地域交流棟の建設が不可欠の課題となっている。(教授 清水毅四郎)
 
1992(平成4)年4月 教育学部附属教育実践研究指導センター開設
          2部門でスタートした。
          センター長    教授  板倉安正
          教育実地研究部門 助教授 清水毅四郎
          情報教育部門   講師  穂積俊輔
1994(平成6)年4月  センター長    教授  中井憲照
1996(平成8)年4月  センター長    教授  清水毅四郎
1997(平成9)年4月  教育臨床研究部門 教授  窪島 務
1998(平成10)年4月 情報教育研究部門 講師  宮田 仁
2000(平成12)年4月 教育学部附属教育実践総合センターに改組
          2部門4研究領域に改組された。
          センター長    教授  窪島 務
          教育実践研究部門
           教育実地研究領域 教 授 清水毅四郎
           情報教育研究領域 助教授 宮田 仁
          教育臨床研究部門
           学習困難支援領域 教 授 窪島 務
           教育相談臨床領域 客員助教授 箱家勝規
                (滋賀県教育委員会より派遣)
2001(平成13)年4月  教育相談臨床領域 助教授 倉本頼一
2002(平成14)年4月  教育相談臨床領域 客員教授 田村明雄
                (滋賀県教育委員会より派遣)
 
 
 
プログラム
開会 
挨拶 学部長
   滋賀県教育委員会
 
第1部
記念講演 「最近の学校教育の課題と大学・教育現場の共同研究推進の意義」
      滋賀県総合教育センター
      所長 橋本源之助 先生 
 
第2部 研究発表(各10分)
1.教育実践総合センターの2003年度活動の概要
 
2、滋賀県「心の教育相談センター」と滋賀大教育学部の連携
       所長 田村明雄 先生
 
3.安土町特別支援教育IEP委員会及び教育相談にかかる連携
  −3大学滋賀県連携「軽度発達障害プロジェクト」地域貢献の一環として
       老蘇小学校校長 加藤正隆 先生
 
4.日野中学校教育相談活動における大学との連携
       日野中学校教育相談担当 福井雅英 先生
  
5.「長浜教育相談室」と滋賀県北部の不登校対策事業にかかる連携
       長浜市教育委員会青少年センター指導主事 唐子恵子 先生
 
6,教育実践総合センター「不登校フリースペース」の活動
       滋賀大学教育学部生 河部真由子,大上智子,尾之上さやか 
 
7.教育実践総合センター「子育て電話相談」の活動
     ボランティア「お皿の会」事務局 北村隆太郎 氏(県立草津高校)
 
8.守山市におけるディジタルコンテンツの開発研究
       滋賀県守山市立教育研究所 主査 奥村信夫 先生
 
 
9.動画コンテンツを活用した新しい教育実践の創造
      滋賀県総合教育センター情報教育チーム研究員 安原正登先生
 
10.県学力向上フロンティア事業指定校の取り組み
  −安曇小学校の現状と課題−
      安曇小学校研究主任 小久保義直先生
 
11.県学力向上フロンティア事業指定校の取り組み 
  −日野中学校の現状と課題−
      日野中学校研究主任 西村喜雄先生
 
意見交換
 
●会場案内
「滋賀大学大津サテライトプラザ」
所在地 大津市春日町1−5 アルプラザ大津内
    (JR大津駅前平和堂アルプラザ大津5階)
電話:077−524−3692(FAX機能付)
 
 
 
 
 
 
 
JR大津駅前
 平和堂アルプラザ大津5階
 
 
 
 
 
ご注意:平和堂アルプラザ大津や滋賀大学大津サテライトプラザには駐車場が
    ございませんので,公共の交通機関をご利用の上お越し下さい。