「もっといいものに…」　万引き容疑の福島市消防職員　商品交換申し出て発覚

　福島市消防本部は７日、市内の自動車用品店でテレビチューナーを万引したとして、窃盗の疑いで男性職員（４７）が福島北署から任意で事情聴取を受けたと発表した。

　同本部によると、男性職員が４日に店を訪れ、別のチューナーへの交換を申し出たところ、５月に万引された商品だったことが発覚した。

　男性は内部調査に対し、５月３０日に万引したことを認め「無性に欲しくなって盗んだ。お金を足して、もっといいものに交換してもらおうと思って再来店した」と話しているという。

　市消防本部は「勤務態度はまじめだった。事実関係を確認次第、厳正に処分する」としている。