2006年09月

2006年09月01日

フードジャーナリスト会議とは

「フードジャーナリスト会議」は、テレビ、出版、新聞、WEBなどを中心に、
「食」と「食メディア」に関わるプロフェッショナルが集う勉強会&交流会です。

月例(ほぼ)セミナーでは、国内外を問わず、
各界のトップランナーをゲストにお呼びして、
興味深い最前線のお話を伺うとともに、名刺&情報交換会を開催しています。

そもそものきっかけは・・・

かれこれ20年以上、情報番組、報道番組、バラエティーにドキュメンタリーまで
あらゆる種類の番組に、プロデューサー、ディレクター、
放送作家として関わってきましたが、
どんな番組にも何らかの形で「食」は登場してくるんですよね。

まじめな話、たとえば大地震の被災地取材だって、本音の声を拾うと、
「レトルトの差し入れより生の美味しい野菜が食べたい!」
なんていう切実な声がいちばんに飛び込んできたりして。

ほかにもたとえば、大家族のドキュメントなんぞ撮ろうものなら、
テーブルまわりだけでも、家族の物語がくっきり浮かび上がる!

NHKでイチローの密着ドキュメントを制作しても、
イチローの人間像を語るキーワードが「妻の手作り家カレー」だったり!

「食」って、それにどう向き合うかでその人自身の「人間」が見えてくるし、
なによりあたりまえだけど、「食」って「命」と直結してるじゃないですか。

ところが、気が付けばそこそこ長〜いキャリアにもかかわらず、
忙しさにかまけて、あまり真剣に考えてこなかったかも…(反省)

そうこうするうちにネット社会に突入、
ブログという誰でも参加できる新しいメディアを中心に、
良い意味でも悪い意味でも誰もが好きなことを勝手に言いたい放題、書き放題、
というある意味恐ろしい状況が生まれてたりして…。

とまあそんなこんなで20年以上もボチボチやってきたわけですが、
ここはひとつ初心に戻って、いろいろ勉強させてくださーい、

と、ごくごく内輪で極私的な勉強会のつもりだったんですけど、
「なんか面白そうじゃない!オレも参加させてよ!」という声が意外と多くて、

じゃあ、どうぞどうぞ、と門戸を開放したら、
あれよあれよと、気がついたらすごいことに・・・

というわけで、勉強会の名前を「フードジャーナリスト会議」と、
いかにももっともらしい、たいそうな名前をつけてみましたが、
ガストロノミーからスローフード&スローライフ、
食育、健康・安全・環境に食料自給率まで、
「食」にまつわることならエブリシング・カモ〜ン!

ということで、もしよかったら、
お仲間を誘って気軽に覗いてみてくださいね!



JFJC主菜、じゃなくて主宰 わぐりたかし(放送作家)


追伸:あ、そうそう、ちなみにボクは、
   20年以上、来る日も来る日も千本ノックのように毎日「食」の情報にふれて、
   あれやこれやと発信してますけど、けっして「グルメ」でもなんでもないので、
   そこのところひとつよろしくです。(笑)






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