福岡市は7日、市立板付中学校(博多区)の生徒6人と市立板付小学校(同)の児童6人について、同日までに新型インフルエンザへの感染が確認されたと発表した。重症者はいないという。同市は校内での集団感染とみている。また滋賀県も同日、彦根市に住む滋賀県立大教員の男性(30)の感染を新たに確認した。
同市によると、感染が確認されたのは板付中が1年と2年の12〜13歳の男子生徒6人、板付小は4年と6年の9〜11歳の女子児童3人、男子児童3人。同市は感染拡大を防ぐため、両校と近くの小学校の計3校を14日まで臨時休校とすることを決めた。
一方、滋賀県の男性は2〜6日、東京に出張して都内で開かれたイベントに参加。5日に鼻水や倦怠感の症状があり、帰宅後の6日、彦根市内の医療機関で受診した。県は出張中に感染した可能性が高いとみている。(21:12)