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詐欺容疑で中学校教諭ら逮捕 富山県警、教材費59万円水増し

2009年06月07日 17:40

 中学校の授業で使う教材費用を水増し請求し、差額約59万円をだまし取ったとして、県警捜査2課と富山中央署は7日、詐欺の疑いで富山市蓮町、中学校教諭、正水和久容疑者(31)と、同市黒崎、教材販売業、山崎兵吾容疑者(69)を逮捕した。県警によると、正水容疑者は容疑を認めているが、山崎容疑者は否認している。

 逮捕容疑は2人は共謀し、平成18年6月と同10月の2回、正水容疑者が当時勤務していた氷見市立北部中学校で、担当する3年生の技術家庭の実習用教材費を水増しした請求書を作成して、山崎容疑者の会社に発注。差額計約59万円を学校からだまし取った疑い。

 県教育委員会によると、正水容疑者は14年4月から19年3月まで北部中学校で、現在は富山市の堀川中学校で技術家庭の教諭として勤務している。県教委は「事実確認をした上で、再発防止策を講じたい」としている。

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