2009年6月7日12時1分
柴崎芳太郎らの測量隊が剱岳(写真左)の周辺で測量をする場面 (C)2009「劔岳 点の記」製作委員会
明治時代に使われた「三等経緯儀」で柴崎芳太郎役の浅野忠信(左)が測量をする場面 (C)2009「劔岳 点の記」製作委員会
柴崎芳太郎=柴崎家提供
原作は柴崎を主人公に、正確な測量という大前提に加えて上層部が命じた日本山岳会との初登頂争い、北アルプスの自然の猛威など、様々な試練を乗り越える測量官らの姿を描く。剱岳の標高(2999メートル)は04年にGPSなどで測量し確定したが、柴崎の測量は「2998メートル」。差は1メートル以内だった。