韓国で北朝鮮向けの放送に携わっている脱北者らが都内で集会を開き、「北朝鮮の庶民は核・ミサイル問題について国の上層部が勝手にやっていると不信感を持っている」と訴えました。
「(北朝鮮の庶民は)核やミサイル、拉致問題について関心を持つ余裕なんてない。(国の)上層部が勝手にやっていることだと思っている」(自由北朝鮮放送 キム・デソン局長)
4人の脱北者とともに来日したキム・デソンさんは、韓国のラジオ局、「自由北朝鮮放送」局長として北朝鮮の内部情報を集めています。
キムさんは、「人々は自分たちが食べることに精一杯で核ミサイル問題や後継者問題などについて関心がなく、金正日体制への不信が大きくなっていると感じる」などと話しました。(06日17:22)