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天安門事件20年 米国務長官、民主活動家の釈放要求

 【ワシントン=丸谷浩史】クリントン米国務長官は3日、中国で学生らの民主化運動を弾圧した天安門事件20年で、服役中である民主活動家の釈放を求める声明を発表した。声明は「経済改革と同じ優先順位で、法の支配や国際基準の人権保護、民主化を進めることであの日を追悼できる」と中国政府に民主化の推進を迫り、長官就任以来、最も強く中国を非難する内容となった。

 声明は「我々は数百人の無実の人たちの悲劇的な死を忘れてはならない」と、天安門事件の犠牲者たちを悼んだ。そのうえで中国は経済発展で「地球規模で指導力を発揮する立場になりつつある。過去の暗い出来事を公に検証し、説明責任を果たすべきだ」と指摘し、事件による死者や拘束者、行方不明者の名前を明らかにすることを呼びかけた。(12:10)

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