県医師会(西村亮一会長)は7日、小野市うるおい交流館エクラ(中島町)で県民フォーラム「公立病院はどうなる」を開催する。専門家らの講演などを通じて公立病院が抱える問題を分かりやすく解説する予定で、「一般県民の方も公立病院の経営について一緒に考えてほしい」と参加を呼び掛けている。
フォーラムは今回で6回目の開催。全国的に公立病院の経営難や診療科の縮小が問題となっていることから、今回のテーマに選んだ。当日は全国自治体病院協議会の会長を務める辺見公雄・赤穂市民病院名誉院長と政策研究大学院大学の島崎謙治教授が、それぞれ「生命輝かそう21世紀の兵庫県民」「公立病院改革の理念と課題」と題して講演する。国会議員や県の担当者らを交えたシンポジウムもある。
午後1時半スタートで参加費は無料。事前にファクスやメールで連絡するのが望ましいが、飛び入り参加も可能。問い合わせ先は県医師会(078・231・4114)。【大久保昂】
〔播磨・姫路版〕
毎日新聞 2009年6月6日 地方版