昨日あたりから、お腹の中の子供がポコっと動くのを感じ始めたみたいです。彼女だけがポコっを愉しんでいるのはしゃくなので、膨らんだお腹に耳をあててみると…
『ポコポコっ♪』
なにやら音が聞こえます。そして耳にちょくせつ振動が伝わってきます。
今度は手をあててみると、てのひらにポコポコした感覚が伝わってきました。ほんの小さなちいさな感覚です。
こどもの頃にお風呂の中でおならをして、その気泡をてのひらで受け止めた時の感覚に近いかもしれません。本当にわずかな振動ですが、確かに動いています。
ようやく彼(彼女)の存在を感触として確認できると、より身近な存在として実感が湧いてきます。しかし、本日は先日受けた羊水検査の結果報告の日でもあります。
確率的には数千分の一である染色体異常の有無を告知されることになります。その結果次第では残酷ですが、彼の存在を存続させるか否かを決定させなければなりません。
やっと彼の存在をこのてのひらで実感できたのに…
今は検査結果が良好であることをただ祈るばかりです。