今日の結婚式は少し悲しい結婚式でした。実は新婦の母上様が先月他界されたとのこと。普通だったら挙式日を改めるところですが、亡き母上様の期待に応える為にも、挙式を決行したそうです。
まあそこまではいいのですが、新婦の妹さんが抱えていた母上様の遺影は、小さな写真を無理矢理引き伸ばし、修正をかけた様なもので、故人を偲ぶには見るに堪えないものでした。おそらくは旅行先でお友達の使い捨てカメラか何かで撮った写真を、プリントからスキャンをして取り込んだと思われます。第三者が見たら満足に顔を識別出来ないかもしれません。
自分が死んだ後に、お粗末な写真を飾られたら、ちょっと悲しい気がします。今日帰宅したら遺影用の写真を撮ってみようかな。