すでに11回もの手術をお受けになっている、寛仁親王殿下。
(ともひとしんのうでんか)
”ひげの殿下”として親しまれていて、天皇陛下とは「いとこ」同士です。
昨年3月、寛仁殿下は咽頭がんの手術を受けられました。
術後1年の全体検診のため、3月30日から入院されていましたが、
昨日19日の午前 ご退院になりました。
寛仁殿下の折々のご発言から、個性が強くてマイペースなイメージをお持ち
の方も多いようですが、福祉の知識とネットワークを広くお持ちのとてもお優しい宮さまです。
『柏朋会』は、寛仁殿下のお印”柏”にちなんでつけられた名称です。
この会は、寛仁殿下が会長をお務めになり健常者も障害者も一緒に
同じテーブルを囲んで意見を述べ、日本の福祉を考え向上させるための
活動をしています。
いわゆる「福祉の考察」の分野では最先端といえます。
昨日、ご退院になったばかりの寛仁殿下は午後 柏朋会4月例会にご出席
になったのです。その責任感の強さに感動しました。
きのうの例会のゲストは、昭和8年に設立された日本で最も歴史のある
アマチュア マジシャンズ クラブ「東京アマチュアマジシャンズクラブ」
(略称 TAMC)の会長 坂本圭史氏はじめメンバー3名の方々です。
TAMCは、昭和49年に昭和天皇ご成婚50周年をお祝いして 東宮御所にて
天覧マジックを行った貴重な経験をお持ちです。以来5回もの天覧の機会に
恵まれたそうです。
現在、高齢者施設、障害者施設、病院、幼稚園、学校などでマジックによる
ヴォランティア活動を通じて、明るく楽しい社会作りに貢献しています。
マジックを通じたヴォランティア活動の状況は、とても興味深いお話でした。
そして、マジックの実演も楽しいひとときでした
これからも、柏朋会の活動に参加して福祉の勉強をしていきたいと思います
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