(cache) 不正処理の2千万円返還へ 横浜市大の前病院長 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 不正処理の2千万円返還へ  横浜市大の前病院長

     横浜市立大付属市民総合医療センターの前病院長の杉山貢同大名誉教授(67)が企業などからの奨学寄付金を不正処理していた問題で、同大は14日、前病院長に物品購入などに使われた寄付金約2000万円の全額返済を求めるとともに、名誉教授の称号も取り消したと発表した。前病院長は2007年3月に定年退職しており、懲戒処分はしなかった。

     市大によると、前病院長は大学の調査に「私的流用はなかったが、大学と病院の名誉を失わせてしまい、申し訳ない」と謝罪、約2000万円の全額を返済する意向。

     市大は、同様に寄付金を業者に預け金として不正処理したとして、いずれも50代の教授と准教授を5月13日付で戒告処分にしたほか、教授5人と准教授2人を文書訓戒処分などにした。

     市大によると、前病院長は在職中の04年度末に業者に大量に事務用品の架空発注をして寄付金約3900万円を預け、05年以降にパソコンやコピー機、事務用品を購入するなどして約2000万円を充てた。私的流用の有無は確認できなかったとしている。

      【共同通信】
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