自然の力はプライスレス

ドッグフードは便利だ。　忙しい時に重宝する。
自分の食事を手抜きしたいのに、キッチンに立って料理するなんて面倒だ。
そんな気分の時にも、とても助かる簡易食だ。

だが、アナタはアナタの信じるドッグフードの製造工場の在る場所を知っていますか？
どんな生産ラインで、どんな食材を使って、どんな加工を施しているか知っていますか？
どんな社長とどんな社員が働いているのか知っていますか？

もしも、その商品が信用できる物だとして、そのメーカーは、商品を食べる動物たちの命を保障してますか？
毎日同じものを食べ続けた結果の統計は明示してますか？

全ての疑問に答えてくれていない会社の何を信用しているのですか？


アナタが自然食を犬に食べさせない理由は何ですか？
●人間と同じものを食べさせたくない
●何を食べさせて良いか分からない
●動物に調理する時間が無い
●貧乏だから動物に買って与える余裕が無い
などだろうか？

●人間と同じものを食べさせたくないという方へ
どんなに可愛がっていると言っても、やはりそれは、動物を差別している事では無いてすか？
そんな程度で動物を支配出来ると思っているのですか？
人間と同じ食材を上げたからといって、上下関係が逆転するようでは、もっと他に原因を考えた方が良いですよ。

●何を食べさせて良いか分からないという方へ
動物だって、人間と同じ地球上の生物です。　同じ哺乳類です。　ナメクジウオを共通の祖先に持つ、遠い親戚なんです。
人間と同様に、地上に在る普通の食材から生命を維持しているんです。
ちょっと調べれば、何を与えれば良いかはすぐに見つかります。
冷蔵庫の中の、その食材を分けて上げれば良いんです。

●動物に調理する時間が無いという方へ
自分がキッチンに立つその時間内にささっと分ける時間さえあればすぐに作れます。
その時間すら惜しんでいたら、いずれは、体を壊した動物達を、病院に運んだり治療したり通院したり介護したり。。。もっともっと何倍もの時間と労力を払うようになりますけど、アナタはどちらを選びますか？

●貧乏だから動物に買って与える余裕が無いという方へ
もしも万が一、ドッグフードのせいで病気になった場合、メーカーは何の保障もしてくれません。
毎日数十円、数百円をケチった結果、生活習慣病にかかった動物を治療するのに何百万円も掛かる事を知っていますか？
それとも払わずに治療せずに見殺しにする覚悟で動物を手元に置いているという事ですか？
どちらが高くつくと思いますか？


確かに、ドッグフードだけだったからといって、必ずしも全ての動物が病気に掛かるとは限らない。
１３歳、１８歳の犬でも元気な子はいる。

だが、私はまりんが、そのどちらの確率に転ぶのか、そんな危険性にビクビクしながら一緒に暮らすなんて嫌だ。
だったら全責任を自分で負った方がまだマシだ。

それに、自然食を食べる時の犬の表情をアナタは知っていますか？
一口一口、美味しそうに噛み締めている犬の真剣な表情を知っていますか？
ドッグフードの時は、取敢えず食っとけ、という感じで流し込んでいるけど、手作り食を頬張る姿は実に微笑ましいですよ。次にはもっと喜んでもらえるように、励みになります。

是非お試し下さい。

人間の私は、昔、野菜ジュースとバランス栄養食と、時々外食とお酒。そんな日々が続いた時期があった。
外食の時には、野菜中心にして、栄養の偏りが無いように気を付けていたつもりだった。

だけど、貧血が続き、医者に見てもらったら、栄養失調になりかけてますよ、と診断を受けた。

慌てて料理を作り始めたが、仕事とか人間関係のストレスとか色々有って、貧血は治らず入院、手術。　九死に一生を得た。


まりんの友達だった、黒ラブのバッシュは、ドッグフードだけを食べて、避妊手術も受けて、人間の食べ物は一切もらわずに過ごして来たのに、骨肉腫になって片足を失って抗癌治療を受けて、まりん等の友達犬から輸血を受けたのに、闘病の半年持たずに死んでしまった。８歳だった。
来月で一周忌。
治療費は何百万も掛かったそうだ。


まりんの友達の黄ラブのバリーは、ママの信じるドッグフードの袋に書いてある量を、その通りに食べていた。
初めはまりんと同じ体型だったのに、あっという間にまりんの何倍にも膨れ上がり、腰を悪くし、それでも量を減らしてもらえず、ラブラドールというよりは、ライオンみたいな巨体になっていった。
私が、減らしたら？と言ったのに、だって袋に書いてある通りにしているもん。間違ってないわ、と言い張っていた。
そのうち待望の女の子が生まれ、バリーは庭に追い出され、木に縛りつけられ、まりんも近寄れないくらい荒れ狂ってすさんでしまった。
今はどうしているか分からない。。。生きているんだろうか。。。

そういえば、バリーは食糞もひどかった。
有名なメーカーのフードだったけど、香料がきつかったのでは無いだろうか。。。


訓練所のワイマラナーは、ドッグフードがメインだそうだが、今は体のあちこちに腫瘍が出来て大きないぼになっている。


ラブラドールは腸や粘膜が弱いらしい、という事で、がん予防の食生活、骨に負担の掛からない体重の維持、繊細な彼女にストレスが溜まらないように、そればかりを心に置いて食事や生活習慣に気を配っていた。

今回は、胃捻転、糖尿病にも気を付けなければならない事を学んだ。
そして、どちらもドッグフードだけの食生活の犬が発病し易いと書いてあった。


以前、本村伸子さん主催の食育セミナーで学んだのは、犬は肉：野菜＝６：４.猫は肉：野菜＝８：２
穀類はほとんど消化しない、という事なので、ドッグフードもそれに近いバランスが良いと思われる。
加工してどれだけの栄養が保持されているかは分からないのだが、無いよりはマシだろう。

他にも詳しいサイトはこちら。⇒犬の食事に付いて調べてみよう

そんな訳で、人間が語るプレミアム完全栄養食などという美辞麗句を信用せず、補助食として考えるのが無難だと思われる。
ドッグフードメーカーは、自分の犬に何か有っても責任は取ってくれないからね。

成分表とにらめっこして、少しでも良いと思われるドッグフードを探して欲しい。

まりんは、ペットショップではユカヌバを食べていた。

うちに来てからは、ニュートロ、ファーストチョイス、その他試供品などなどを経て、今はアーテミスに落ち着いている。

アーテミスのナチュラル６ミックス。




うちに来て間も無く、アメリカで、中国委託生産のドッグフードを食べて多数のペットが死んだという事件を知り、人間の作った加工品に疑問を持ち、真剣に探す事にした。
ドッグフードリコール事件(wikipedia)
ペットフード事件簿

この事件を受けて、巻き込まれたフードメーカーがリコールを発表したのだが、そこに載っていないメーカーであるという事が第一条件である。

次に、農薬汚染された可能性の有るトウモロコシを使っていない。

得体の知れない副産物が入っていない。

何とかミールが入っていない。

人間が食べれるグレードである。


そうして辿り着いたのがアーテミス。
その中でもナチュラル６ミックスは色々な野菜が入っている。

そして何より嬉しいのが、安いという事。

貧乏ＯＬなのでね。。。


最近は、円高だの原油高だのと、便乗値上げが相次いでいるので、困り果てているのだが、３ヶ月前は15kg7000円だったのが、今は約9500円になった。
悔しいので、色々探して見つけたのが、「ドッグウェアのCIERA」

このご時勢に、15kg8500円。
助かりまふ。


外国産が信用できないと言う事で、友達が紹介してくれたのが、国産のメーカー。
Moppy & Nana はオーストラリア製ですが。

興味有る方はお試し下さい。

吉岡油糧


Moppy & Nana




でも、どうしても伝えておきたい事が有る。

人間は神を超えられない

という事。

自然界のものを加工したものが、オリジナルを越えられる訳が無いと思うのだ。

金儲け主義の人間に騙されてはいけない。

ドッグフードは、現時点では、補助食としてのレベルを超えていないと思う。

だから、癌、腫瘍、免疫不良、アレルギー、変死、色々な病気が増えているのだと感じる。

私は出先でも忙しくても一日一回は手作り食を上げるようにしている。

昔は、犬の寿命は１０年そこそこが平均だったのだろう。
癌は１０年掛けて体を蝕む病気だが、寿命がその程度なら、問題無いだろうという発想が有ったのではないか？
それで、お手軽なドッグフードが、世界的に広まったのではないか？
だが、今は、１５年、猫なら２０年生きる時代である。
確率的に怪しいのなら、全面的に依存する事は出来ないと思う。

まりんには、健康な体で長生きして欲しい。
寝たきりになったら面倒見れないもんね。

病気で死に掛けた私が思うのだ。

健康が一番！

腸詰屋の次に寄ったのがここ、Three Dog Bakery。

夏にまりんとサイクリングした時に初めて見掛けたんだけど、高そうだったから入らなかった。
今日初めて入ったぉ。





捜索犬の卵、まりんも入念に店内をチェックチェックっ。

異常ありませんっ。





アレンの誕生日と年越しそばの代わりを兼ねてワン達にもお土産を買った。



何かお手伝いしましょうか？

今日の夕飯

鶏の胸肉
茹で大根
大根の葉
茹でシメジ
茹で人参
茹でモヤシ
煮汁



まりんたんは今日も待つ。