2009年05月08日
日本製のいわゆる18禁美少女ゲームが欧米で販売中止、人権団体が抗議活動に動く
社内協議の結果、適当でない内容と考えられるため、当該記事は削除いたしました。
株式会社デジアニメ
株式会社デジアニメ
日本での販売中止を求める抗議活動を国際人権団体が始めた。このゲームは２月に英国の国会で問題になり、ビデオ・書籍のネット販売大手「アマゾン」が扱いを中止した。しかし、児童ポルノなどの規制が緩い日本では今でも流通している。
このゲームは、未成年と見られる女子２人とその母親を電車内で痴漢した後にレイプし妊娠や中絶をさせるまでを、コンピューターグラフィックスを使った画像で疑似体験するという内容。
記事はだいたい上記の通りだ。
どのメーカーという具体名は言わないが、ソフ倫加盟メーカーにも、似たようなプロダクトをリリースしている会社はあるのだから、決して他人事ではないだろう。
インターネット流通は、グローバル化を促進させると言われて久しいけれど、それを痛感する事件だよね。
なにせ、英国の国会議員が、アマゾン・ジャパンで日本製美少女ゲームを購入して、自国の国会に提出したというのだから。
91年に発売された『沙織』の騒動を思い起こすね。
ソフ倫設立のきっかけだから、興味ある人は「沙織事件」あたりで検索してみて欲しい。
さて、グローバル化が促進されると喜んでばかりもいられない。
なにせその国会議員らが、英国内での流通に反対する動議を提出した結果、アマゾン・ジャパンでは、当該ソフトの扱いを停止してしまったからだ。
余談だけど、アマゾンって凄い販売力があって、外国からの注文にだって、エアメールでパッと発送してしまう。
海外販売の日本製アニメDVDがメチャ安いという話を社員から聞いたことがあって、よし一つ買ってみようと、日本で買うと1万円近くするアニメDVDを、アマゾンUK（イギリス）で試しに買ってみたら、なんと送料込みで1500円だった(笑)
十日ほどで届いたから、品物が届く日数にこだわらない人、リージョンコードの問題をクリアできる人にはお勧めだったりする。
日本語でしゃべってる画面に英語字幕が付くだけだから、日本人なら問題無し。
もちろんアマゾンUKサイトは全部英語で書いてあるけど、ボタンの配置とか、確認事項とか、日本のアマゾンとフォーマットが一緒だから、英語がわからない人でも多分いけるとこが凄い。
閑話休題。
まあ、そういうわけだから、逆にUKの国会議員が、アマゾン・ジャパンで日本製品を買うことも容易いということだろうね。
読売新聞によれば、さらに今月に入ってから、国際人権単体がある行動に移したそうである。
抗議活動を始めた国際人権団体「イクオリティ・ナウ」（本部・ニューヨーク）は「女性や少女への暴力をテーマにした産業が日本で高収益を上げ、『ロリコン』と呼ばれる少女の児童ポルノ市場も巨大化している」との声明を発表。
（中略）同団体は６日、このゲームを含むレイプ、監禁などの性暴力ゲームの制作会社や販売会社、麻生首相ら日本政府の要人らに抗議文を出すように、１６０か国の会員３万人に呼びかけ始めた。
これに対する、メーカーのコメントは、「この商品は業界で作る自主審査機関を通っており、国内向けに販売しているもの。海外の団体からの抗議は承知しておらず、コメントのしようがない」である。
そりゃそうだ。
日本国内向けの、しかも大人向け18禁ゲームソフトに、なにイチャモンつけてるんだ、というところだろう(笑)
いや笑い事じゃないよね。
アマゾンが販売停止にまで追い込まれたのだから、当該メーカーにとっては死活問題だ。
事の経緯は以上だけど、なぜこのような経緯に到ったかの歴史的背景は、一冊本が書けてしまうくらいだから割愛するけど、諸外国、とりわけ欧米では児童ポルノ規制がかなり厳しいんだ。
なぜ厳しいかというと、厳しくしないとどうしようもないくらい悲惨な現状にあるからなんだ。
ちなみに海外に代表されるアメコミの女性キャラなんて、
ボディビルダーみたいに暑苦しくて(笑)、
良く言えば、そう、アンジェリーナ・ジョリーをコミカルにした感じである。
まあ、こんな感じ？(笑)
これに比べたら、日本の漫画やゲームの女性キャラは、子供に見えなくもないんだろうね。
恐らく当該英国国会議員は、そのソフトの絵柄を見て、これは児童に違いないと即断、このような騒動に発展したのだと想像する。
新聞記事では、「日本では児童ポルノなどの法規制が緩い」と煽っている。
それはちょっとニュアンスが違うだろう。
「法規制が緩いと、欧米諸国は主張している」の間違いだ。
言っておくけど、日本の法規制は結構というか、かなり厳しい。
ソフ倫の規定だって、毎度毎度警察庁に持っていき、お伺いをたててるわけだ。
そのたびに、ああしろこうしろという厳しい指導を経て、現在の規定が出来ているわけだったりする。
ソフ倫の規定は、出版業界、映像業界のコードに比べて、かなり厳しい。ユーザーさんから、出版業界ではここまでやってんのに、ゲームはなんでこんなに厳しいんだ、というお叱りを戴くくらいに。
で、欧米の言い分は、アンジョリーナ・ジョリーに比べれば、日本の女性キャラは遙か年下に見える、という話でしかない。
児童ポルノの定義を「18歳未満との淫行」と定義するなら、ソフ倫審査済みのプロダクトに、児童ポルノは存在しない。
なぜそう断定できるかを、次の第2回で言及する。
妃路雪≠卿
このゲームは、未成年と見られる女子２人とその母親を電車内で痴漢した後にレイプし妊娠や中絶をさせるまでを、コンピューターグラフィックスを使った画像で疑似体験するという内容。
記事はだいたい上記の通りだ。
どのメーカーという具体名は言わないが、ソフ倫加盟メーカーにも、似たようなプロダクトをリリースしている会社はあるのだから、決して他人事ではないだろう。
インターネット流通は、グローバル化を促進させると言われて久しいけれど、それを痛感する事件だよね。
なにせ、英国の国会議員が、アマゾン・ジャパンで日本製美少女ゲームを購入して、自国の国会に提出したというのだから。
91年に発売された『沙織』の騒動を思い起こすね。
ソフ倫設立のきっかけだから、興味ある人は「沙織事件」あたりで検索してみて欲しい。
さて、グローバル化が促進されると喜んでばかりもいられない。
なにせその国会議員らが、英国内での流通に反対する動議を提出した結果、アマゾン・ジャパンでは、当該ソフトの扱いを停止してしまったからだ。
余談だけど、アマゾンって凄い販売力があって、外国からの注文にだって、エアメールでパッと発送してしまう。
海外販売の日本製アニメDVDがメチャ安いという話を社員から聞いたことがあって、よし一つ買ってみようと、日本で買うと1万円近くするアニメDVDを、アマゾンUK（イギリス）で試しに買ってみたら、なんと送料込みで1500円だった(笑)
十日ほどで届いたから、品物が届く日数にこだわらない人、リージョンコードの問題をクリアできる人にはお勧めだったりする。
日本語でしゃべってる画面に英語字幕が付くだけだから、日本人なら問題無し。
もちろんアマゾンUKサイトは全部英語で書いてあるけど、ボタンの配置とか、確認事項とか、日本のアマゾンとフォーマットが一緒だから、英語がわからない人でも多分いけるとこが凄い。
閑話休題。
まあ、そういうわけだから、逆にUKの国会議員が、アマゾン・ジャパンで日本製品を買うことも容易いということだろうね。
読売新聞によれば、さらに今月に入ってから、国際人権単体がある行動に移したそうである。
抗議活動を始めた国際人権団体「イクオリティ・ナウ」（本部・ニューヨーク）は「女性や少女への暴力をテーマにした産業が日本で高収益を上げ、『ロリコン』と呼ばれる少女の児童ポルノ市場も巨大化している」との声明を発表。
（中略）同団体は６日、このゲームを含むレイプ、監禁などの性暴力ゲームの制作会社や販売会社、麻生首相ら日本政府の要人らに抗議文を出すように、１６０か国の会員３万人に呼びかけ始めた。
これに対する、メーカーのコメントは、「この商品は業界で作る自主審査機関を通っており、国内向けに販売しているもの。海外の団体からの抗議は承知しておらず、コメントのしようがない」である。
そりゃそうだ。
日本国内向けの、しかも大人向け18禁ゲームソフトに、なにイチャモンつけてるんだ、というところだろう(笑)
いや笑い事じゃないよね。
アマゾンが販売停止にまで追い込まれたのだから、当該メーカーにとっては死活問題だ。
事の経緯は以上だけど、なぜこのような経緯に到ったかの歴史的背景は、一冊本が書けてしまうくらいだから割愛するけど、諸外国、とりわけ欧米では児童ポルノ規制がかなり厳しいんだ。
なぜ厳しいかというと、厳しくしないとどうしようもないくらい悲惨な現状にあるからなんだ。
ちなみに海外に代表されるアメコミの女性キャラなんて、
ボディビルダーみたいに暑苦しくて(笑)、
良く言えば、そう、アンジェリーナ・ジョリーをコミカルにした感じである。
まあ、こんな感じ？(笑)
これに比べたら、日本の漫画やゲームの女性キャラは、子供に見えなくもないんだろうね。
恐らく当該英国国会議員は、そのソフトの絵柄を見て、これは児童に違いないと即断、このような騒動に発展したのだと想像する。
新聞記事では、「日本では児童ポルノなどの法規制が緩い」と煽っている。
それはちょっとニュアンスが違うだろう。
「法規制が緩いと、欧米諸国は主張している」の間違いだ。
言っておくけど、日本の法規制は結構というか、かなり厳しい。
ソフ倫の規定だって、毎度毎度警察庁に持っていき、お伺いをたててるわけだ。
そのたびに、ああしろこうしろという厳しい指導を経て、現在の規定が出来ているわけだったりする。
ソフ倫の規定は、出版業界、映像業界のコードに比べて、かなり厳しい。ユーザーさんから、出版業界ではここまでやってんのに、ゲームはなんでこんなに厳しいんだ、というお叱りを戴くくらいに。
で、欧米の言い分は、アンジョリーナ・ジョリーに比べれば、日本の女性キャラは遙か年下に見える、という話でしかない。
児童ポルノの定義を「18歳未満との淫行」と定義するなら、ソフ倫審査済みのプロダクトに、児童ポルノは存在しない。
なぜそう断定できるかを、次の第2回で言及する。
妃路雪≠卿