東京都は2日、米国ニュージャージー州在住で5月31日に一時帰国した日本人女児(4)について、新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。立川市内の病院に入院しているが、快方に向かっているという。また、留学先の米ニューヨークから一時帰国し、1日に感染が確認された都内の女性(29)を巡り、5月30日に友人の結婚式後の宴会で同席した男女計3人も感染が確認された。いずれも29歳で、墨田区の男性と中央区の男性、千葉県四街道市の女性。都内の感染者は計7人、千葉県の感染者は3人となった。
四街道市の女性は千葉市立青葉病院の看護師だったため、同市は女性が濃厚接触した患者や看護師、家族13人の健康状態を調べている。
一方、埼玉県も2日、カナダに留学していた川島町に住む無職女性(26)の新型インフルエンザ感染を確認したと発表。山口県も、米国コネティカット州から5月29日に帰国した萩市の30代女性が感染したと発表した。
毎日新聞 2009年6月3日 東京朝刊