2005年12月09日
�螢▲�トリー（石川県）の栃木事業所の“怪”営業 その��
こんな理屈で社会の理解が果して得られるのか？
昨日までは産業廃棄物、今日からは有価物。もし、この�螢▲�トリーの言い分がすんなり通ってしまったら、産業廃棄物の中間処理施設そのものが、根本的に変化を余儀なくされることになる。
つまり行政の目が全く届かない状況下で、今後この種の廃油再生事業が行なわれて行くとするなら、これまでの環境行政とは一体何であったのか？その存在意義さえ問われかねない。
それほど重大な問題と言わざるを得ない。火災事故を発生させ、操業停止から営業取り消しにまで発展した、この工場（建て前は事業所）が、いつの間にか、また操業を再開させていた。
地域の住民にはそのことが全く知らされておらず、説明会が開催された様子もない。中間処理施設の許可を受ける場合、地域住民への説明は当然の義務として行政から求められる。
しかし、今回のケースのような場合は「制度上の話をさせて頂きますと、あそこは工業専用地域なので、住民との協定書などは必要ではありません。説明会を開くか開かないかは別問題で、これはあくまでも事業者の問題ですから」とだけ栃木県の産業廃棄物課は語った。
�螢▲�トリー側は行政の指導に沿ってやっていると、栃木県の産業廃棄物課とは食い違った発言をしている。この有価物扱いとした廃油の再生事業にはお墨付きを得たような返答である。
果してこの地域の人達に産業廃棄物と有価物の違いを説明して納得頂けるものなのか？繰り返しになるが、昨日までは産業廃棄物、今日からは有価物。だから許可も必要なければ、地域住民に対する説明もいらない。
こんな摩訶不思議なことがまかり通るのか？それが地域の人達の生命と安全に直接関わることでもあるから、尚更のごとく心配になってしまうのだ。
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