動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

久しぶりの更新です。



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しばらく「ずばり一言」の更新をしておりませんでした。
お詫び申し上げます。

日々、全国のご支援者様からの物資や支援金が送られています。
本当に有難く、心より厚く御礼を申し上げます。
本日も、またたび獣医師団、どうぶつ基金の主宰者である佐上様よりトラックいっぱいのおやつをワンたちにプレゼントして頂きました。
言葉では言い表せないくらいに感謝いたしております。
皆様のご厚意に報いる為に、これからも動物愛護に精進してまいりたいと思います。


久しぶりの更新です。
この間、動物愛護に対してじっくりと考える事ができました。
どうして日本の愛護活動が遅々として進まないのか?
親しい仲間や友人たちに相談をしたりアドバイスを頂いたりと有意義な時間を過しました。


それは、動物たちを守る法律などの整備と実践が遅れているということと、積極的な動物愛護への関わりでした。
対岸の火事ではいけないのです。

動物愛護法や狂犬病予防法というものがあるが、それらが確実に管理施行されているかというと、実はそうでもないのです。
法律や規則があってもそれらを監視したり施行したりする機関が実動していないのです。


行政機関にそのことを質すと、きまって「わかっているが人手が足りないからできない」という答えが返ってくる。
違反があっても摘発までしないことも多いと言う。

余程の虐待が行われていて、事件になれば摘発や告発も可能だが、それ以外は告発までには至らないそうです。

考えの根本に「たかが犬猫ていどに人様を裁けない」という動物軽視の思いがあるようだ。
それが証拠に人が怪我をしたり死んだりすれば大事件だが、動物が怪我をしても交通事故で死んだりしても警察の捜査は及ばない。
まして虐待事件があるという通報があっても行政は調査も捜査もしないのだ。
事実確認があって始めて現地に赴き、飼主に指導、勧告程度である。
「指導」、「勧告」の上に「命令」という措置があるが、余程の事でもない限り「「命令」までは発動されない。
「命令」が発動され従わなければ罰金が課せられるが、従えば罰金は課せられない。
違反罰則規定に幾度なく猶予があるのだ。
そこら辺が人間様との違いだろうか。

諸外国との違いは、ここにある。
欧米には「アニマルポリス」という警察機関があります。
人と同様に動物を虐待すれば逮捕され収監されます。
子供にも手錠を掛けるほどです。
徹底して捜査も行われます。
考えの根本には、動物を虐待する人間は、将来、人にも危害を加える可能性が90%以上あると犯罪白書でも報告されているからです。
それらを未然に防ぐ為、動物虐待者を定期的に監視するのです。
効果はあるようです。

結局は動物愛護は、人有りきだという事ですね。
それはそれでよいのですが、日本には「動物愛護に関する法律」というものが制定されているのですから、今以上に実動できる制度の見直しが必要でしょう。

多くの個人、仲間、団体が動物愛護を謳い活動をされていますが、民間レベルで行う保護活動には限界があります。
法的な権利や保護、公的な援助もなく、まさしく民間人の動物に対する想いだけで活動をしているのです。
保護活動には経費が掛かります。
公的な支援や助成もありません。
善意の方々のご支援に頼り、活動家の自費を捻出しての奉仕活動が現実なのです。

活動の限界を感じています。
もっと精力的に愛護活動ができる活動家が生まれなければ・・・と思いましたね。


アーク・エンジェルズを例に取れば、
「池田繁殖場事件」から始まり、「大阪ヨーキー繁殖場崩壊」に続き、3年前の「ひろしまドッグパーク」崩壊事件では全国から多くの支援金や支援物資が集まり、多くのボランティアさんの結集により580頭もの尊い命が救われました。
その後も「大阪府ブルセラ症感染犬」「兵庫県疥癬症感染犬」「大阪繁殖場崩壊71頭」「福岡繁殖場崩壊51頭」。
最近では「大宰府市虐待事件」がありました。
多くのご支援と心優しい仲間たち、そしてシェルター施設があるからこれだけのレスキュー活動が敢行できたのです。
熱い気持ちを持つ仲間が全国に増えてくれなければ、動物愛護の改革は進まないし小さな命は救えない。


その他、岡山、静岡、四国でも同様の崩壊や虐待事件がありましたが、地元個人、団体へのバックアップで全てが救われました。
アーク・エンジェルズの団体名を伏せての活動支援を行っていたのでした。
なぜ、団体名を伏せていたのか?
他府県へ出動をするのはできたのですが、できるだけ地元の方が中心となって動物保護活動をされて問題解決を図るほうが賢明と思っていたし、それが動物愛護を広げ、レスキューに繋がる事だと考えたからです。
地元で保護活動を行ってもらい、最後に残った子たちはアーク・エンジェルズが引き受けますから安心して頑張ってください。とバックアップしていました。
その頭数、200頭を越えていましたが、地元有志の頑張りで全頭が里親様のところへと旅立ったのでした。
結果は万歳でした。
その後、その方たちは滋賀シェルターに御礼の御挨拶に来られました。
「よく頑張ってくれました。お陰で多くの小さな命が救われて感謝いたします。」と労いました。

動物愛護が崩壊現場の地元で芽生えたのです。
当団体を非難するネット族や反対派はそれらを知らず、地元団体を賞賛しておりました。


同じレスキュー活動をしていても「アーク・エンジェルズ」の名前が出ないだけで賞賛なのですから、その方たちと正直、笑ってしまいました。
私たちは、結局は尊い命が1頭でも多く救えればいいのです。


現在も数件の大型レスキュー依頼があります。
救いたいが救えない現実が民間団体にはあるのです。
保護活動は、レスキューした後が大変です。
保護犬は隔離から始まり、治療と心のケア、健康管理に数ヶ月に渡り専念します。

これらの活動経費は、全国からの善意の寄付金や救援物資、団体会員による会費により賄われます。
不足分についてはバザーを開催したりグッズ販売をします。
それでもの不足分は個人の出資により賄われています。
お金がないからと犬のお世話を疎かにはできないのです。
なんとかやり繰りをして活動を継続するのです。
ここで公的な援助があれば助かるのですが、現行の仕組みではそうもいきません。

動物愛護を促進するには、やはり行政が本気を出してもらわなければ、救える命も救えないのです。
法の整備も必要です。
これは議員さんの力が必要です。
頑張って欲しいものです。

現在、そう思いながらの充電中の代表 林俊彦でした。


最後に報告ですが、「アニマルレフュージ関西」との不正競争行為差止等請求事件は、判決を不服として控訴しました。
5月26日、アニマルレフュージ関西 代表理事 オリバー氏は一審判決で得た執行権利にて当団体の郵便預金、銀行預金の2件、金1,231,246円を差押えしてきました。
全国からの善意の寄付金が差押えられたのです。
保護したワンたちの維持費、活動費が差押えされ凍結されてしましました。
同じ保護活動をする愛護団体が愛護団体を財政的に逼迫させ危機に陥れています。
許せない行為です。断じて戦います。


老犬は定期的に安楽死させ、犬猫を保護するには金員が必要と、余命いくばくもない多頭飼育者の犬たちを救う代償として土地建物の財産を寄付させ、その後の飼育費を支払わなければ安楽死すると迫り、やむなく犬たちを他団体に移した元飼主の悲鳴。
目障りな団体は容赦なく潰しにかかるなど、断じて許せない。
外国からやってきて日本で動物愛護を謳いイギリス仕込みの活動を続けて数十年、今や日本を代表する動物愛護団体。
年間一億五千万円もの寄付金等の収入があり、そのすべてはワンのために費消されていない。
シェルター施設はバラック建てのままだが、今回、兵庫県にて新施設に着工するらしい。その費用一億円をも募集中とのこと。
どこまでも強欲なのか。

情にもろい日本人をいつまでも騙せるはずもない。
糾弾をしていくが、いずれ天罰が下ろう。



ご協力をお願い致します。

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今日の天気は晴天なり。すべてに問題なし。



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ご心配されている支援者の方々にご報告をいたします。
太宰府レスキューにて保護されたワンたちは元気に快復してきています。
アフガンたちは元気に走り回り要求吼えもするようになりました。
特にバセットのピリピはとても元気です。
ボクサーのラハは未だ、快復が遅いですね。
でも徐々にリハビリ効果は出てきています。
そして29頭のうち、2頭は優しい里親様の元へと旅立ちました。
これもひとえに物資のご援助、皆様のご支援の賜物です。
深く感謝申し上げます。有難うございました。


大阪、愛知支部にワンたちを移動して次のレスキュー活動に備えております。
某県にて50頭クラス、200頭クラスの繁殖場崩壊が予想されます。
すべて小型犬です。
ここの繁殖場は小型犬の屍骸がダンボール箱に詰め込まれてる様子です。
何故、崩壊するまで放置するのでしょうか。
許せない業者たちです。
現在、水面下にて行動中です。
救えるならば1頭のもれなく全頭を救出します。


シェルターや支部には新しいスタッフと初参加ボランティアさんが増えてきました。
心を同じくする仲間が増えてくることは嬉しい状況です。
世の中にはまだまだ不幸な環境下で過ごしているワンたちが多くいます。
1頭でも多くのワンを救えるように準備をしています。
応援してくださいね。


4月25〜26日の2日間、滋賀県内で行われたバイカーズキャンプにてイベントを開催してきました。
今回のイベントでは開催を告知せずにパネル展を開きましたが、盛況に終了いたしました。
イベントは雨の中での開催でしたが、全国から集まったバイカーミーティングで当団体は初参加でした。
ハーレーやアメリカンバイクが集まる一大イベントで、毎年行われているミーティングです。
猛者連中が集まる中、唯一の動物愛護団体のブースでしたが、バイカーたちは大の犬好き連中でした。
大男のバイカーがパネル展の写真を見て涙を浮かべる一幕もありました。
モヒカンやライダーススタイルは厳ついですが、心は優しい男たちですね。

これからは団体を応援するよ。と頼もしいお言葉も頂きました。
他所で次々と行われるイベントにもお誘いを受けました。
犬の譲渡会やパネル展といえば、愛犬家が集まりますが、今回はバイクを愛するバイカーたちに啓発活動を企画しました。
多くのバイカーに犬の置かれている惨状をパネル展で見ていただき、現実を知るきっかけになればと思い、一般の愛犬家への告知をしないイベントととして企画したのでした。
ところが、意外にも、バイクにしか興味を持たない人たちと思いきや大の犬好きで、彼等曰く、「人間には厳しいが犬には優しいんだよ。」との言葉には、あっさりと共感。嬉しくもありました。
スキー場を借りきっての会場内では、多くのバイク関連の物販店ブースが所狭しと埋め尽くされていて会場内のゲレンデ中央には特設ステージが組まれ、ライブコンサートが行われました。(ロックなど10バンド参加)
セレモニーとしてはモトクロスバイクがスキーゲレンデを頂上まで駆け上がり、拍手喝采。途中で転倒するバイクを見ては大きな溜息と拍手が。
このイベントに参加した方がメモリアルイベントとしてバイク・マレッジ(結婚式)を披露するなど盛り上がりを見せていました。
雨の中、全国から次々と入場してくるバイカーたち。猛者連中です。
勇ましい姿のハーレーやアメリカンバイク。イージーライダーの様相を見せ付けられました。
ファイナルステージでは主宰者よりステージ上に呼ばれ、集まった皆様にご挨拶を申し上げる機会を作ってくださいました。
次回からの参加も約束してきました。

主旨が違うのでは、と当初は戸惑い気味でしたが、主宰者の方から、崇高な活動をしているんだから何も遠慮はいらないし、皆、動物が好きですよ。反対している連中がいるって? そんなの関係ねぇ。!! と、一喝でした。
保護活動に反対している連中がいるなら、この場所へ連れておいでよ。遊んでやるよ。と少々、過激な一幕も。
バイカーの多くは、犬が捨てられたりブリーダー崩壊現場の事実を知らなかったりと無縁な世界でしたが、この現実を知った方は、これから俺たちも応援するから頑張ってくださいよ。と暖かい言葉も頂き、感謝感激でした。
家族連れも多くおられて和気藹々のイベントでした。

団体スタッフ22人が参加してのイベント報告でした。


動物愛護団体が同じ愛護団体を告訴するという事態が起きていましたが、地裁判決は当団体の敗訴となりましたが、明らかにおかしい判決なので控訴します。三審制なのでてっぺんまで行きますよ。
不正競争行為差止等請求事件という訴訟でした。
名前が似ているので使うな。と言うことですが、「アニマルレフユージ関西」と「アーク・エンジェルズ」が似ていると言うのです。
相手側は通称「アーク」と呼ばれているそうですが、それを使うな。と言ってきたのでした。
双方とも非営利団体で犬の保護活動をしている団体ですが、目的が世の中の悲惨な状況で苦しんでいる犬たちを保護し、救えればよいという活動のはず。誰が救ってもいいじゃないですか。
何を名前に拘って裁判を起こすのだろうかね。

了見が狭い考えを持つもんだ。
オーナーがイギリス人だからか。
「アーク・エンジェルズ」がレスキュー活動で有名になって「アニマルレフユージ関西」の募金が減ったとか風の噂で聞いたが、そんなの関係ねぇ。だろう。お門違いも甚だしい。
うちの団体は貴女の団体と違って、安楽死をしませんよ。
里親に出せない老犬を安楽死したりすることは絶対にしません。
老犬ほど、大切にします。
そこの趣旨が大きく違うんです。
まぁ、せいぜいお気張りやす。です。

名前に拘るより犬の命を大切に守るほうが大事な事です。
それともイギリス流の保護活動では邪魔な愛護団体は抹殺するのでしょうかね。
名前は消せても私たちが犬たちを救う活動を邪魔することも抹殺することも、不可能です。
何があろうとも、目の前で苦しんでいる犬がいたら、躊躇せず救います。

「アニマルレフユージ関西」にとっては私たち「アーク・エンジェルズ」が無視できない存在という証でしょう。
どこまでも大きくなる存在。
叩かれれば叩かれるほど大きくなるのが、たんこぶ。
目の上のたんこぶは、もう一つ大きく育ちました。(笑)


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大宰府市レスキュー、書類送検



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2月6日にレスキューを行った29頭の繁殖場崩壊事件が、4月17日付けにて福岡県警が動物虐待容疑で書類送検したとマスコミ各紙にて公表されました。
繁殖業者も容疑を認めているので間違いなく処罰されることと思います。
動物虐待、狂犬病予防法違反、登録違反、動物取扱法違反など多くの容疑があります。

今回の告発は私たち動物愛護団体ではなく警察が自ら行いました。
警察が行わなければ団体がやります。と告発状を用意していましたが通報が有った事件なので検事と相談するが、告発がダブるので、待っていてくださいとの事でした。
結果、警察がしますと。言ってくれました。
動物虐待事件で警察自らが本腰を入れてくれたのは有難いことだ。

3年前の広島DPの時は警察が頑張ってくれましたが、検察庁は不起訴処分としました。
あれだけの大きな虐待事件が処分なしでした。
動物愛護が叫ばれている中、今回はそうにはならないでしょう。


動物愛護推進策が今年からスタートしましたが、その初っ端の事件です。
山形県でも狂犬病予防法違反にて男性が書類送検されています。
今までは予防注射や登録を行わなかったくらいでは中々、起訴まではいっていないのが現実でしたが、今は違います。
動物愛護に関する法律が名実ともに実の有る法律になってきたのです。

現在、動物虐待監視委員会では狂犬病予防法に基き、ワクチン接種と登録の励行を促すように啓発を行っていますが、福岡県内の某ブリーダーの件にて管轄行政に対し、犬の登録原簿の情報公開請求を行ったところ、14頭の内、1年〜6年間、畜犬登録を怠っていました。
行政に問い合わせたせいか、慌てて21年3月4日に登録をしています。ワクチン接種は20年12月に行っていました。
このことから判るように動物取扱業者は飼主義務を履行していないのです。
多くの動物取扱業者は飼主義務を怠っているのです。
6年間も畜犬登録をしていなければ明らかに狂犬病予防法違反です。
20万円以下の罰金に処する。という罰則規定もありますから、行政は告発して処罰しなければなりません。

行政が処罰をしていないのは、遅ればせながらも畜犬登録と狂犬病予防注射を実施したということで、温情措置を取られたのでしょうか。
しかし罪は罪なので、違反すれば処罰する、が法律です。
行政の職務怠慢に当るのでは・・・。
問い合わせをして真意を確認する必要があります。
告発には時効はありませんのでいつでも実行することが出来るのです。

この某ブリーダーは太宰府レスキュー事件に関連していた方で、レスキュー当時、当団体に通報した方ですが、現場では自身が優良ブリーダーだと自負され発言をされていたのだが、実態を調べると上記のように登録義務を怠っていたのでした。
同業者を批判する前に自分自身の立ち姿も直さなくてはいけませんね。
もう御一方、居られますがこの方もどこまで義務を励行されているのか調査中ですが、悪い結果が出たら罪を償ってもらわなければなりません。
動物取扱業者として動物のプロとして、襟を正してもらいたい。

厳密に言えば、法律に違反した時点で処罰の対象になるのですが、現実の多くは実行されていないのです。
一般の飼主は登録や予防注射を行っています。
一部、行っていない人もいますが犬を飼う以上は守らなければならない規則なのです。

動物取扱業者の繁殖業者もペットショップも例外はありません。
生後91日以上の犬を所有した人は全て飼主義務が発生するのです。
1ヶ月以内に畜犬登録を管轄行政に出す規則です。

中にはこのルールを知らない人も居るかもしれませんが、この際、知っておくべきです。


犬たちを扱う動物取扱業者は知っていて当然ですが。
知っていても行っていないのは、ただ単に怠慢か費用をかけたくないのか、はたまたそれ位では処罰などされないと高をくくっているか。ですね。
だから厳罰に処してほしいと考えるのです。
犬に関するプロが法を守らないで一般市民が守っている。
おかしな現象ではないですか。

行政も今まで放置してきた責任があります。
守るように指導し、監視チェック機構を稼動すべきです。

予防注射接種率の高い地域ほど義務違反を摘発しています。
ちなみに山形県(95.3%)は長野県(95.5%)に次いで全国2位の接種率。(平成19年度)
ワースト1位は沖縄県(52.0%)、2位岡山県(62.1%)、3位香川県(64.2%)、4位愛媛県(64.6%)、福岡県5位(65.0%)。
全国接種率 (75.6%)

狂犬病予防法違反の容疑 書類送検
更新:2009/04/08(山形新聞)
飼い犬に狂犬病の予防接種を受けさせなかったなどとして、県警は7日、鶴岡市内に住む30歳代の男性を、狂犬病予防法違反の容疑で、地検鶴岡支部に書類送検した、と発表した。

捜査関係者によると、男性が飼っていた秋田犬とグレートピレニーズの2頭について、鶴岡市に対し飼い犬の登録をせずに飼い、2008年4月から6月までの間に定められた狂犬病の予防接種を受けなかった疑い。
飼っていた犬が近所を徘徊(はいかい)するなどして発覚したという。
男性の背景から「別件」的な要素もありそうだが、昨今狂犬病予防法違反での逮捕を含め、事例が増えている。


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権利と義務



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犬の登録は飼主に課せられた義務である。
迷子になったりしても鑑札を付けておれば家に戻る確立は高い。

難をいえば、鑑札の形状が大きくて現在のお洒落な首輪には着け難いのと紛失の可能性も大である。
そういう観点と遺棄防止策からみれば、マイクロチップが有効的とは思う。

狂犬病予防注射も飼主に課せられた義務である。
登録と同様に違反すれば20万円以下の罰金が課せられる。

清浄国の日本では、狂犬病は56年のイヌ,57年のネコを最後に,58年以降は発生していない。
これは狂犬病予防法にて年に一度のワクチン接種を行っているからだと言える。
この対策には異論は出てはいるが、万一の場合に備えるには有効的な手段と思う。

難を言えば、原価100円程度のワクチンが2,650円は随分と高い。鑑札代550円は行政に納めるのだが、合計3,200円は無料化して欲しいものだ。
他方では獣医師会を儲けさせるだけの愚策だと言われても仕方ないだろう。
全国約550万ともいう犬の飼い主が負担している予防注射接種金額は年200億円と言う。

この収益全てを動物福祉や殺処分回避に回しているのなら申し分ないのだが、それも見当たらない。
申し訳程度の啓発費用と動物愛護週間イベント費用くらいである。

獣医師会は過去に数回、公正取引委員会により独禁法にて指導はされているが、方策は変わってはいない。
政治的な要素があるから改善までは至っていないのだろう。
獣医師会は法律により既得権益を守られているのである。
有意義な動物福祉に貢献するのであれば、動物に関わるもの全てが改革を行わなければ、真の動物福祉とは言えない。

だが、法律は法律だ。
国民に課せられた義務であれば法令順守は当然である。
全ての飼主が励行しなければ不公平である。
一般飼主も動物取扱業者も多頭飼育者も、動物愛護団体もである。
犬を飼育管理している者全てが登録とワクチン接種をしなければいけない。

義務を怠っている者は法により罰せられるのだ。

ところがだ、上記のように権利と義務が有るにも拘らず、守るもの守らないものがいて、正直者が馬鹿を見ている差別感があるのだ。
罰則規定があるのに、行政も履行していないのだ。
何の為の法律なのか。

国民の安全を守るため狂犬病予防法が存在している。
登録、ワクチン接種を義務化し法令順守徹底を呼びかけている。
矛盾があるが規則は規則。

私的な意見だが、
・狂犬病予防注射は毎年ではなく隔年でも良いと思う。いや、3年に1回の予防でも良いかもしれない。
ワクチン接種による犬の死亡例も多くあるので、犬にとっては危険が伴う事もあるからだ。
・登録も頭数を把握する為には、生後91日以上ではなく、生後すぐに登録を済ませる必要があると考える。
繁殖業者が産ませたらすぐに届出をし登録をする。
生後40〜50日でペットショップに並ぶ現在では必要な措置だと思う。
・ペットフードの規制も必要だ。人が口にする食物は食品衛生法にて管理されている。
犬の食べ物も同様にフード類を管理し安全性を確認して販売するようにしなければ、人と動物との共生を謳う精神に反するのではないか。
フードの製造過程も明らかにし、産地偽装のない業界にしなければ片手落ちだろう。
中国製が多くを占めている今、製品管理が求められている。
・動物たちの医薬品もしかり。安価で提供できるように改革を求めたい。治療費も同様である。
本来、医師は人道的な立場から救命する使命が根底にあるのだから、動物たちにも同様の考えを持って欲しい。
医は算術にはなって欲しくない。

動物虐待監視委員会では、地域を定めて啓発を行っています。
違反行為が確認され次第、順次、行政に訴えます。

レスキュー活動と同じく、黙っていては何も始まらない。
出来る事から、改善を実践していきます。

ご協力をお願い致します。

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どんどん、告発をやりますよ。



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日本の動物愛護活動は、確かに欧米のそれとは比較にならないほど、遅れている。
だが、昨今、確実に進歩は見られている。
世界で一番、安全な国と言われているわが国が、実は動物たちにとっては受難の国なのである。
アニマルポリスが誕生すれば名実共に安全な国になるのだが。

法律で守られているからこそ、安全な国なのだが、動物たちの悲鳴を聞こうとしない輩が存在する。
資本主義の世の中で、金儲け主義に走り、子犬を繁殖すれば、儲かるといっては近親交配であろうが高齢犬であろうが、産ませ続けるのだ。
挙句の果て、親犬が病気であっても目がなくても足がなくても、産ませている現実がある。
零細繁殖業者等は、子犬を産ませなければ生活ができない。と言う。
子犬には混合ワクチン接種をするが、親犬にはしない。
国民の義務である畜犬登録や狂犬病予防注射も怠っているのだ。

現在、当団体の「動物虐待監視委員会」にて、全国の自治体に向けて動物取扱業者所有の全ての飼育犬の登録及び狂犬病予防注射の有無を調査している。
行政宛に情報公開請求を要請しているのだ。
どれだけの業者が義務を果たしているのか、知りたいところだ。
本来、私が行うのでなく、行政自らが調査して指導をしなければいけない問題だが、お役所は法律で定められている事項ながら、忙しくて手が廻らない。らしい。
違反者には20万円以下の罰金刑があるにも拘らず、である。
これらを発見したら、「動物虐待監視委員会」としては、動物取扱業者には告発を行い、行政に対して強く指導を強化するように厳重に抗議をし、場合によっては職務怠慢にて告発を行うつもりでいます。

一般の飼主さんはきちんと犬の登録(3,000円)及び狂犬病予防注射(3,200円)を励行してくださいね。
91日以上の犬を飼ったら、30日以内に管轄の行政に登録を申請して鑑札をもらってください。
犬の戸籍ですから、迷子になったり行方不明になっても、鑑札を付けていれば必ず、家に帰ることが出来ます。
狂犬病予防注射も年に1回、接種義務があります。
予防注射を受けているからこそ、日本には狂犬病が発生していないのです。
これを怠ると、罰金が課せられますし、狂犬病に罹らなくて済むのです。
狂犬病に罹ると、人の命に関わり死ぬ可能性は大きいのです。
怖い感染症です。
甘く見ないで下さいね。

4月からは全国の保健所、獣医さんのところで集合注射を行っていますから、是非とも受けてください。
2650円が予防注射費用で550円が済証鑑札費用です。合計3200円です。

各自治体には獣医師会があり、これら狂犬病予防注射を行っているのですが、
自治体と連携して登録とセットで行い、頭数を把握していなければならないのですが、どうもこれが出来ていない。
行政の広報では呼び掛けてはいるのですが、現実は、自主申告のようなやり方なので飼主個人の意志に任せているような感が拭えない。
獣医師会も年に一度の御祭りのような狂犬病予防注射シーズン。
或る地域では、大小病院に拘らず全ての動物病院が接種した頭数を、均等に利益配分をしている獣医師会もある。
これだけで、いわゆる飯を食っている病院もあるそうだ。
獣医師会に入会していない動物病院は割り当てがないらしい。
独禁法には係らないのだろうか?

犬猫を販売するペットショップにて登録、狂犬病を済ませていれば、飼主には義務が承継されるのだが、
こんな簡単な理論も業界内では、改善策も打ち出せないらしい。
これすら出来ないのだから、繁殖させている親犬の登録や狂犬病予防注射などまで、話がいかないのだろう。
業界内の自浄努力が急務であると声を高く申し上げているのだが、聞き入れては頂けない様だ。
動物愛護の精神に則って、とペット小売業協会の御歴々は申されているのだが、
面倒でお金が掛かる事は、やらない方針なのか。
それともお尻に火が点いてから、慌てて、されるのか。

全国自治体からの返答があり次第、登録及び狂犬病予防注射の義務違反にて告発を断行していきます。

業者の皆さん、事前にこれらを実施していてくださいよ。
当然の事なのですから、言われなくとも実施してください。
20万円の罰金を課せられたら、事前に登録、予防注射をしていたほうが、お得ですよ。


罰金を受けたら、繁殖業は出来なくなりますよ。

今なら間に合います。
「動物虐待監視委員会」に情報公開請求の回答が着いてからでは、ほんと、遅いですよ。

例外なく、告発します。

これが、結果、多くの犬たちを救える事に繋がるのです。


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