創価学会御用ライター裁判(2)
私の法廷証言却下について
この件については簡単に経緯を説明すると、矢野穂積・朝木直子両市議は宇留嶋端郎氏を創価学会の御用ライターと書いたら、名誉毀損で民事事件で損害賠償の訴訟を起こされました。
私もブログで同じように書いていたので、何か根拠はあるのですか?と聞かれたので、その根拠に関して証言しても構わないですと返答したことで始りました。
「瀬戸は直接、すでに原告宇留島に対して、本件事件に関し法廷証言を行なう旨、意思表示しており、原告宇留島も拒否してはいないから、速やかに人証として採用されるよう求めるものである」
実際は反対していたようです。で、その結果報告を昨夜メールでいただきました。
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宇留島裁判」5月29日の弁論で、裁判官の前回の指示通り、証拠として下の(1)及び(2)を提出しました。
「(1)創価側と宇留島との関係を記述した『ファックス』を清書して読みやすくしてほしい」
「 (2)前記「ファックス」受信をした状況、経過等を、すでに提出している陳述書に加えて、詳細に説明したファックス受信者の陳述書を提出してほしい」
その結果、担当裁判官は、陳述書も出ているので、証人調べの必要はないでしょう、と発言。その他、矢野議員ら側に、宇留島との裁判の結果(勝訴1件和解3件)や経過(1件)を一覧表にして提出するよう指示しました。宇留島は2通目の陳述書(ファックス受信者)に激しく動揺し、何か八つ当たりするような調子で、証拠の陳述書2通や前記「ファックス」が信用できないかのような趣旨不明を叫び続けたため、裁判官から、もういいんじゃないですか、証拠として陳述書はそのまま出されてるんですから、と注意を受ける始末でした。
前記「ファックス」や2通の陳述書が宇留島の弁慶の泣き所を痛打したことは間違いないようです。
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さて、私を批判してきた人たちは、そろいもそろって理解力の乏しい人たちばかりです。何せ、これを以って私が敗北したかのようなことを書いている人が多いからです。しかし、そうではありません。
それは私の提出した陳述書は裁判所は受け取ったということです。これほど重大なことはないでしょう。もう既に明らかにしていますが、その陳述書は次のようなものです。
5 次に、宇留嶋瑞郎さんが「創価御用ライター」と呼ばれても当然である理由をご説明することにします。
宇留嶋瑞郎さんは、主として「月刊タイムス社」が発行する「月刊タイムス」に、毎号、朝木・矢野両氏を攻撃する署名記事を執筆し、これが掲載されています。署名記事は、前述の「潮」など創価学会系雑誌以外には掲載された例はないように思います。
ところで、この「月刊タイムス社」の社長で、編集兼発行人は、K氏といいます。私は、この月刊タイムス社長とは、これまで何度も面識があります。紹介して下さったのは「フリーライター社」のI社長です。
最近、このI氏から、「月刊タイムス」に私に関する記事が掲載されるとの事前連絡がありました。おそらく、香村社長は私と面識があるので、事前に連絡をして寄越したのだと思います。
その後、I氏は、香村社長と会って、その翌日の、2008年9月17日に私にファクスをくれました。これはI氏が、K社長から直接聞いた話として私に知らせてくれたものです。
そこには次のように書いてありました。
(1)「月刊タイムス」K社長は、宇留嶋瑞郎さんの原稿を月刊タイムスに掲載するに当たって、もし訴訟事件になったときには、弁護士費用などを含め、一切を創価学会が負担するということで引き受けたということ。
(2) 以前に、朝木明代議員事件に関して、矢野・朝木両氏らから提訴された際も、月一回の法廷への出席も一切断り、創価学会側の弁護士に委任したこと。結果として、最高裁で、「月刊タイムス社」及び宇留嶋瑞郎さんの敗訴が確定したが、その処理も全て創価学会が費用を負担したこの弁護士が行い、K社長自身は一切持ち出しはなかったこと。
(3)宇留嶋瑞郎さんは元々「月刊タイムス」の社員で、その「月刊タイムス社」に在籍していた頃に、創価学会の「平塚広報部長」―「井上聖志広報部長」ラインに取り入って、「創価学会の御用記者」すなわち創価学会のために都合のよい記事を書く「便利屋」になったこと。
(4)K社長は、宇留嶋瑞郎さんが同「月刊タイムス社」を退社した後は、直接原稿のやりとりをしていないので、宇留嶋瑞郎さんとは、もう何年も会っていないこと
。
(5)宇留嶋瑞郎さんの署名入りの原稿は、宇留島さんからではなく、創価学会広報部より「レイアウト済み」で、「月刊タイムス社」に入稿されること。
したがって、このような経過から、宇留嶋瑞郎さんが「創価御用ライター」と呼ばれても当然で、そのように呼ばれる理由又は根拠があります。
6 その後、本年11月30日に、朝木明代議員の追悼の集いが東村山市内で行われ、私も案内を頂きましたので、出席しました。
そして、この「追悼の集い」が終わり、コーヒーでも飲んでから帰ろうと、何人かで、東村山駅前にある本屋の2階の喫茶店に入りました。
ところが、この喫茶店の窓際に、何と例の創価学会の御用ライターの宇留嶋さんと千葉英司元東村山警察署副署長が仲良くコーヒーを飲んでいるではありませんか。
連れの皆さんは奥に座りましたが、私は良い機会であり、隣の席が空いていたので座らせて頂き、取材がてら、いろいろとお話をさせて頂きました。
千葉英司元副署長は「オレは帰る」といって、すぐに店を出て行きましたが、宇留嶋さんとは、結構、長時間に渡って話しをしました。
私は、前項に述べたとおり、I氏が、K社長から直接聞いた話を知っていましたので、宇留嶋さんに「宇留嶋さんは、K社長とは何年も会っていないんだって?」と聞いたら、宇留嶋さんは、はっきりと「会っていない」と答えました。
更に私が「何年もって、3年、5年なの?」と聞いたら、後は黙って答えませんでしたが、I社長がファックスして下さった香村啓文社長の話の前記内容は間違いないことを改めて確認することができました。
そして、本件の「創価御用ライター」の件ですが、「矢野さん、朝木さんが訴えられている名誉毀損の裁判に証人として、客観的真実を証言したいので是非同意して下さい」と宇留嶋さんにお願いしておきました。
しかし、宇留嶋さんは、私が創価学会の行っている上記の世論操作、情報操作のやり方を知っていることもすでに十分認識していましたし、私が法廷で証言する意思を持っていることについて、宇留嶋さんは「裁判官が認めないとそれは出来ない。自分は分からない」ということで、私が証言することが、迷惑そうでしたが、拒否はしませんでしたので、証人申請されれば、同意されることと思います。
また、この喫茶店で、長時間、お話出張をした際も、私が宇留嶋さんのことを「創価御用ライター」とブログなどで記述していることについて、宇留嶋さんは、私に一言も抗議しなかったばかりか、むしろ、そのことについて話題にすることを避けているように思いました。
したがって、このことをみても、宇留嶋さんは、自分が「創価御用ライター」と呼ばれることは仕方のないことだとの認識がすでにあるように思いました。
2008(平成20)年12月17日
東京都千代田区外神田2‐13‐3
瀬 戸 弘 幸
皆さん、お分かりのようにこれは宇留嶋さんが原稿を入れている出版社の社長のお話です。もう決定的と言って良いでしょう。それに「伝聞の伝聞」などと言っていますが、直接聞いた人が記述したものを提出することになったわけですから、これは「伝聞」ではありません。
また、私が証言しようとしたことは、このことだけではありません。それはこの陳述書は5からしか紹介していませんが、前段の部分です。そこには政治経済雑誌を創価学会広報部が2000冊〜3000冊まとめ買いしている実態に関してです。
さて、今回(5)の部分を訂正して新たな陳述書を提出しました。それは「月刊タイムス」の社長さんが「全て読んだがこの箇所だけは違っている」とのお話があったためです。
次のように変えてあります。
「(5)宇留嶋瑞郎さんの署名入りの原稿は、宇留嶋さんからではなく、創価学会広報部より『レイアウト済み』で、『月刊タイムス社』に入稿されること。」
と書きましたが、詳しい経過は、宇留嶋氏の原稿は、一旦は「月刊タイムス社」に提出されるが、「月刊タイムス社」側としては校正やレイアウトには一切タッチしないで、創価学会系ライターのN氏にそのまま渡しており、N氏が印刷屋に入れているというのが正確で詳しい手順だということです。
なぜ、宇留嶋氏の原稿が、N氏を通して「レイアウト済み」で「月刊タイムス」入稿されるということが、「創価学会広報部」より『レイアウト済み』で、『月刊タイムス社』に入稿されることとしてI社長が理解されたかについては、次のような事情があります。
N氏は、政治経済雑誌の業界では、創価学会との深い関係を知らない人はいないほどの人物で、創価学会と各雑誌社の橋渡しを行なってきた人なので、このことから、I社長は、「創価学会広報部」より「レアウト済み」で「月刊タイムス社」に入稿されていると理解したということですが、正確には、「創価学会と各雑誌社の橋渡しを行なっていた永井与史満氏」を通して「レイアウト済み」で、「月刊タイムス社」に入稿されている、と正確に記載したほうがいいだろうということが、I氏から私に電話で助言がありました。
尚、宇留嶋さんの原稿を、そのまま「月刊タイムス社」から、何故N氏に渡しているかについてまでは、聞いてはいないそうですが、昔からそのようにやっていると言うことはK社長は言っていたそうです。
ここまで。
この件についてはイニシャルは全て実名です。また、この登場人物に関しては以前次のように説明させていただいております。
私は「月刊タイムス」のK社長さん、このNさん、或いは竹入義勝元公明党委員長のことを書いているSさんなどを古くから知っています。
私が20代後半に東京に出てきたときにお世話になった出版社の社長で現在はフリーライターのI先生は私の恩師でもあります。つい最近まで二人で机を並べて一緒に仕事をしている関係でした。
私はI先生と呼んでおりI先生も私を弟子であると言っております。上記にイニシャルで紹介した方々は全てI先生の古くからのお仲間です。私もたまに会うこともありますが、私の方から先に会釈をさせていただいております。
私はI先生に世話になって一人前のもの書きとして10冊以上の単行本を出させて頂きました。イニシャルで表した方々とも一緒に食事をしたこともございます。
私は彼らを先輩のライターとして尊敬してもおります。確かに創価学会関連の記事を書くことはあっても、それは仕事としてはほんの一部であり、様々な分野で活躍なされているからです。
しかし、宇留嶋さんだけは違います。宇留嶋さんは「草の根」批判ばっかりやっています。
ここまでは以前の文章
皆さんに大変な迷惑をかけています。宇留嶋さんは「草の根」批判と訴訟だけしかおやりになっていないようにお見受けします。そこが他のライターとの大きな違いであると思っています。
彼の正体はもう多くの人の知るところと成りました。これまで彼を創価学会とは関係ないなどと擁護してきた人も、何も言えないと思います。
私が証言台に立つ目的は、喫茶店で偶然あって、彼(宇留嶋)の言葉から「出版社の社長とは何年も会っていない」と聞いたこと証言し、私の恩師と出版社の社長の言葉がより真実であると事を証明するためでもありました。
しかし、裁判官がその必要性を認めないとしたことは、書いてある内容に嘘はないと判断したからだと思います。
〜新風連ブログ〜