サザンオールスターズの桑田佳祐（５３）が３０日、大阪城ホールで開催されたＦＭ８０２の開局２０周年イベントにタイガースの縦じまハッピ姿でサプライズ出演し、今年初のライブを行った。フジテレビ系「桑田佳祐の音楽寅さん～ＭＵＳＩＣ ＴＩＧＥＲ～」（月曜、後１１・００）の収録を兼ねてのライブだったが、桑田がステージに立つのは、昨年１２月の「ひとり紅白歌合戦」以来半年ぶり。思わぬ大物シークレットゲストの登場に、会場の１万２０００人は大いに沸いた。
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桑田佳祐が“虎戦士”になった-。
ＦＭ８０２の開局２０周年を祝うステージに、突然、ユースケ・サンタマリア（３８）が登場。自分も歌を歌いたいと、仲間を呼び込んだ。出現したのは、トラの着ぐるみ姿で、阪神の縦じまハッピを着た“トラッキー似”の男。
謎のトラ男の登場にざわめく場内は、男が着ぐるみを脱いだ瞬間に大歓声へと変わった。現れたのは…顔をまっ赤にした、汗だくの桑田。サプライズ出演に「すいません、おじゃましちゃって…」と恐縮モードだったが、総立ちの観客からは万雷の拍手が止まらなかった。
大阪でのライブは１年半ぶり。「どうも～、生まれ故郷の大阪に帰ってきました～」などとジョークを連発し、マイクをこかんに当てるなど１８番の下ネタでつかみはＯＫ。大阪にちなみ上田正樹の「悲しい色やね」を歌うなど、４曲３０分の至福の時間に１万２千人は酔いしれた。
今年初のステージは、ユースケとレギュラー出演するフジテレビ系「桑田佳祐の音楽寅さん～ＭＵＳＩＣ ＴＩＧＥＲ～」の大阪ロケの日程が、今回のイベントと重なったことから実現。阪神のハッピ姿は「音楽寅さん」の“寅”と“虎”をかけてのものだが、大の野球ファンという桑田だけに、低迷する阪神へのエールなのかも！？この日の模様は、６月１５日の同番組内でオンエアされる。