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2007年11月24日

キングセイコーの修理話

Kingseiko
 ついに時計を修理に出すことにしました。修理に出す時計は会社員時代の大先輩から昨年のOB会で頂戴したキングセイコーという時計ですね。以前のブログにも書きましたが、調べてみるとこれがまた珍しいモデルでプレミアが付いているものですね。写真の時計がその現物です。背景は以前私が自作したマホガニーのテレビボードです。結構綺麗でしょ?(笑)


 ただこの時計はゼンマイが巻き終わる感覚が無く、私が生まれるちょっと前(1964年頃)くらいに作られた古い時計なのできちんと直してくれるところでないと修理に出したくなかったので時計屋さんを捜していたのです。数ヶ月前に良さそうな時計屋さんを見つけたのですが「忙しいので数ヶ月先にまた連絡をほしい」と言われずっと待っていました。で本日メールを送ったところ早速「修理受付可能です」と連絡が来たのですが、当方からモデル名やケース番号を知らせると、折り返しすぐに「Ref番号が分からないと修理不可」などと何ともつれない返事をもらいました。


 今までこの時計と同じモデルを修理している実績を知っているからこそこのお店に出そうと考えていたのに、こちらにRef番号を確認すれば解決する程度のことすら確認もしようとせず一方的に修理の断りを入れてくるなんて、ふざけているにも程があると腹が立ってしまいました。とりあえずRef番号とおぼしきものをメールで送り返していますが、パタッと返事が来なくなりました。まあ明日まで待っても良いのですが、そもそも先方もあまり修理したくなさそうに感じますし、またこんな態度の時計屋に修理に出す必要もない気もしており、さらに修理代も結構足元を見たいい値段提示してきているので、こことはもう切れてもいいかなと思っています。


 そしてインターネットで別の修理屋さんを捜して良さそうなところを見つけたので今問い合わせを入れているところです。二股をかけるのは私自身はあまり好きではありませんが、当初問い合わせた時計屋があまりにふざけているので今回は許されるのではないかと思っています。まあ時計の修理職人には横柄な態度を取る人がいることは分からないでもないですが、何ヶ月も待ってこの結果にはいささか立腹しました。この「してやってる」風の営業態度は多くの税理士にも通じるものですが、まあ客から見れば至極不愉快ですわね。


 明日は多分両方の時計屋から返事が来ると思いますが、私の気持ちは今日見つけた新しい時計屋さんで修理したいと思っています。時計の修理なんてものは安すぎる業者はやっぱり心配になるのですが、かといって高すぎる業者も少しどうかなと思います。新しく探した時計屋さんはまあ妥当な修理金額目安を打ち出しているので、修理可能との返事を受け取ればお願いするつもりです。


 まあそれにしてもセイコーの機械時計は最近復活したばかりで、ほとんどが数十年前の古い時計ばかりなのでセイコーの修理に明るい時計職人も年寄りばかりなんですよね。先日も時計の本などで有名な時計師に修理の問い合わせをしたところ、修理価格の目安の返事はもらったものの「どうやって修理依頼をお願いすればよいですか?」と問い合わせるとそれっきり。どーなってんの?と思いながらいろいろネットで調べるとこの時計師の悪評がずらり。曰く「名前だけ有名で仕事は全然ダメ」とのことで、結局ここにも頼みませんでした。まあそんな高齢者ばかりなので、態度も多少横柄なところがあるのかも知れません。我々も年を取ってそうならないようにしなければいけませんね。


 明日新しい時計屋さんからいい返事が来ることを期待してます。実はこの時計師さん結構若く、私としてはその若さを買ってここでお願いしたいと思っています。いい返事が来ればいよいよ修理です。修理が上がればこのキングセイコーも私の腕に巻かれ、一生懸命時を刻んでくれることでしょう。そしてそのセイコーを次のOB会で大先輩にお見せするのが楽しみになることでしょう。

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