OMEGA SEAMASTER CALENDAR Ⅱ
先日数十年ぶりに机の引き出しの中から脱出に成功し、日の目を見ることになったOMEGA SEAMASTER
だが、きちんとしたオーバーホールを施してやらなくてはならない。webで調べると機械式時計のメンテ
ナンスは石川県白山市にあるイソザキ時計宝石店の関連サイトが圧倒的に多い。またその代表者であ
る磯崎輝男氏はマイスター公認高級時計師(CMW)という日本に何名もいない資格者で、また、その
HPも読み応えがあり、私と同じタイプのSEAMASTERのメンテナンス履歴の写真や、オーバーホール
時の様子もコラムとして取り上げられていた(このコラムがまた楽しいのです)。
OHの料金もそれなりだけれど、やっている事を思えば適性にも思えるし、2~3ケ月と云われる納期も人
気店だからしかたないと諦めメンテナンスをメールで申し込む。






結果として、残念なことにイソザキ時計店ではメンテナンスを受け付けてもらえなかった。メールでしか
受け付けない申し込みの注意事項にも記載があるが、時計のリファレンスナンバーやシリアルナンバー
が不明の時計は受け付けられないのだとか。私のSEAMASTERには裏蓋や時計本体にナンバーの
刻印は見つけられなかった。
しかたなく地元の時計店の中でメンテナンスに特化して営業している店に駆け込む。そこで裏蓋を開け
てもらいGX100で接写。さすがに手振れするのでISOは400。
リファレンスナンバーやシリアルナンバーはここにあったのか!しかし、イソザキ時計店でメンテナンス
を受けられたあのSEAMASTERはどうやって調べたのだろう???


                     〔 CAPLIO GX100 〕

今回SEAMASTERのオーバーホールをお願いした『ウォッチメンテナンス新潟』
預り伝票を見ると土曜定休の記載が…珍しい…と思うも「はは~ん」と気付く(笑)

私のSEAMASTERは金メッキなので磨きはかけられないのだとか…メッキはメッキでもずいぶん厚く
かかっているようにも見えるが…いずれにしろ次はバンドだ!
純正品でいくか、オーダーにするか。ワニ革でいくことはきめてあるのだけれど、文字盤が黒なのでオ
ーソドックスにブラックでいくか、アヴァンギャルドにブラウンにするか悩むことも楽しみ(笑)


そして5日後… 
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by ara_umi | 2007-05-15 23:39 | 小さな旅(荒浪観望) | Trackback | Comments(6)
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Commented by photo_artisan at 2007-05-16 01:21
続きが読みたいけど、暫く時間が必要みたいですね。
続編を楽しみに待ってます!
Commented by ara_umi at 2007-05-16 07:51
photo_artisan さん、おはようございます。

機械式時計の世界はゆっくりと時が進むのかと思っていましたが、こちらでは
それ程遅々とした歩みでもなさそうで、こちらの勉強が間に合わないくらいです(笑)
以下次回(笑)
Commented by yoshipass at 2007-05-16 09:21
面白そうですね・・・
私も続きを読みたいですが、昔の病気が再発しないように、
少し遠くから・冷静に(笑)
Commented by めめ at 2007-05-16 22:36 x
私の父がOHに出したときは「ベゼルが違っている」と怒っていました。
あがってくるの楽しみですね。
Commented by ara_umi at 2007-05-16 22:44
yoshipass さん、こんばんは。

ワタシちょっと再発しています(笑)
ただし、昔みたいにパテックかバシュロンか(ウソです)とか、エルプリメロが欲し
いがゼニスは高杉なのでタグホイヤーのキャリバー36で我慢するか(結局これも
手が出ず)というのとは違いリーズナブル路線なので楽しいのです(笑)
Commented by ara_umi at 2007-05-16 22:48
めめ さん、こんばんは。

アンティークのOHの場合「違うものと取り替えてくれぃ」と云えないところが時計
職人選びのギャンブルなのです(笑) でも、楽しみです!
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