だれも知らない米駐日大使
これがオバマ政権による「ジャパン・パッシング」でなければよいのですが。 ********** 米駐日大使にルース氏(産経新聞) - goo ニュース 2009年5月20日(水)15:35 【ワシントン=有元隆志】オバマ米大統領は19日までに、次期駐日大使にカリフォルニア州シリコンバレーの弁護士ジョン・ルース氏(54)を指名することを決めた。近く正式発表する。ルース氏は昨年の大統領選で、同州でのオバマ氏の資金調達の共同責任者になるなど早くから大統領を支援していた。 候補として名前が挙がっていたハーバード大のジョセフ・ナイ教授やノーマン・ミネタ元運輸長官と比べ、日本との関係は深くはなく、大使への指名は事実上の「論功行賞」といえる。 駐日大使には、モンデール元副大統領、べーカー元上院院内総務ら「大物」が起用されるケースが多かった。政界出身ではないルース氏は前任のシーファー大使と同様、大統領との近さが“売り物”といえる。ルース氏はスタンフォード大法科大学院を修了後、弁護士となり、IT(情報技術)企業の合併や買収などを手がけてきた。 駐日米大使人事「何も聞いていない」…日本政府に不快感(読売新聞) - goo ニュース 2009年5月21日(木)00:16 政府は、駐日米大使にジョン・ルース氏の起用が固まったことを「予想外の人事」(政府筋)と受け止めている。 米政府から日本政府への連絡は直前までなく、20日の新聞報道でルース氏の起用を知った政府高官は、「何も聞いていない」と不快感を示した。ルース氏に関する情報も少なく、外務省でさえ「どんな人物かよくわからない」(幹部)のが実情だ。日米間には在日米軍再編などの懸案が山積するだけに、こうした問題に関するルース氏の考えについて「独自に情報収集を進める」(防衛省幹部)動きも始まった。 ただ、日本政府は駐日大使の知名度よりも大統領との「近さ」を重視している。ルース氏がオバマ大統領に近い存在と伝えられたことから、大統領との仲介役として期待する声も出ている。 ◆中国大使に比べ「格差あるのでは」◆ 一方、オバマ氏は、次期中国大使に、将来の大統領候補とも目されるハンツマン・ユタ州知事を指名した。日本側には今回の日中の米大使人事を比較し「格差があるのではないか。意外な感じ」(外交筋)との受け止めも広がった。 ********** ともあれ、オバマ政権にとって日本はこの程度の扱いしかすることがない国だということです。日本政府は、過度の期待をせずに対応していかないと。哀しいはなしではありますが。 |
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