掲載日:2009/04/17
出雲市は、四月四日に広島市内のマンションで下半身を露出し、住居侵入と公然わいせつ容疑で逮捕された道路建設課の和田耕一主事(37)を、十六日、停職三カ月の懲戒処分とした。本人からは退職願が提出されており、市は同日、これを受理している。
政策総務部の児玉進一部長と人事課の田中勤一課長が記者会見し、明らかにした。
停職は、懲戒処分の中で、免職に次ぎ二番目に重い処分。市の懲戒処分の指針にもとづき、広島区検で起訴猶予処分になったことも考慮した上で、処分内容を決定したという。
また、監督不行き届きだったとして、上司にあたる建設事業部長、道路建設課長、同課主査の三人を文書で注意している。
市によると、本人は罪状を認め、市民に迷惑をかけたことを謝っていたという。
本人の退職にあたっては普通退職の取り扱いになるため、十八年の勤続年数に応じた退職金が支払われることになる。
児玉部長は、「大変遺憾なことであり、二度とこのようなことが起きないよう綱紀粛正に努め、指導を徹底していきたい」と話している。