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最終更新:2009年5月27日(水) 17時33分

北「黄海の米韓船、安全保証できず」

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 北朝鮮は27日午後、西側の軍事境界線付近を航行するアメリカと韓国の船舶について、「安全を保証できない」と警告する声明を発表しました。

 「(西海岸の)周辺水域で行動するアメリカ・韓国の軍艦や、一般船舶の安全を保証できなくなる」(朝鮮中央放送・27日)

 これは朝鮮中央放送が27日、北朝鮮軍の報道官の声明として伝えたものです。声明では朝鮮半島の西側、黄海の軍事境界線付近を航行する韓国とアメリカの軍艦や一般の船舶について、「安全を保証できない」と警告しました。

 声明では26日、韓国がPSI=大量破壊兵器拡散防止構想への全面参加に踏み切ったことについて、「宣戦布告とみなし、即時に強力な軍事的打撃を与える」としており、アメリカ・韓国が「朝鮮半島を戦争状態に追い込んだ」と批判しています。

 また、27日付けの韓国の有力紙、朝鮮日報は、「アメリカの偵察衛星がヨンビョンの核施設から水蒸気が上がっているのを確認した」として、施設を再稼働させた可能性があると伝えています。

 一方、国連安保理では北朝鮮に対する新たな決議案について、非公式会合が開かれました。

 日本やアメリカが各国に働きかけた決議案では、北朝鮮の船舶などへの強制的な貨物検査、および北朝鮮高官の資産凍結などが検討されているということです。

 ただ合意には至らず、協議は27日以降も続けられます。(27日16:04)

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