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2007年12月 アーカイブ

2007年12月02日

生牡蠣50個食べた! 食べ放題&シャンパーニュ飲み放題! ル・セップ




こんな太っ腹な店がいまだかつてあったでしょうか。三陸産生牡蠣、お替り自由の食べ放題!! プラス、シャンパーニュ飲み放題!! シャンパーニュはレコルタン・マニピュランの「ジャック・デフランス」。これにお魚かお肉料理がつき、さらにグラスの白ワインか赤ワインがついて、10,000円ポッキリ。税サ込みですよ。すごい。
で、いっちゃいました。友田晶子、食べ放題で生牡蠣50個・・・。
ひとりで?
・・・いきたかったのですが、さすがにそりゃ無理。4人で50個でした・・・。一人当たり12、5個。いや、私はもう少し食べたかな・・・。お隣の人の分を横取りして・・・。
ああ、もう、大満足ぅ♪




一度に10個づつ出てきます。新鮮。きれい。迫力。4人の手が伸びる伸び~る。あっというまに殻だらけ。





私好みはレモンをぎゅっと絞り、オリーブオイルをちょびっとたらす。それに黒胡椒をぱらぱら。これです。シャンパーニュにぴったりこん♪
別料金になるけれど、生ハムを一緒につまむと、余計に食べられます。お試しあれ。ちなみに大西洋の生牡蠣が美味しいフランス、ボルドーでは、生牡蠣の合間に焼きソーセージをつまみます。生に飽きたお口を生き返らせてくれるんです。





この「ル・セップ」は知る人ぞ知るソムリエ、いや、いまやレストラン支配人である渋谷康弘さんの店。いまは「ピエール・ガニエール・ア・トウキョウ」の支配人でもありますね。この日は、渋谷さんには会えなかったけど・・・、この食べ放題飲み放題企画、なかなかやるじゃん。
(また、からかラオケいこ~~ね~~)





このお店は「ビオ・ディナミ」のワインでも知られるお店。優しいけれど、旨味が豊かなワインが揃っています。





場所は飯倉。東京タワーは2016年のオリンピックのカウントダウンカラーです。





この日のメインには、「コック・オー・ヴァン」。鶏肉の赤ワイン煮込み。身が柔らかくて美味しい。お魚は真鯛のソテー。皮がかりっとしています。





メインに合わせたワインは「ヴォーヌ・ロマネ 2001」。造り手は「ミニュレ・ジブール」。あのモンジャール・ミニュレの娘さん・・・だったけな? 娘さんなんて書くと「山男~、よくき~けよ~」みたいだな。
味わいは、まだ若いけれど、ピノノワールの上品な酸味と滋味豊かなふくよかさを感じます。ビオらしい。12,000円。





この日お誕生日だった、マダ~ムのために、私が用意した南仏のスパークリングワイン。「ブラケット・ド・リムー」。最後に乾杯で飲むために、ちょっぴり甘口の泡。昔ながらの方法で造った自然の泡が優しい。





じつは、牡蠣があまり得意ではない私(←説得力な~~い)。だけど、ここんちのは食べられるんですねぇ。薄い身がなんともあっさりしていて、それでいて牡蠣の旨味が凝縮して上品だから・・・かな。
ちなみに、このスペシャル企画、12月15日まで。
いそげ~~!

ル・セップ  http://www.le-cep.net/


2007年12月09日

日本酒・マナーセミナー@赤坂、やりました。




私だって、お仕事していますぅ。今回はそのご報告。「国際後継者フォーラム」のメンバーの方とご一緒に、日本酒のマナーセミナーです。企業の後継者である経営者の方々は、年末年始、日本酒がらみのお席も多い。そんなときの話題やマナーのお話をします。




お話だけではなく、もちろん、きき酒もします。今回は高知、司牡丹酒造の、代表銘柄を4種。「ワインのように華やかなタイプ」=大吟醸・原酒、「すっきり軽やかなタイプ」=新酒・しぼりたて、「お米の旨味とコクのあるタイプ」=山廃純米・かまわぬ、「通好みの熟成酒」=10年古酒・源十・・・をご用意。ちなみに「源十」は720mlで10,000円ですぅ。古酒なので癖がありますが、実は大人気であった。





この日の会場は、赤坂エクセルホテル東急14階の「スーパーダイニング ジパング」。え、ちょっと見、どこかのクラブかキャバクラに見えるって? はい、日本酒のイメージとは、ちょいと、違いましたね。
日本酒の種類や美味しい飲み方、悪酔いしない方法・・・などお話したあとは、忘年会。参加者の皆さまの間に座って、飲みながらお話していると、やっぱり、「あたしゃ、ママか」と思ってしまう今夜のセミナー会場でした。





日本酒を飲むときの、ちょっとしたワインポイント。
「お水をたっぷり飲みましょう」。
これです。
日本酒は、ビールはもとよりワインよりもお湯割り・水割りの焼酎よりもアルコールが高いのです。悪酔いすると思われているのはそこが理由。お酒と一緒にお水を飲みましょう。特に塩辛いおつまみが多い日本酒のときは喉も乾きますからね。
もうひとつ付け加えるならば、「水割り日本酒のお燗」がおすすめなんです。
お酒8か9に、お水を1か2混ぜる。これでお燗をすると、結構美味しい。決して薄くはなりません。かえってなめらかでやさしい味わいになります。
ぜひ、お試しあれ。




「スーパーダイニング ジパング」はちゃんと「日本酒のソムリエ=きき酒師」の方もいらして、日本酒も十分に楽しめます。ま、和食のなだ万さんの経営だから当たり前なんですが・・・。
このソファー席は30~40人のパーティーもできます。
このシーズン、おすすめですよ。
http://www.nadaman.co.jp/akasaka/index.htm



2007年12月18日

マスター・オブ・ワイン会で、講演会やっちゃいました。




10年以上の歴史を持つワインファンクラブ「マスター・オブ・ワイン会」で、講演会やらせていただきました。クリスマス会を兼ねた会場は駒沢の「ラ・ターブル・ド・コンマ」。エレガントな雰囲気がとても素敵。それに、勉強熱心なワインファンクラブだけあって、ワイン、美味し~~いかったですよん♪




私のお話は40分。題して「いつのまにやらワインが職業」。このタイトルは私の著書からとりました。
お話は、私がワインや日本酒の仕事をするに至ったプチ歴史と仕事に対する気持ち、さらにワインバーアルファ運営の経緯と経験談。それから、お店の中から見た「イケテルお客様とイケテナイお客様はどう違うか」なぁんていうところもお話しちゃいました。
え。知りたい?





まるで晩餐会のような店内。
・・・ですが、私のお話は、超カジュアルっ。
お話の内容をちょっとだけ。
お店の中にいたころに感じた「いけてる、いけてない」お客様のポイントは、ふたつ。
ずばり「入店時」と「支払い時」。
お店から見たあなたのイメージは、実はここで決まっちゃうんですよ。
こわいぃ~~。
「入店時」にコートや上着をお店の人に渡しますよね。あの瞬間。無造作に渡してませんか? 下働きのスタッフだと思って無視したりむげにしていませんか? ここでの態度、実は見られていますよ。料亭でも下足番のおじさんは要注意って言うでしょ? あれと同じ。
お店入店時だけでなく宴会やパーティーシーズンのこの時期、受付の人にもちゃんと礼儀良く丁寧に接しましょう。下働きでもお店の大切なスタッフ。いや、受付は宴会主催者の関係者かもしれません。感謝をこめて接してください。あとで絶対主催者に伝わります。実際、経験しました、ワタシ。
ちなみに、ワインバー・アルファにいらした作家の椎名誠さんは、当時ソムリエ見習いの若い金山君にも「今晩は、椎名といいます。今日はよろしく」とさわやかに丁寧に挨拶してくださいました。金山君は感激でそれから大ファンですわ♪ (私は昔からファンだったけど)
「支払い時」は、たぶんご想像の通り。とくに「割り勘」のときはスマートにしたいもの。アルファで驚いたのは、とある紳士のお集まりのときに「割り勘」でもめたのを見たとき。こりゃ、がっかりしましたね。それも100円や10円単位でですよ・・・。そんな細かいの「私が払うよっ」といいたくなりました。ありゃ、紳士とはいえません。カッコ悪い。





さて、ワイン。ジットン社のプイイ・フュメは、ソーヴィニヨン・ブランの爽快な風味に奥深い滋味があり、すばらしいバランス。感動。





「京都 田鶴さんの九条ねぎのエチュベと九十九島産牡蠣とホッキ貝とタラバガニのマリネ」にぴったり。





赤は、ドミニク・ローラン社のクロ・ヴージョ1999年。クロ・ヴージョで美味しいものってなかなかないけど、これはすばらしい。まだ若さがあります。





メインは「沖縄産ラグー豚の煮込み アンディーブのブレゼ」。





この日、ビンゴで頂戴したのがこれ。ヴァンサン・ダンセという造り手のブルゴーニュ・ピノ・ノワール。たぶんビオ。なめらかでやさしくて、2005年なのでちょっとまだ若く硬いけど、とても美味。ラベルもかわいい。





「わらび」に「かたつむり」みたいなイラストが超カワイイ♪ 晶子もこういうの好きなんですのよ。超カワユス(←無理? いや無茶か??)。
お取り扱いは「虎ノ門 ヴァン・シュール・ヴァン」。おすすめ。




セミナー、講演会、マナー講座、もろもろ、受けたまわっております。
お気軽にご相談くださいませ。

2007年12月20日

築地「天ぷら なかがわ」で、お腹一杯♪ シアワセ一杯♪





「築地 天ぷら なかがわ」に行きました。 ミシュランとかに全く関係ないので、混んでないかと思いきや、いやはや大人気でした。やっぱり美味しいからなぁ♪ 




小さな入り口が粋。本日ご一緒は大切なボーイフレンドのI様とガールフレンドのKマダム。盛り上がるよぉ~~。





天ぷら屋さんだけど、お刺身が実に美味しい~~いのです。赤貝なんかサックサク(←でた)。ぜひご注文いただきたいっ。





エビ。さくっと・からっと・ふわっとしていて、中身は半生。感動(涙)。けっして焦げた味はしません。繊細です。





頭が好き好き。香ばしい。たまらん。サクサク。





ワインはシャブリのハーフのみ。これがちと問題なんだなぁ。
シャブリのほかに、たとえば白なら「サンセール」とか「ミュスカデ」とかヴィオニエを使ったものとかおいてほしいなぁ。あ、あと「甲州」もいいかも。
赤なら軽めで酸味のある「アルザス・ピノノワール」とか「ドイツのピノノワール」とかもいい。
クリスピーな南仏のロゼとか、ちょっとスパイシーな「バルドリーノ・キアレット」も合いそう。
あとはスパークリングがきっとバッチリのはず。シャンパーニュとはいわずとも、ソフトな泡のクレマンやドライなカバでもいいのがありそうだけど・・・。
ご相談にのりまっせ、中川さん(←決して悪徳にあらず)。





イカ! イカ!!  イカ!!  
これもさっくりフウワリもちっとねっとり・・・。ああ、またまた、たまらん。





キスを出してくださる中川さん。若くて清潔感があって素敵ですよ。カウンターに立つ人はこうであってほしいです。





この時期は「たらの白子」がおすすめ。わが故郷福井では「だだみ」といいます。





最後のアナゴ。揚げたてをお箸でざくっと切ってくれます。なかからもわっと湯気が。はい、最初から最後まで茅場町の「みかわ」スタイルですね。
今回行って感じたのは、「みかわ」より、いくぶんふわっと感が強い感じです。「みかわ」のほうがよりよく揚がったで感じで、硬い・・・というか。
生粋の江戸っ子であるご一緒のマダムは「昔ながらの江戸の味わいで、すごく感動いたしまたわ」とのこと。
アナゴのあとは天茶でお腹一杯、シアワセ一杯。よかったよかった。




ミシュランにも混雑にも、変なブログ書く人(←私か)にも影響されず、このまま美味しい天ぷらを提供し続けてくださいませね。

2007年12月22日

ワケあって山形でふぐ三昧! お供はもちろんキュヴェ・ヨシコ!!




ワケあって、山形でふぐ三昧しました。あわせるのは山形が日本に、いや、世界に誇るスパークリング“キュヴェ・ヨシコ”です。




場所は、山形市内の郷土料理店「やまびこ支店」。初めて訪れたのはかれこれ20年位前になるでしょうか・・・。大きな紫色の「あけび」料理が懐かしく思い出されます。山形の美味しい旬の食材を良心的な価格で出してくれるおすすめ店です。本日は、なぜか、ふ・ぐ、ふ・ぐ、ふぐ三昧~!





この看板が目安。ここは山形だけど、ふぐちゃんは下関からやってきましたぁ。





ひゃっほ~~! 
I  LOVE  ふぐさし♪  WE  LOVE ふぐさし♪  
WE WANT FUGU! WE WANT FUGU!  
(WE WANT KISSの変形です。その世代の人だけわかってねーっ。ロック好きな私)





ふぐにはやはり良質のスパークリングがぴったりです。タケダワイナリーの「キュヴェ・ヨシコ」をあわせましょう。ヴィンテージは若さが残る2003年。クリスピーな舌触りと長いビン熟のシュール・リーから来る滋味豊かな旨味が、ふぐの繊細な味わいを引き立ててくれますぅ。ああ、もう、身もだえ。





皮がまた美味しいのっ。私は、ここに、青ねぎをどっちゃりかけてポン酢をかけて混ぜ混ぜして食べるのが好き。美肌のモトです。うひひ。





唐揚げ。鳥じゃないのよぉ。ふぐなのよぉ。食べ応えありです。ふぐのクリスマスって感じだな、こりゃ。うひひ。また、身もだえ・・・。





「キュヴェ・ヨシコ」のほかは「クーレ・ド・セラン1990年」と「シャトー・グリエ1983年」。す、すごい・・・、ラインナップ。唐揚げとの相性は最高ですがな。とくにグリエは、もうなんだか、化け物みたいになっている。大当たり!!





クーレ・ド・セランはラベルがなかったので、キャップの証拠写真。






この日一緒に出していただいたのが、このお魚。なんだかわかりますか? そう、「はたはた」です。ものすごい「子」を持っていてぷりぷり。大きいこと。これがホントの「はたはた」なんですねぇ。香ばしくって美味しい。





最後はお雑炊。ああ、ふぐでお腹一杯って、なんてシアワセなんでしょう。ふぐを食べに山形まで来てね・・・とはさすがに書けませんが、とにかくここ「やまびこ支店」さんは、おすすめのお店です。ご来店の価値ありですよ。


やまびこ支店
山形市七日町5-10-36
023-642-4833



2007年12月24日

山形庄内、超話題の店、アルケッチャーノを知っているか!?




山形、庄内のイタリア(創作)料理レストラン「アルケッチャーノ」。いま、さまざまなメディアに取り上げられている超人気、超話題の店です。話題の理由は奥田オーナーシェフの「地産地消」をベースとしたクリエイティヴな料理。地元で生まれ育ったシェフのアイディア満載の料理を求め、いまや、全国から美味しいもの好きが集まってくる有名店となりました。
今ほど話題になる前に、一昨年前かな、一度うかがったけれど、なんと「地元の川藻がはいった水」を出されて驚いたもんなぁ。そのまま飲めと・・・。いや、すごく美しい、天然ミネラルウォーターでしたが・・・。ありゃ、驚いたよぉ、ほんと。あと、新鮮な熊もでた。熊。リゾットで・・・。ベア~。庄内の。
さて、今回は、何が出るやら・・・。ドッキドキ。
せっかくなので、たくさん出たお料理ぜ~~んぶ載せちゃいます。




居ぬきで買った店舗。カントリ~な雰囲気です。入り口には湧き水が。





「アルケッチャーノ」とは、あんなところに、お店があるけっちゃーのぉ・・・からつけた、造語です。イタリア語じゃあないんです。





ほんわりと暖かい雰囲気の店内。黒板にぎっしり書かれたメニューが、ムハ~~、おいしそう。スパゲッティーやピッツァ、庄内牛のステーキなどなど飾らない料理が並びます。こういう店、家の近所にあったら、いいなぁ。





ワインは、山形産のもののほか、イタリアものが充実しています。このページは発泡酒。もちろん「キュヴェ・ヨシコ」もありますよ!!





本日はランチなので、淡いピンクのスプマンテ「ベルルッチ」でいきます。ほんのり桜色がとてもきれい♪





地元産の白身魚「いしなぎ」のカルパッチョ。こりっとしています。





「わらさ」のカルパッチョ。ハマチの子どもです。
カルパッチョはオリーブオイルの香りがはっきり感じられるスタイル。





庄内牛のタルタルステーキ。噛み応えあり。たぶん自家製のパン。このパンが美味し~い♪





もちろん、地元産の野菜たち。シーザーサラダ。なんてことないけど、こういうものが美味しいっていいね。





ぷりぷりで子を一杯はらんだ「はたはた」と山形名物赤ねぎ。赤ねぎは生だとピリッとからくてエシャロットのような味。好きです。





鹿肉のカルパッチョ。うっほ~~、なんかイタリアっぽいぜぇ。





ふぐのリゾット。贅沢。





「ノド黒」のアクアパッツァ。こんなにかわいいノド黒。これまた贅沢。でもこのあたりで結構お腹一杯。





自家製ピッツァ。庄内蕪がびっちり。美味しい。パンとかピッツァとか粉もんが美味しいおます。





さてこれなんでしょう。こ、こわい。
さっきの白身のカルパッチョ「いしなぎ」のあたまぁ~~~。
なんか、仮面にみえるぅ~~~。
どうやらでっかい「こち」みたいですな。





羊のレバー・・・。ルッコラ添え。はぁはぁ・・・。





庄内豚と庄内蕪のロースト。ぜいぜい・・・。





ドルチェ(イタリア語でデザートのことですよ)は、新しく出来たお隣の「イル・ケッチャーノ」で。ネーミングが面白い。たぶん次は「ウル・ケッチャーノ」「エル・ケッチャーノ」「オル・ケッチャーノ」が出来るんではないかとの推察あり。宿泊施設も作って「ネル・ケッチャーノ」もありか。





お菓子がずらり。軽い味わいです。





食後、奥田シェフがワイン倉を見せてくださり、これ知ってる?と手に取ったワイン。「トレッビアーノ・ダブルッツォ」。ヴァレンティーニさんが造るこのワインは、なんでも超希少価値が高いらしく、マニアの間で話題なのだとか。仕入れでも9,000円・・・。あ、書いちゃった。ごめんなさい。店売り価格は違うはず・・・。




私たちは超スペシャルランチで、お腹が一杯でしたが、スパゲッティやピザなど簡単なものも注文できます。次回、機会があれば、そっちをゆっくり食べたいな。でも、堪能しました。
地産地消、バンザイ!  
山形、バンザイ!!

ワケあって・・・じゃなく、これは妥当な、山形で米沢牛すきやき。




再び山形から。山形は牛肉王国。本日は米沢牛で山形流すき焼きです。




お肉は、米沢が誇る「登起波」から。赤身好きの私でもおいしくいただける旨味がギュギュッのお肉です♪
すき焼きは関西風と決めている私ですが、郷に入れば郷に従えで、山形流でいただきましょう。「登起波」特製のちょっぴり味噌が混じる割り下を使います。





うれしいのが山形ならではの「豆もやし」。さくさく、こりっとしていて、なかなか美味。東京では手に入らないのが悲しい。





合わせるワインは、マルク・ブレディフの「ヴーヴレー」なんと1986年。うわ~~~ん、うれしいよ~~ん、ロワール大好き。ヴーヴレー大好き。とくにブレディフ、超好きぃ~~(涙)。それも1986年なんて。涙なくしては飲めません。果実味と繊細な酸味と優しいアルコールがとろとろに溶け合って、甘くない蜂蜜のような味わい。ああ~ん、とろけるうぅ。





赤はアラン・ヴェルデ社の「オー・コート・ド・ニュイ1996年」。これまた優しくなめらかで繊細。でもしっかり旨味があります。うう~~ん、シアワセちゃん。





鍋を温め、牛脂からしっかり脂分を出したら、斜め切りしたねぎをたっぷり並べ、その上にお肉を並べます。その上から秘伝の割り下を注ぐ。ちょっぴり甘味のある、でも、いやみのない割り下で、極上の味わいでした。






登起波
http://www.yonezawabeef.co.jp/yonezawagyu.html
お肉の通販もやっています♪


2007年12月28日

越前ズワイガニと越前セイコガニ VS 南三陸・牡鹿半島の生牡蠣




とある日曜日。越前ガニと越前甘エビ&ガザえびとすき焼きと南三陸からの生牡蠣を昼間から夜中まで食べ続け、ワインと日本酒を飲み続けましたー。ああ、体から磯の香りがぁ~~。




極上の「越前セイコガニ」。ズワイのメスです。これは一杯3,000円也。食べるのが面倒だけど、やっぱり、手でバリバリむしりながら食べるのが美味しい。内子とか味噌とか、うふ、もう、最高。お酒は福井の田嶋酒造「蟹至福」です! 蟹の繊細な甘味と旨味を引き立ててくれます。お酒の詳しい情報は1月のALL ABOUT日本酒サイトに記事アップします。みてね。





こちらは「越前ズワイガニ」。皇室献上の極上もの。市場価格3万円也~。その身は瑞々しく甘い。そしてでっかい!! 甲羅についた黒いプチプチがいいものの証拠。





船上で急速冷凍したぷりぷりの「越前甘エビ」と「ガザエビ」。ガザは今の時期しか取れない希少価値の高いエビ。上手に冷凍されているので甘いです。でも、やっぱ、福井でとれとれを食べたいよね~~。





正しい「越前セイコガニ」の食べ方伝授教室の生徒さん。・・・な~~んちゃって。ご一緒に蟹&エビ&すき焼きを楽しんだメンバー。でも、福井の蟹はわたしと一緒に食べないとおいしくないのよ。ご興味ある方、お誘いくださいませ~~~。どこでも講師が出向きます。





こちらは宮城県牡鹿半島から届いたとれとれの生牡蠣。松島の牡蠣は身が薄いところが好きなんだけど、これは、松島ではないんだな。結構なボリュームがあります。殻を開けるのに一苦労。でも、食いしん坊魂はその苦労をものともせず、しゃかしゃかと開け続けました。もう開けるのプロよ。
新鮮そのもの。ぷりぷりのとろとろのさくさく。レモンをかけるのが一番シンプルで美味しいけれど、レモン&オリーブオイル&黒胡椒もいけます。お試しあれ。





牡蠣に合わせるのは、宮城の銘酒、佐浦の「ひらの」。山廃純米大吟醸。山廃で純米で大吟醸・・・。ふ~~む、名前だけ聞くと濃いのか華やかなのかあっさりなのかよくわからない感じだけど、さすが佐浦さま、山廃らしく落ち着いた旨味と上品な吟醸香がバランスよくすいすいと飲める味わいでした。2007年はじめて発売したもので、なんと2000本のみの限定品。1年半の熟成なのだとか。すごいね。完売なので来年お楽しみ。




ああ~、海の幸、満喫の一日。福井の蟹は短い間の季節限定です。年明けから美味しくなるのが「ズボガニ」。脱皮したばかりの「ズワイ」。殻から身がズボッと抜けるので食べやすいし、本当に瑞々しくておいしい~~~です。茹でた手がおすすめ。お試しあれ~~。

2007年12月30日

なに! ミシュランガイド“FUKUI版”2008だと?




いやぁ、とうとうミシュランも、我がふるさと福井バージョンを出しましたかぁ・・・。さすがじゃのぉ。




どうじゃ。すごいじゃろぉ~。
MICHELIN・FUKUI 2008。
ん?
ん?
ありえない。
ありえないよね。
実はこれ、私の同級生、塚本君が福井市内でやっているお店「ブルー・ライト・カフェ」のクリスマス&ニューイヤーカードなのでしたぁ。
でもすごいいけてませんか?
最初、ミシュランからカードがきたのかと思ったよぉ。
・・・ということで、本家ミシュランとは、全く関係ございませんでした。
失礼。





このお店、年中無休でやっています。
ビールもワインもカクテルも日本酒もどんなお酒も置いてありますし、
チーズのプロが美味しいチーズを出してくれます。
お近くにいらしたら、ぜひ、お立ち寄りください。
お待ちしてます♪

BLUE LIGHT  CAFÉ (ブルーライトカフェ)
福井市中央3-13-11   
電話  0776-23-3700





さて、今年もそろそろ終わり。
2008年はますます良い年になりますように。
ますます、美味しいものにめぐり合えますように。
皆様も良いお年を。
2008年にまたお目にかかりましょう。