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中日新聞は「クジラ食害論」を信じているのだろうか
クジラ・イルカ・捕鯨
[ koimo0072 ]
2009/5/26(火) 午後 7:38
私自身の午後 6:23分のコメントに補足しておきますと、先の鯨研による「単位食肉生産あたりのCO2排出量比較」は第一発見個体を追跡して捕獲しなければならないランダムサンプリングの縛りがあり、SS等の妨害によって無駄に大きく迂回航路をとったりしなければならない「調査捕鯨」ではなく商業再開時のCO2排出での比較をするべきだったと思ってます。kknekoさんのブログだと鯨研の試算には大いに異論があるようですが、本来鯨肉生産を第一義としない調査捕鯨と商業畜肉を比較するのは鯨研の間違いですし、nekoさんの試算根拠である「4億円」に関しては上に書いた迂回等考慮しても幾らなんでも多過ぎると思いますが、この金額に関していつも言われる「利権」「予算ぶん捕り」が出ないのは不自然ですねぇ...
また、朝日新聞か答えた水産庁関係者の錯誤の可能性もあると思ってます。
中日新聞は「クジラ食害論」を信じているのだろうか
クジラ・イルカ・捕鯨
[ koimo0072 ]
2009/5/26(火) 午後 7:01
もう少し言っておくと、畜産での環境負荷対策を
幾つか紹介されてますが、それらを全世界的に導入するコストと時間を考慮し、また減衰確実な化石水資源とこれまた環境負荷の高い肥料とリン鉱石を「湯水の様に使い続ける為のエクスキューズ」
「環境に負荷を掛け続けても畜肉消費を続けたいという本音隠し」には貴方が自分自身で書いた、
>クジラを殺す理由が作れるならば、何でも利用しようという
と同根の倣岸さをお感じにはならないんでしょうか?
私には貴方達の「鯨守る為だったらナニを言っても構わない」という思考がいつも透けて見えてしまいますし、「捕鯨以外でも何とかなる」とは言いつつ
「どうしても捕鯨だけは食糧生産から外さなければならない理由」は言えない浅ましさも見てしまいますが・・・
中日新聞は「クジラ食害論」を信じているのだろうか
クジラ・イルカ・捕鯨
[ koimo0072 ]
2009/5/26(火) 午後 6:48
↑のFAO報告書をよく読んでみましょう。
畜産の影響が温暖化ガスだけなら貴方の紹介なさってる方策が講じられる事で改善は期待できるでしょうが、実際は畜産での影響が最も「海洋生態系」を
破壊してる、という現実があります。
つまり漁業資源の減衰を「禁漁」などという元も子もない愚策で解決するよりも畜産による環境破壊の低減に真っ先に手を付けなければならないのがお分かりになる筈です。
>クジラを殺す理由が作れるならば、何でも利用し
>ようということなのか(原発推進にも似ている構図)。
などと言いつつ、畜産を減らせと大騒ぎはしないのに専用の資源管理方式があり、充分持続可能な利用が可能な鯨を「殺させない理由」ばかり探して肝心の「持続可能であっても捕鯨をしてはいけない理由」は一切口にできない貴方達自信についてはどうお考えでしょうか?
私が示した幾つかのリンクを御覧になれば可能な限り陸上での食糧生産は抑え、その代替として未利用資源を含めた海洋資源利用を拡大する以外無いのが
御理解頂けるかと思います。
そしてそこから持続利用可能な範囲の鯨類を外す理由が無い事も。
中日新聞は「クジラ食害論」を信じているのだろうか
クジラ・イルカ・捕鯨
[ koimo0072 ]
2009/5/26(火) 午後 6:34
>「二酸化炭素排出削減」のために鯨肉利用というのは、あまりにも我田引水のレトリックだ。
コレは反捕鯨さん達が勝手に先回りして言ってるだけですよね。鯨研が言ってるのはあくまで単位食肉生産あたりのCO2排出量が少ない、という事ですし、特に日本の様な穀物飼料輸入大国に於いては先のノルウェー研究などよりもより多く、より遠くからの「単位食肉あたり」7倍から11倍もの飼料輸送分の燃料が掛かってきますし、その飼料用にも除湿空調電力も陸上輸送燃料も掛かりますから鯨肉より
条件は良くありません。
そして反捕鯨さん達が最も見たくないのが畜産の
「温暖ガス以外の環境破壊効果」ですね↓
「牛が環境への最大の脅威FAO報告」
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/agrienvi/06121301.htm (また続きます)
中日新聞は「クジラ食害論」を信じているのだろうか
クジラ・イルカ・捕鯨
[ koimo0072 ]
2009/5/26(火) 午後 6:23
>発展途上国の食料問題を解決するのはイモだとさ
れ〜
御自分でも書かれてる様に現在農業用水資源の確保が食糧生産の最大課題です。高蛋白の芋も結構ですがあくまで作付け可能な、という前提の下でのカードでしかありませんし、その為に無理な開拓を行ったり、希少なリン資源を高コストで肥料転用したり
などという回り道をするより新たな漁業資源・海域開発で効率的に蛋白源を得る道を何故考えないのでしょうか?以下参考までに。
枯渇する水資源
http://wwwsoc.nii.ac.jp/james2/archive/MR070329/mc070329kimot.pdf
「オーストラリア人は鯨肉を食べろ」
http://www.nagaitosiya.com/a/whaling.html
中日新聞は「クジラ食害論」を信じているのだろうか
クジラ・イルカ・捕鯨
[ koimo0072 ]
2009/5/26(火) 午後 6:09
鰯の漁獲分を減らし、その他現在未利用な資源利用を開発するか、利用可能な鯨資源で穴埋めをするか
という方向で総合的な食糧生産量を「減らさない」
方向に考えなければ全く意味がありません。
>タンパク源として魚類・鯨肉に期待しても、既に
>資源量に余裕はなく、非常に限定的なものとなるだろう。〜
現在未利用な海洋生物資源は漁獲総生産の数十倍はあると言われてるのを御存知ないんですか?
中でも頭足類資源はそれだけで全人類を養って尚余りある、と言われています。それ以外でも直接食するとワックス成分で下痢を起こしたりするような
中深海性魚類などを脱脂加工すれば陸上資源への無理な負担無く蛋白源を得る事が可能です。
(また切りますね)
中日新聞は「クジラ食害論」を信じているのだろうか
クジラ・イルカ・捕鯨
[ koimo0072 ]
2009/5/26(火) 午後 6:01
局地的な漁獲競合を除けば所謂「食害論」は大袈裟に喧伝されてる、という事には完全に同意した上でいくつか。
先ず、水産庁・鯨研が「食害論」を大きくアピールしなければならなくなったのは「やむを得ず」だったと思いますが。
普通に食料資源利用の為に商業捕鯨したいのに宗教がかった一部の人達と、その人達の金と票目当ての海外政治家・団体が理屈にもならない理屈で捕鯨をさしとめようと(するフリ)してるから、「食害」を押し出したんじゃないかと。これは「食文化」も同じですが。
>官僚のレトリックは解釈が困難だが、「可能性が
>あるらしい」などと、わざとあいまいな表現で、
局地的な競合可能性すら無い、なんて事はありえませんよ?
それにサンマ鰯等現在漁業対象にしてる魚種だけに
その競合可能性を見たがるのは反捕鯨さんだけでして、現在未利用な魚介資源への影響を知る事は重要な筈ですが・・・?
鰯が回復しない⇒じゃあ禁漁にしよう。では問題解決には繋がりません。(一度切りますね)
サイエンス誌2月13日号に「クジラ食害論」を否定する論文が出た
クジラ・イルカ・捕鯨
[ koimo0072 ]
2009/5/26(火) 午後 5:16
>それに対して漁業モラトリアムを実施すると、バ
>イオマスはなんと 442% の増加となる。
コレは直裁に言って実現不可能な愚案愚作でしかありませんね。「アフリカ北西岸での鯨根絶」を漁獲
UPの為に鯨研が主張してるというのならばそれは問題ですが、そこでの「ホットスポット」で適切に鯨類を排除できた場合に漁獲が増やせるのは事実です。この「排除」には鯨類による漁具破損防止と破損漁具の鯨肉による補填、が占める割合が大きい。
実際に日本の沿岸歯鯨対象に行われてる事と同じですね。
アフリカ北西岸の漁業が欧州等大手資本によるものならばまだ理解できますが、あまり裕福でない地元諸国に上記方策を講じる事も無く漁業モラトリアムを押し付けるのならば文字通り「人を餓えさせてまで資源(主目的は鯨?)を守る」という愚策中の愚策ですね。また一度切ります。
サイエンス誌2月13日号に「クジラ食害論」を否定する論文が出た
クジラ・イルカ・捕鯨
[ koimo0072 ]
2009/5/26(火) 午後 4:59
局地的な漁獲競合を除けば所謂「食害論」は大袈裟に喧伝されてる、という事には完全に同意した上でいくつか。
先ず、水産庁・鯨研が「食害論」を大きくアピール
しなければならなくなったのは「やむを得ず」だったと思いますが。
普通に食料資源利用の為に商業捕鯨したいのに宗教がかった一部の人達と、その人達の金と票目当ての海外政治家・団体が理屈にもならない理屈で捕鯨をさしとめようと(するフリ)してるから、「食害」を押し出したんじゃないかと。これは「食文化」も同じですが。
>日本人一人当たり鯨肉消費量は30グラム程度
>で、「需要がない」 という批判に反論できない。
コレは絶対的な供給量が現状より増やせない以上反論する必要が全く無いものです。
無意味なモラトリアム継続さえなければ100グラム
程度と数字が変わってたでしょうけれどもね。
文字制限があるようなので一度切りますね。
ドイツ語:「定動詞と呼応しない代名詞 es」とは何だろう
ドイツ語勉強メモ
[ ドイツ語好きの化学者 ]
2009/5/25(月) 午後 7:36