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舛添厚労相:救急センターの勤務改善に言及

 全国の救命救急センターで労働基準法違反の可能性の高い救急医の泊まり勤務をしている施設が5割を超えていた問題に対し、舛添要一厚生労働相は26日の閣議後会見で「よく認識している。(改善に向け)努力していきたい」と述べた。

 重症患者にとり「最後のとりで」になる全国の救命救急センターの55%で、睡眠が十分取れないまま患者に対応する救急医の泊まり勤務を、ほとんど労働する必要のない勤務とされる「宿直」として扱っていた実態が、毎日新聞の全国調査で明らかになった。舛添厚労相は「勤務条件をよくする努力や勤務医への直接的な支援をする一方、労働条件の改善もやっていく」と語った。【河内敏康】

毎日新聞 2009年5月26日 12時14分

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