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日本の新左翼勢力の最大党派の一つ。正式名称は「革命的共産主義者同盟全国委員会」で、略称は革共同。中核派というのは略称ではなく通称である。
学生組織として日本マルクス主義学生同盟・中核派、公然機関として前進社を有する。
機関誌として「前進」を発行している。
1963(昭和38)年までは「日本革命的共産主義者同盟全国委員会」(革共同)という組織だった。しかし内部での路線の食い違いが深刻化し、中核派と革マル派に分裂した。いわゆる内ゲバである。
こうして現在中核派は革マル派を「反革命」と定義し、激しく対立し合っている。
なお、中核派という呼称は、元・革共同の学生組織「マルクス主義学生同盟(マル学同)」が「中核」というパンフレットを発刊していたことにちなむ。
中核派には、生活保護や障害者手当(もちろん似非)で食べている人間も少なくない。その他には、地方公務員、特に教師や団体職員が多い。
反体制を標榜しながら、国の世話になる者が多い。存在自体が既に矛盾である。
一応、「国家に搾取された富を取り戻している!」というのが彼らの詭弁である。生まれてから、まじめに働き税金を納めた、という事例がどれだけあるのか定かではない。
最下層は、50を過ぎても就職も結婚もできず、最下級の鉄砲玉として、秘密基地と称するタコ部屋のような所を転々とする者。
最上層は、「指導者」と呼ばれ、うち一名が「最高指導者」である。
最高指導者は本多延嘉→清水丈夫、その他指導者は、北小路敏、秋山勝行、天田三紀夫、金山克巳、といった者たちが知られている。
なお、北小路敏の娘は慶応大学ヨット部に在籍し、アメリカ留学をしていたことが発覚、共産組織の最上層は大変よく儲かり、ブルジョアな生活を謳歌していることが判明した。
「平等」を標榜するはずの共産主義の実態は、資本主義以上の階級組織なのである。
中核派は、基本的には姑息な活動を旨とする。従って、白昼堂々と「中核派」の旗を掲げて活動したりは絶対にしない。彼らには、自分が中核派であることのプライドなどが無いらしい。
このため、人権、平和、といった、心にも無い綺麗事を掲げた「市民団体」を標榜し、集団活動をする。一般国民は騙せても公安は絶対に騙せないため、活動の度に公安に監視されることになる。
主には、反戦やら人権やらの集会を開いたりしている。反戦といっても、責める相手は日本とアメリカだけであり、支那の国防費が毎年二桁も伸びていても、これは無視する。
主な主張は次のとおり。
日本に核ミサイルを向けている周辺国ばかりの中で非武装中立などしたら、すぐさま他国の侵略を受けると見られ、国民は何も得をしない。
しかし彼らにとっては「革命こそが正義」なのであり、革命のために現政府が倒れれば、その手段は問わないということである。
自衛隊に反対なのは、「革命」に不都合だからである。
原発に反対なのは、日本が核燃料を持てば核武装も可能で、やはり「革命」に不都合だからである。
ところで、彼らは独島や釣魚台などと言っており、機関紙「前進」に書かれていることも確認された。これは、正体が疑われる恐れがある。
マスコミ等によって報道された公知のものを、一覧にする。
一部に「9条ネット」が中核派とする論があるが、この団体は「新社会党」系であり、中核派ではない。
彼らは、敵対勢力の「評判」を下げるための活動をしている。いわゆる「ネガキャン」である。
なぜなら討論では絶対に歯が立たないので、レッテル貼り、人格攻撃くらいしか、可能なことが無いからである。
これは今に始まったことではなく、日米安保の時代から何十年も続けていることで、進歩が無い。最近は使う道具だけはハイテク化し、主として「ネットサヨ」活動に専念している。
2008(平成20)年夏。秋の自民党総裁選で、麻生太郎が総裁になる可能性が極めて高くなった頃、中核派はこれを恐れた。
そこで、安倍晋三と同様、根拠は無いが統一協会を結びつけることとした。更に、日韓トンネル建設推進派、などのデマも流している。
麻生太郎が「アキバ系の2ちゃんねらーに好評」ということで、やはりエロ漫画家の「山本夜羽音」(別名、山本夜羽、玄田生、など)らが「アキバ系」を装い、プラカードを持って「反麻生」活動をした。朝日新聞系のスポーツ新聞、日刊スポーツが「本拠地でも、全員が味方とは限らなかった」などの反麻生記事を書いている。
彼らの発言や主張には、決定的なものが欠けている。それは「確実な情報源(ソース)」である。しかし、事実でないものにはソースが無い。
内容は面白いが、ソースが足りないため味のしない書き込みを見つけた時には、勝手にソース(事実)を掛けてあげると皆に喜ばれて嬉しい気持ちになれ、また中核派たちは悲しい気持ちになるだろう。
若い者でも中核派に染まる人が増えているらしい。アキバ系のオタク中核派も少なくないようである。
かつて「革命的非モテ同盟」なるアキバでのデモ活動があったが、背後に中核派がいた。
2005(平成17)年8月4日、東京都杉並区での「新しい歴史教科書」採用を妨害するため、平日だというのに朝から300人程度の自称市民団体の中核派や部落開放同盟などが区役所周辺に集合した。
そして区役所を取り囲み、教科書採択の妨害活動を繰り広げ、ビラ配りなども実行した。
そのうち中核派系の政治団体「都政を革新する会」事務局長の北島邦彦(45歳)が「暴行の現行犯」で逮捕された。人権、平和などと言っている団体が「暴行の現行犯」である。
この時、マスコミにより中核派である旨が報道されたことで、この教科書に対する反対活動をする者の正体が、人権やら平和やらとは無関係な、中核派であることが公とされたのである。
2008(平成20)年3月13日、府庁で、橋下徹知事が30歳以下の府職員約330名を集めて初の朝礼を実施した。
朝9時から実施予定だったが、「超過勤務」になるとして朝9時15分から開始となる。知事はこの点に不満を示し、「たかが15分。それならば、私語や喫煙は給料から減額する」(意訳)と表明、異論があるなら言ってくださいと述べた。
この時、女性職員(30歳)が立ち上がり、知事を「あんた」呼ばわりした上、「どれだけサービス残業やってると思ってるんですか!」「あなたのすることは逆のことばっかりや!」などと叫んだ。もちろん、これを聞いた府民は激怒、「民間なら当たり前や!」という、女性職員に対して批判が殺到することになる。
彼女は後にテレビの取材に応じ「みんな悩んで格闘している中で、上から現場の事を何も知らない知事が…」のように述べ、テレビ局員の「サービス残業は月にどれくらい?」という質問に毅然と「私はしていません」と述べた。
さてこの職員、調査により、中核派メンバーで、大阪府職員労働組合所属、本名は大石晃子であるらしいことが判明した。筋金入りの活動家であった。
実際に中核派であったなら、地方公務員法により、クビにしなければならない(詳細は過激派の項を参照のこと)。
ここ近年で、目下最大の敵は「新しい歴史教科書」らしく、新しい歴史教科書をつくる会の本部への放火活動や、採択を検討する自治体への脅迫活動、2ちゃんねるを含むインターネット上での工作活動などを熱心に行なっていた。
「たかが教科書作りの団体」が最大の敵とは、何とも小さい連中である。ゆえに、2ちゃんねらーに遊ばれたりもするのだが、昔の勢力が強かった頃の中核派を知っている人には恐ろしくて絶対に真似ができない事でもある。
ニートに弄ばれ、日本での居心地が悪くなるというのは、中核派にとって不快感はいかばかりであろうか。
そして近年、遂に国民が求める「NHKの代わり」となりうるテレビ局「日本文化チャンネル桜」が登場した。
中核派はこれを敵視しており、同様に2ちゃんねるを含むインターネット上での工作活動(主として胡散臭い噂を流す)などを熱心にしている。
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