新型インフル、7月にもワクチン量産可能か CDC
5月23日20時3分配信 CNN.co.jp
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は22日、新型インフルエンザ(H1N1型)のワクチンとして使えるウイルス株の候補を、ニューヨークの研究機関から受け取ったと発表した。早ければ今月中にもワクチン向けの株を選び、製薬会社に渡せるとしている。最短では6月中旬から下旬にかけて治験用のワクチンができる見込みで、7月には量産が可能になるとしている。
新型インフルエンザのウイルス開発に向けては、韓国・忠南大学の徐相熙教授が候補株を発見したと主張していたが、CDCの広報担当トーマス・スキナー氏は、徐教授の使った手法では有効なワクチンを製造できないと述べている。
候補株はニューヨーク医科大学の研究室が送付した。同大学でウイルスを研究しているドリス・ブシェール氏は21日、CNNに対し、候補となる4株をCDCに送る準備を終えたと述べていた。
ブシェール氏の研究室は過去5年間、季節性インフルエンザ向けワクチンのため候補株を提供してきた実績があるため、今回の候補株にも期待が寄せられている。
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候補株はニューヨーク医科大学の研究室が送付した。同大学でウイルスを研究しているドリス・ブシェール氏は21日、CNNに対し、候補となる4株をCDCに送る準備を終えたと述べていた。
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最終更新:5月23日20時12分
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